明治書院『精選新国語Ⅱ古典編』平成七年

○方丈記 
ゆく河の〜夕べを待つことなし
ここに六十の露〜情を養ふばかりなり
○平家物語
祇園精舎の〜心もことばも及ばれね
今井四郎、木曽殿〜粟津のいくさはなかりけれ
西の山のふもとに〜泣く泣く御見參ありけり
○枕草子
春はあけぼの〜灰がちになりてわろし
木の花は〜あふもをかし
ありがたきもの〜末まで仲よき人難し
御乳母の〜え行くまじけれ
文ことばなめき人こそ〜人わろきなるべし
○大鏡
寛和二年丙戌六月二十二日の夜〜守り申しける
帥殿の〜臆せられ給ふなんめり
○源氏物語
いづれの御時にか〜かしづき給ふこと限りなし
日もいと長きつれづれなれば〜帰り給ひぬ
○更級日記
あづま路の道の果てよりも〜うち泣かれぬ
いと暗くなりて〜人も訪ふなり
かくのみ思ひくんじたるを〜まづいとはなかく、あさまし
○俳諧
芭蕉
蕪村
一茶
○去来抄
行春を近江の人と惜しみけり
岩鼻やここにもひとり月の客
○日本永代蔵
世界の借屋大将

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最終更新:2016年06月02日 21:40