ヘルズ・ホワイト 永続魔法
自分フィールド上に光属性モンスターが表側表示で存在しない場合、自分は手札を公開し続けなければならない。相手のスタンバイフェイズ毎に、相手に700ポイントのダメージを与える。(アニメGXオリジナル:8月)
手札公開のリスクを負う代わりに、相手にバーン効果を永続的に発揮するカード。
一応手札公開は光属性モンスターを置く事で回避できるが、
実際はマンジョウメサンダーごっこをしたい人向け程度である。
毎ターン条件なしに相手にバーン効果を発揮するカードとして、『呪魂の仮面』や『拷問車輪』などが挙げられる。汎用性はこれらのカードに劣る為、玄人向けのカードと言える。これらのカードと比較した場合、以下のような違いがある。
○ダメージ量が多い
○対象モンスターをリムーブされる危険性がなく、また自分で除去する事もできる
○対象を取るカードへのカウンターされる危険性がない。
●ダメージ以外に効果を持たない
●条件付デメリット効果内蔵
特にシンクロ環境において、モンスターを対象に取る必要がないのはかなり大きなメリットとなる。
デメリット効果内蔵は、必ずしも不利にしか働くわけではない。1ターンあたりのダメージ量が驚異にはならない数値であり、デメリットまであるこのカードは破壊対象としての優先度が非常に低くなる。場合によっては伏せカードにすら劣る事もあるだろう。それ故に破壊が後回しにされ、気がつくとかなりのダメージが相手に発生している事もある。
手札が常にばれる為、『マインドクラッシュ』系統のカードに弱くなる。あえてそれを利用し、手札コストのあるフリーチェーンのカードを入れてみるのもいいだろう。ロック系カードを入れるタイプならば、『砂塵の大竜巻』も採用したい。ただしこのカードの発動後にそれらを伏せても、相手はまず引っかからないのには注意。処理の都合上コンボは不可能なので、『おとり人形』を狙ったりしないように。
『マテリアル・ドラゴン』には注意したい。対象モンスターが消える事で自壊するような事がない為、破壊に耐性のあるこのカードを倒す事ができず、延々ライフを回復される可能性がある。手札が完全にばれる為、『マテリアル・ドラゴン』に加えカウンター罠を多く採用されているともう手がつけられなくなる。
- 原作、アニメ、他作品において―
アニメ遊戯王GXの「万丈目VS明日香(2回目)」戦にて白の結社に洗脳された万丈目ホワイトサンダーが使用。4000ライフルールのアニメの世界で毎ターン600ダメージを与える強力なバーンカードとなった。「説明すると負けフラグ」を、万丈目の手札を確認した明日香が見事に示してくれた。
最終更新:2008年10月08日 21:08