《ミラクル・コンタクト》

ミラクル・コンタクト  通常魔法
自分の場か墓地から融合モンスターカードによって決められた「E・HERO ネオス」を含むモンスターをデッキへ戻し、エクストラデッキから融合モンスター1体を特殊召喚する。(この特殊召喚は融合召喚扱いとする。)(アニメGXオリジナル:8月)

コンタクト融合用の『ミラクル・フュージョン』となるカード。
致命的な欠点である召喚条件の難しさが大きく緩和される。

『E・HERO ネオス』は多くのサーチカードを持ち、直接墓地へ落とせる『E・HERO プリズマー』や『ヒーローマスク』により墓地に落としておくのは極めて容易い。またネオスペーシアンも『コンバート・コンタクト』などのサポートにより、簡単に墓地へ溜める事ができる。今まではネタのレベルでしかなかったトリプルコンタクト融合体が手札1枚で出てくる為、ネオスデッキだからともう油断する事はできない。

このカードの汎用性を上げる為に、ネオスペーシアンはできる限り採用しておこう。特にシンクロによりいきなり大物が出る今の環境、手軽に高パワーを得られる『E・HERO フレア・ネオス』でさえも馬鹿にする事はできないのだ。

名称が名称なので勘違いしやすいが、通常の融合モンスターも出す事ができる。残念ながら『E・HERO ネオス』を素材として指定する融合モンスターは『レインボー・ネオス』の1体だけではあるが、それでもこのカードを手札1枚で出せるというのは覚えておこう。

『レインボー・ネオス』とコンタクト融合を狙った夢のデッキも構築が可能となる。『究極宝玉神 レインボー・ダーク・ドラゴン』を墓地へ落とすための『終末の騎士』によって『クロスポーター』を落とせば即座にネオスペーシアンをサーチする事が可能。『レインボー・ネオス』を止められたら勝利手段がほぼ消え去った従来のデッキに比べ、必殺率こそ下がるが安定性の面では大きく向上するだろう。

『E・HERO プリズマー』+『ラス・オブ・ネオス』からの蘇生による攻撃が、コンタクト融合になる事で破壊力が劇的に上昇する。『E・HERO エアー・ネオス』あたりを繰り出す事ができれば、一撃必殺も夢ではない。『E・HERO マグマ・ネオス』ならば、余った手札で攻撃力を大きく補強でき、『冥府の使者ゴーズ』の対策にもなる。

  • 墓地融合なのでやはり対象を取らない。しかし『E・HERO ネオス』を必ず使用する必要がある為、他の墓地融合カードに比べ妨害を受けやすい。『レインボー・ネオス』メインで狙うならば『ロウ・ブレイク・フュージョン』で万が一の際に他のモンスターに鞍替えしたほうが安全か。

  • コンタクト融合が融合召喚なのかは具体的には不明なので、ややテキストが曖昧。一応『キメラテック・フォートレス・ドラゴン』が自身の召喚素材にできない事や元祖テキストが「融合召喚」と書いてあるのでこのテキストになっている。仮にコンタクト融合系列の融合を「融合召喚」とは呼ばない裁定が降りた場合でも、例外的にこのカードはコンタクト融合体を出せるものとする。


  • 原作、アニメ、他作品において―
    遊戯王GXの「十代VS斎王(2回目)」にて十代が使用。『愚者の種巻き』によるデッキ破壊を逆に利用し、『E・HERO マグマ・ネオス』を特殊召喚した。
    また、最終話の「十代VS遊戯」にて再び十代が使用。やはり『E・HERO マグマ・ネオス』を特殊召喚した。
最終更新:2008年10月08日 21:08
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