[JAXB] JAXBとは
(The Java Architecture for XML Binding)
[[JAXB]]はJavaの世界でいわゆる“標準”となるべく開発されているデータバインディング
JavaのさまざまなAPI同様、仕様がJCP(Java Community Process)で決められ、
参照実装(RI:Reference Implementation)がサン・マイクロシステムズからリリースされている。
JAXBはXMLドキュメントを読み込み,対応するJavaオブジェクトを生成する。
また,JavaオブジェクトからXMLドキュメントを作成することも可能。
ただし,オブジェクトを生成するには,クラスの定義が必要となる。
Javaのオブジェクトに対するクラスの関係は,XMLドキュメントに対するスキーマと同じになる。
つまり,XMLドキュメントの中でどのようなタグを使用しているか,属性は何かなどを定義しているのがスキーマである。
スキーマにはXML Schemaが多く使われる。
JAXBは,このスキーマからJavaのクラスを生成する。また,Javaのクラスからスキーマを生成することも可能。
これがJAXBの名前になっているバインディングである。
XMLからJavaオブジェクトを生成するのはアンマーシャリング(Unmarshalling),
JavaオブジェクトからXMLドキュメントを生成するのはマーシャリング(Marshalling)と呼ぶ。
最終更新:2011年03月25日 13:48