感想返し(2011年9月-10月)


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※行数を節約するため、作中に直接関連しない部分について削除・省略・改行減らし等を実施しています。
※省略部分に関しては“(省略)“と記述しています。

2011年


09月

  • [2011年09月02日01時29分]
(省略)
こんばんは、久保田様!頭と書いてヘッドと読む。台風がぐんぐん近付いてくる昨今、いかがお過ごしでしょうか。ミュウツーについて。ミュウツーと遭遇したとき、わたくしの手元にはすでにマスターボールがありませんでした。どこで使っただろうか。そうだ、コイキングに使っていた。わたくしのパーティーはリザードンが無双をしていたので、いや本当に強い、単独でジムを陥とすリザードンさん、まじパねえす……とにかくそんな感じだったので、マスターボールと言われてもぴんと来なかった。そこで最強のコイキングを育ててみようという話になり……いまだコイキング!はねろ!ぽよよん。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
ちなみに玄人の方は、むしろミュウツーにマスターボールを使わないそうな。話せば確実に戦えるので、逆に難易度が低いそうで……奥が深いですね。
さて、話は戻ってヘッド。全部おれでレボリューションすると、みんな頭になりたがる。頭=指揮官だから……というのも理由のひとつです。全員が全員「おれのほうがうまくやれる」と考えるわけですね。もうひとつの理由は、快適だから。構造上、ヘッド担当は胴体に乗るだけなので、熾烈な縄張り争いと無縁でいられます。いちばん可哀相なのはボディ担当で、ヘッドに乗られて、なおかつライトハンド、レフトハンドからの侵略におびえながらシナリオを遂行せねばなりません。火口のひととかまくらのひとは暇さえあれば喧嘩をはじめてしまうので、山腹のひとが仲立ちすることでバランスが保てる……予定でした。
さてさて、とうとう子狸が出撃しました。レベル4は強いぞ、どうするポンポコ。はたして主人公としての面目は保てるのか?というところで次回。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月02日18時31分]
(省略)
こんばんは、マイマイY@様!台風がやって来ますね……がくがくぶるぶる……小さい頃はそうでもなかったのですが、この歳になると無駄に知識を蓄えてしまって、家がつぶれたらどうしようとか考えてしまいます。そういうときは、サイクロンつながりでひたすら掃除機のことを考えるといいのだとか。さいきんの掃除機はハイテクじゃのう……というか……こいつ、動くぞ……!の、ゴールデン(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!陸ガンガー!(ゲキガンガーより)
さて、子狸のターン。はたして子狸は活躍できるのか?たぶん、できます。ただ、「それでも仙道なら……仙道ならきっとやってくれる……」という性質のものにはならないかと。たぴ岡は結果も過程も両方を大事にしたいので、足掻いて足掻いて汗まみれになって、それでも駄目というのが好きです。だから、とことんまで子狸を追い詰めてみたい。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月03日18時46分]
(省略)
前☆略
こんばんは、ナカモト工事様!やっと定例会議の伏線を回収できたよぉぉぉおおお!嬉しい……もっすもっす……。今週はまた暑くなりましたね~……わたくしは寒いより暑いほうが好きなのですが、まさかの残暑ブーメランにくたくたです。あずきバーが食べたい。いやいやピノも捨てがたい。やだ、もうすぐ夕飯……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!

定例会議自体が当初の予定にはなかったイベントなので、これはいい機会とばかりにいろいろと仕込んでおきました。議員たちのナンバリングはこんな感じ。
01、てふてふさん
02、庭園
03、山腹→お屋形さまに「な、なにをする!」される
04、火口
05、かまくら
01のひとがなかなか出てこなかったからバレバレだったかもしれませんね。第二の聖☆剣の登場で、まず間違いなくバレると思ったので、一気に黒てふてふ登場まで駆け抜けました。本家てふてふさんがモンシロチョウだとしたら、黒てふてふさんはアゲハ蝶。全部おれ定例会議の司令を務めるくらいなので、旅シリーズで忙しくなった本家に代わってライフワークを担当していたコピーです。秘密結社ライフワークはオリジナルに取って代わろうしていて、そのために精霊の宝剣が複数あるという設定をねつ造しました。そして本人も忘れているかもしれませんが、羽のひとは「光の精霊に言われて」勇者さんについているという設定なので、第二の聖☆剣が存在し、その保有者が魔軍☆元帥である以上は、「火の精霊に言われて」魔物に付き従う妖精がいても良い……というのが黒てふてふさんの描いた画です。まあ……そもそも聖☆剣自体がねつ造されたものなので、どうでもいい話ではあります。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月03日19時16分]
(省略)
こんばんは、ピリピリ様!いえいえ、呪いなんて迷信ですよ。わたくしは部屋で休ませてもらいますね……。……ふう。おや、これは……ま、まさかこの事件を起こしたのは……ん?なんの音だ?なんだ、猫か。おいでおいで……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
子狸バスターはやりすぎたのだ……機能停止した港町を見て、子狸の中で何かがキレたようです。そう!さいきん忘れかかってたけど、わたくしはべつに子狸のボケを書きたくて、しいて(略)というお話を書いているわけではありませんことよ!本当にあぶないところだった……長い夢から覚めた気分だぜ……。まあ……シリアスな展開はたぴ岡にとってコメディの一部でしかないんですけどね……。
黒てふてふ登場で、ますます劣勢に追い込まれる勇者一行。戦いは、まだはじまったばかり……!どーん!てなことにならないよう、がんばります!
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月03日21時52分]
(省略)
来ちゃいましたよ、黒妖精!やっぱり騎士と妖精のコンビは外せなかった……これも運命なのか。ピノが食べたい……けど家にない……コンビニまで買いに行くのもしんどい……宅配サービスは便利だけど服を着替えるのがめんどい……次代の天下をとるのは小型ロボットによる宅配サービスだな。間違いない。そのとき日本の経済社会は大きく揺らぐであろう……たぴ岡の大予言。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)……あ、もう言っちゃった……たぴ岡です!こんばんは、マイマイY@様!
コイツも亜種ですよ!羽のひとの芸風の広さを見せつけるように……黒てふてふ登場。羽のひと(オリジナル)は他のひとたちみたいにふらっとどこかへ行ける立場じゃないし、かといって王都のひとみたいにステルスしてるわけでもないので子狸の面倒も見なくちゃいけないしで、完全にライフワークを放棄してきたひとです。黒てふてふの憤りは深い……。前回のパートで、おれ革命は分身魔法だと成立しないというお話をしましたが、それと同じことが起こっているわけです。オリジナルは、いま自分がいちばんやりたいこと、やらなきゃいけないことを自分自身で片づけようとするので、あとに残されたコピーはストレスを抱えて生きていくしかありません。これまでは「オリジナルが満足すれば次のコピーも同じ記憶を持って生まれる」ということで納得していましたが、これが最後の旅シリーズとなると事情が変わってきます。作中で子狸編が「最後の旅シリーズ」だと明記されることはまずありませんが、子狸の護衛を務めている王都のひとが、謎の覆面戦士ルートやら魔王の腹心ルートを歓迎しているふしがあることは確かなことで。それは何故かというと、いちばん危ないのは魔物ではなく凶器を持った人間だから。でもアレイシアン嬢を勇者に仕立て上げた主犯は王都のひとだよね……というのが、今後のストーリーに大きく関わってくる部分です。うまく書ききれるといいのですが。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月03日22時37分]
(省略)
こんばんは、末摘花様!ピノが食べたいと思って台所をうろうろしていたら、冷凍庫の奥にアイスモナカの影……!モナカおいしい!なにこれ、ピノ欲が浄化された……!冷たいチョコが食べたいんだと思ってた……でも違った!バニラ欲だった!人間には百八の煩悩があるのだとか……それをお祓いするのが除夜の鐘で、だから百八回ぶん鐘を打つんだよという豆知識をけっこう前に耳にした覚えがあります。そのとき、わたくしは百八も煩悩はねーよ……と鼻で笑ったものですが……百八の某脳は……あるっ……と断言せざるを得ない。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!バニラ!バニラ!
さて、むさぼるようにアイスモナカを食べきったわけですが……たとえば、ここにきれいなたぴ岡が二人いたとして、たったひとつのアイスモナカを目の前にしたとしたら、そこはきれいなたぴ岡ですから、バニラ欲を自覚しつつも、いやだからこそお互いに譲り合うことでしょう。隣人愛ですね。けど、それも「欲」です。違う人間同士なら、互いのバニラ欲を競い合ってどちらが上か決めるという選択肢もありますが、完全に同一の個体ですと、それすらままなりません。庭園のひとは「けっきょく役割が違うのだから同一の個体というのはありえない」と考えて奥の手(時限式の伝播魔法)をひそかに仕込んでいました。あれは定期的に停止信号を送らないと自動的に発信されるメッセージのひとつです。スパイ映画なんかだとよく見かける手ですが、じっさいにやられたら手の打ちようがない方法だと思います。たぶん何かしら致命的なミスでもないと無理でしょう。
まだだ!まだ子狸は落ちておらんよ!魔物たちは子狸が何か仕出かすたびに暴走だの野生化だのと囃したてますが、この状態のバウマフさんちのひとは魔物たちとの特訓の成果が最大に発揮されるモードでもあります。がんばれ子狸!
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月06日02時56分]
(省略)
超生物!?超生物ですね!?じつは型月に関してはあまり明るくないのですが……直視の魔眼くらいなら聞いたことがあります。つまり写輪眼ですね?右腕が……右腕がうずく……!お医者さんに言ったらどんなリアクションが返ってくるかなぁ……とりあえず触診されて「ここは?」とか言われるんでしょうね。そこでこう言うわけです。「おれの右腕に触れるな……呑まれるぞ……」的な。お医者さんにはたくさん勉強しないとなれないわけで、素で「なにに?」とか言われそうですね。「闇だ……」「なんで?」「おれの右腕には封印されたうんぬん」「そっか。鎮痛剤を出しておきますね」おふっ……お医者さんのスルースキル半端ねえ……かといって「緊急手術だ!」とか言われても困る……ところで「しゅじゅつ」って言いにくくないですか?だから本物のお医者さんは口で言うときは「オペ」と言うのではないか……診察を受けるときにお医者さんが自分の命を狙う暗殺者と入れ替わってるかもしれないと思ったら、ぜひ試してみて下さい……「語るに落ちたな!本当の医者はオペと言うのだ!」的な。語るに落ちたなって一度は言ってみたいですよね……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!スーパードクターK。にやり。こんばんは、みゅね様!
・禁則事項です
おお、素晴らしい!だいたい合ってます!しいて言うなら、情報レベル2(そういえば、エヴァンゲリオン2というゲームでそんな感じの区分けしてましたね)は騎士なら……というよりも、あるていどの情報を得られる立場の人間なら知ってます。これまた血生臭いお話になるのですが、どうして国が退魔性関連のことを秘密にするのかというと、魔法使いとして優秀であればあるほど魔法への対抗力が弱くなる……つまり呪殺しやすいということを隠しておきたいから……と思わせるためです。退魔性の強い人間が多くなると面白くないのは魔物たちで、首脳陣(一部)は彼らとつながっているため、本当に隠しておきたいのはそのこと。魔物たちとのつながりがあるということを隠すためのダミーとして退魔性のことを秘密にしてます。本当に都合の悪いことは、同じく都合の悪いことでふたをしてしまうのがいちばんです。隠す理由が嘘にならないからですね。そもそも剣士というのは非生産的な人間なので、増えても困るという真っ当な理由もあります。たいていの人間はそれで納得するでしょう。
ちなみに、親狸は完璧に全部わかってます。バウマフ家の人間というのは、こきゅーとすを通じて全てを知りうる立場にあるのですね。魔物たち専用の回路というのは間接的なトラップで、やつらがよく使う手です。このへんは勇者さんがどうがんばっても解明できない部分に当たるので、せめて読者様にはお話が進むにつれて自然とわかるようにしていきたいのですが……まあ……うん。三つの回路については、かなりやばいネタを仕込んでるので、これまでとします。
ちなみにちなみに、役割を終えたコピーたちは消えますが、それは消滅するということではなくて魔法に還元されるという感じです。価値観が人間とは異なるので、感覚的には里帰りに近いですね。魔物たちは魔法そのものなので「魔法という法則」が消えてなくならない限り完全に滅びることはありません。魔法の最上位はレベル9ですから、もちろんレベル9の魔法で攻撃されるといったんはやっつけられるのですが、すぐに魔法からぽこっと再生します。安心と信頼の魔物クォリティ。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月08日07時53分]
(省略)
おはようございます、久保田様!返事が遅れてしまってごめんなさい!昨日はずっとぽちぽちとキーボードを叩いてました!いまpart7を投稿してきた帰りさ!というか時間がない……!あと10分しかないよぉおぉぉおっ!たぴ岡です!ゴールデンアーマードです!はたして人は十分で何ができるのか……!?限界に……挑むぜよ……!
きゅんと来ましたか!いつ子狸は懐妊したのかとかツッコまれるかなぁと思っていたのですが、しっかりと伝わっているようで嬉しいです。いつもいつも言葉が足りなくてごめんなさい!さいきんはそのへんを意識して書いているのですが……あと五分ッッ!
何も思いつかないぃぃぃっっ!おふっおふっ……司令!これ以上は!
うむ、わかった。ですが最後にこれだけは!
ところてんはッッ
おれたちのところてんは決して屈さない!
お便りありがとうございました!それでは!レッツ&ゴー兄弟!

  • [2011年09月09日00時52分]
(省略)
はじめまして、さや様!いあ~今日も暑かったですね~。一時期は市場から消えたとうわさのファンタオレンジが、いまではコンビニでふつうに手に入るので嬉しいです。市場から消えたといっても地域によるのかな?いや、本当に数年間ほど見かけなかったんですよ。いったいなんだったのか……。ファンタといえばグレープ派とオレンジ派にわかれると思いますけど、わたくしは喉の渇き具合で決めてます。炎天下の下で飲むファンタグレープのおいしさは異常。そうでもないときはオレンジかな。というわけで、いまファンタオレンジの缶を片手にキーボードをぽちぽち押しているのですが……無果汁だと……?の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(メメタァ!)たぴ岡です!
お気に召したようで嬉しいです!長生きの秘訣はユーモアだと思っているので、魔物たちのやりとりはシリアス一辺倒にならないようにしている……のですが、そもそも真面目な話が書けるのかというと、いささか疑問でもあります。というか無理だった。すでに結論は出ていた……。週刊少年ジャンプで好評連載中(広告)の「バクマン。」にシリアスな笑いとは何ぞやというお話がありましたが、最終的な目標はそこでいいのかもしれない。ラッコォー!そうそう、読みきりで作中作のラッコ11号が誌上に掲載されたこともありました。ふつうに面白かったですね。台詞回しが独特で……ほら、線が光って見えるでしょ……ブラック・ジャック創作秘話が欲しいんだよぉぉぉ!こうなったらアメィゾォ~ンで買うしかっ……!アマゾン便利ですよね。漫画が好きなんです。といってもテレビチャンピオンに出場できるようなレベルではありませんが。
まあ、それは置いておいて……もしもわたくしに才能と呼ばれる何かがあるとしたら、きっとファミコン世代ということでしょうね。いまの子供たちはファミコンがスーパーファミコンへと進化し、やがてポリゴンが生まれたときの、あの感動を知らないわけで……そこはかわいそうだと思います。遊び盛りの子供時代にプレイステーション3とかうらやましすぎるだろ……ちくせう。
さて、本編ですが。今回はわりと強引に区切りました。part8で締めるのは無理だと気がついたからです。鬼のひとたちのパートで反省したたぴ岡は、さらなるロングパートに挑みます。そもそも「鬼のひとが子狸をさらう→勇者さんが助ける→子狸が旅の仲間に加わる」という、ただそれだけのお話でpart8まで行ったのに、より複雑な行程を踏む今回のパートが八話でおさまるはずもなかった。ご利用は計画的に。ただそれだけのこと……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月09日02時47分]
(省略)
こんばんは、さんぶんのいち様!トレンディPKスパークΩ!マザーですね!いやぁ、あれは面白かったなぁ……。ほのぼのしたタッチなのに、全編を通して、そこはかとなく漂う不気味さがイイですね。なにぶん、わたくしたち人間はこうして生きているから、宇宙人というのはリアリティがあるのかもしれませんね。人類とのファーストコンタクトはどんなだろうか……?もしも立場が逆だったら、世界情勢にもよるでしょうが、国連は不干渉の決をとりそうですね。でもどう考えても最初に接触したほうが得しそうだから、紆余曲折あって最終的には銀魂の天人みたいな感じになるのかもしれません。宇宙は君を待っている!の、ゴールデン!(キラッ☆)たぴ岡です!アーマード!(ガシーン!)
やはり最高の魔法は肉体言語なのか……。最高の魔法といえば……定例会議で意味ありげに書いておいてあれですが、開放レベル10に関しては本気で何も考えてません。それは……愛☆……みたいな感じで締めたら感動なのかもしれませんが、そうした予定もとくにありません。意識の外からのカウンターがそうだと言ったら通るだろうか……通らない気がする……。ちなみに黒妖精さん。青いのみたいにAとかBだと味気ないので、コアラさんになってもらいました。名前を響きで決めたら、ユーカリと似てたから。ひどい理由だ。いま気づいたのですが、奇しくも黒雲号と逆の道を辿りましたね……。
ちなみに、わたくしはブラックコーヒーが苦手。学生時代にがぶ飲みしたらお腹を壊したという狂おしくも切ないトラウマが刺激されるからです。虎眼流の秘伝はデコピンと似ている。缶コーヒーはコーヒー牛乳みたいに甘いのが好きなのですよ。違いがわかる大人になりたかったのですが、どうやら夢は叶わないようです。味覚は鋭いほうだと思うのですが、それすら幻想に過ぎなかったのかもしれません……。
さて、とうとう火のひとが河に出没しましたね。庭園のひと(オリジナル)がブロックされてしまったので、わりと早い段階で顔を出しました。今回はたまたま大きいひと(巨人兵さん)が出張中でしたが、ファイブスターズが裏でこそこそと動くのは珍しい出来事だったりします。基本的に自宅警備員なのですね。それも切ない話ですが……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月09日04時00分]
(省略)
こんばんは、黒い人様!異論は……ないっ!そう!子狸バスターの登場は完全に規定路線だったので、はじめて黒い人様からお便りを頂いたときには内心どきりとしました!港町までに名前を考えおけばいいかな程度の考えだったのに、うっかり(仮)を入れ忘れて定着してしまったという……。まあ、いちおう名前は決まっているので、うまく行けば黒妖精さんが呼んでくれるかもしれません。予定は未定と言いますが……じっさい書いてるときにどんどん削るからなぁ……。ちなみに今回のお話で削られたのは加速魔法の細かい理屈と投射魔法の細かい理屈。前者はパソコンの最適化に近く、後者は対象をイメージに含まないと攻性魔法は正常に作動しないよというお話。ややこしくなるから加速魔法は早くなる……それでいいじゃないか……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
そうそう、人目につくところで吹き出してしまったときは後処理に困りますよね。わたくしも、まとめWikiを見ていて吹き出してしまったことがあるので、お気持ちはわかります。感動的なお話を読んで涙ほろりしてしまったときはあくびで誤魔化すのがいちばんなのですが、吹き出してしまうとね……なかなか難しいものがあります。それで少し考えたのですが、縁日とかでよく売ってるウルトラマンとかのお面をつけて読めば……これナイスアイディアじゃないですか?ただ視界がね……うん。発想は悪くないと思うんですが……ゾフィならイケるか……?ゾフィかっこいいですよね。ウルトラ兄弟の長兄ってだけで、もうかっこいい。それでいて、けっこう怪獣に負けてる……これもギャップ萌えですね。ジェアッ!
それにしてもゼットンは半端ないぜ……存在感が違う……。ゼットン火球は一兆度なのに……ゾフィー兄さんのM87光線は87万度なのか……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月10日16時23分]
(省略)
こんにちは、ピリピリ様!もう超寝た!久しぶりに十二時間とか寝た!白雪姫ばりに寝た!でも目覚めても小人はいなかった……。鬼のひととか小人っていうわりにはデカいですしね……。まあ、通りすがりの見知らぬ男に目覚めのキスをされても困るというか、そこは感謝するべきなんだろうけど、いったいどんな顔すればいいのかわからないし……シンデレラもそうだけど、個人的に継母のキャラは好きです。ああいう、しっかりと感情表現してくれるキャラクターがいないとお話は進まないですよね。という感じで、やや強引に勇者さんの話に持っていこうとしている……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
さて、ようやく勇者さんが感情を剥き出しにしてくれました。ここには子狸に自分の登場を知らしめる、子狸バスターに「自分に人質は通用しない」と思わせる、その注意を子狸から逸らす、と……まあ幾つかの打算を含んでいますが、いかなる理由があろうとも感情をあらわにするのは上品な行いではないというのがアリア家の考え……完全に意図したものではなかったということです。極限まで感情を抑えつけると、それでも完全になくなるということはないので、力尽くで押さえ込まれた感情……自分の深淵に横たわるものを直視することになります。その色が自分でも気付かないうちに少し変化していたので、混乱した……というのが勇者さんの中で起こった出来事です。子狸バスターに吐露した感情は自分自身に対するいましめなのか、それとも抱え込んでいる感情を小出しにすることで安定を図ったのか……そのへんは作者の中でもこれという結論は出してません。たぶんこうなるだろうな、というだけで。次回のお話では勇者さんが心情を語る場面があるので、見守って下さると幸いです。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月10日19時42分]
(省略)
こんばんは、久保田様!子供の頃は晩ごはんで好物が出てくるとテンションが上がったものですが、それはいまでもあまり変わりません。つまり今日の晩ごはんはカツ丼に決定しました。やったね。ひゅーひゅー!給食だとスパゲティがいちばん好きでしたけど、コンビニでふつうに買えるようになると希少性が薄れて、あんまり喜ばなくなりました。でも、味が違いますからね。同じものが出てきたら、やっぱりテンションが上がるかもしれません。おれは、あのミートソースの味を忘れない……!というよりソフト麺がね、うん。たまに凄くおいしいラーメン屋さんがありますけど、きっと自分でメニューを選べないからこその美味しさが給食にはあるんでしょうな……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
子狸さんの情操教育は魔物たちの中で上位に属する懸念事項なので、それとシンクロしたというのは素晴らしいことだと思います!王国貴族が最初の国民の血を引く人たちということは定例会議でお話しましたね。その中でもアリア家は、初代国王に仕えて初代魔王に立ち向かった一人でした。だから、初代魔王=王都のひととは浅からぬ因縁があります。アリア家の国作り計画は歴史の中で何度か変遷していて、最初は王国が領土を拡大するにつれて王国の貴族制度には無理があると考えました。生まれたときには役割が決まっていて、幼い頃からそのために必要なことを学ぶという王国のやり方は、いっさい無駄がない反面、いまの生活に不満を持つ人間には受け入れ難いものでした。その捌け口となったのが帝国であり、反乱分子を一手にまとめて支配したアリア家です。元々は王国を守るために反乱分子の筆頭に躍り出たのですね。しかし、そのために自分の感情をコントロールする能力を発展させていったことで、アリア家の目的はだんだん歪んでいきました。王座を狙うというのも、最初はモチベーションを保つための口実だったのですが、やがて先祖代々の悲願へと変貌を遂げていきます。この頃には、だいぶ王国を乗っ取ったあとのビジョンが明確になっていて、貴族を排して帝国のような実力主義の国家体制を目指していました。ですが、それも長続きしませんでした。王国の体制が思ったよりも盤石だったからです。後ろ暗い家業をずっとやっていたアリア家は、いつしか大貴族の中で仲間外れの扱いを受けていて、魔物たちと上層部のつながりを知らなかったため、いびつな構造を抱えつつも歴史を積み重ねていく王国と、それをありのまま受け入れる国民たちに嫌悪感を抱きはじめていきます。王国のためを思って接触していたはずの裏社会の人間たちに、アリア家はすっかり影響を受けていたのですね。ついでに、裏社会を表社会と分離してコントロールするやり方を学んでいきます。だから現在のアリア家が目指しているのはそういう社会で、いちばん無茶をやれる人間(自分たち)が王さまになって、非正規軍を裏から操る。正規軍を抱える貴族たちがそれに反目する。内乱一歩手前の状態を常に維持し続ける……絶対権力者の国王が完全に孤立して辣腕を振るうという政治体制です。まあ、少なくとも作中で実現することはないのですが……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月10日22時17分]
(省略)
力尽きた!?いや、まあ、お気持ちはすごくわかります。わたくしも集中してくると逆にビックリマークとかどうでも良くなると申しますか……もう日本語という枠を越えてドイツ語で語りたいくらいです。バームクーヘンくらいですけど。それすらエヴァンゲリオンでシンジくんが言っていたくらいで、ドイツ語なのかどうか怪しい……ためしにググッみたら、ちゃんとドイツ語でした。正確にはバウムクーヘンと言うらしい……つまり中二に負けた。でも、そうやって人間は支え合って生きていくんじゃないか……の、ゴールデン!(キュピーン☆)アーマード!(シュバァッ!)たぴ岡です!
書き溜めかぁ……。書き溜めできる人って凄いですよね。尊敬しちゃいます。おおまかな話の流れは頭の中で作っていますが、じっさいに書くとなると細かいところでべつの方向に話が飛びますし、書き直しになったことも数え切れないほどあります。完成してから日を置くと、もうそれだけで違うお話を入れたくなってくるし、ある意味「投稿した」という区切りがわたくしには必要みたいです。お仕事の関係もあり、定期更新にはあまりこだわっていませんが、結果的にそれと似たような感じにはなっているので、ご期待に沿えるようがんばりたいです。
それと、ああ、そうそう、気づけば二十万字を突破してました!でも半分くらいは「○×在住の~」な気がする!もう一時期はコピペして三十個くらい並べてから改行して書いていってやろうかとも思ったんですけどね。逆にわけがわからなくなるっていう。さいきんの悩みは、ふとしたときに火口のひとが火口付近在住じゃなくて火山在住のなってたりすること。あながち間違ってもいないから始末に負えない。二文字ほど足りないので、いちおうすぐに気がつくのですが、いつか間違ったまま進んでしまいそうで怖いです……。
さて、メンバーが揃った勇者一行はようやく子狸バスターとの本格的な戦いに突入します。子狸と庭園のひとがチェケラってるのを知る由もない勇者さんに、何やら覚醒の兆しが……?というところで、次回。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月14日03時40分]
(省略)
こんばんは、末摘花様!とうとうpart8まで来てしまいました。予定よりもだいぶ遅れていますが、まさかpart10を越えたりはしない……よね……?宿題の作文でひいひい言っていた時代が嘘のようだ……。アサガオの観察とかで「まるで天を昇る龍のようである」とか比喩表現を交えて書いたら、きっと担任の先生は通信簿のコメント欄に書くネタを仕入れることが出来て喜んでくれただろうに。そういえば、タイムカプセルを校庭に埋めたような、埋めなかったような……あれはいったいどうなったんだ……。十年後の自分に手紙を充てるとかスタイリッシュですよね。わたくしは何を入れたか覚えていませんし、そもそもタイムカプセルを埋めたかどうかすら記憶の彼方なのですが、いまならたぶん密閉した容器にハズレと書いた紙を入れておく程度の芸当はできます。もしくはファミコンの2Pコントローラー(単品)とか。夢を見る島~ゼルダー~♪ゼルダがお姫さまの名前であることを知ったのは、それからずいぶんあとになってからのことだった……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
子狸の理想像はガチムチ兄貴らしい。お屋形さまこと元祖狸は子狸の前では大言壮語を吐く癖がありまして、おれがいちばんセクシーとか、こいつら(魔物たち)はおれが育てたようなものとか適当なことをよく口にします。子狸は親狸に憧れを抱いているので、子狸ライブラリーにインプットされたそれらの妄言が頭の中でスパークして、果てしなく美化していくようです。今回は海の男たちにだいぶ影響されたようですね。そんな親子だから、しばらく会わないでいると再会したときに「……父さん?」となり、悪ノリした親狸が「そうだ。このおれが……お前の父だ」とか言って、「ちがう!父さんじゃない!」とかなって、因縁の狸ファイトが開催されます。そして血塗られた父子の対決をスルーしてパン生地をこねこねするポンポコ母……というのがバウマフ家の日常風景。
もしも旅シリーズの最中じゃなかったら、庭園のひとはポンポコ父になりすまして話を進めたかもしれません。あるいは性格上、軌道修正を図ったか。勇者さんの手前、あまり無茶をできないのがつらいところです。ちなみに魔物たちはバウマフ家に嫁入りしてきた女性の前だとやたらと紳士ぶるところがあります。羽のひとのずさんな演技を青いのは苦々しく思っていて、たまに苦言を呈したりもしますが、ひとのことを言えた義理ではなかったり。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月14日05時19分]
(省略)
こんばんは、マイマイY@様!おぉっと、これは鋭いご指摘です!オリジナルとコピーは同一の回線を利用しているのか……。まず、こきゅーとすと三つの回路は別物だと思って下さって結構です。こきゅーとすは「イメージを読み取る」という魔法の基本的な性質が発展したもので、これは三番回路の性質と酷似しているのですが、じつは別物です。基本的な性質というのは魔法の原則と連動している部分で、たとえば「イメージと詠唱を要する」という原則は、もう少し深く踏み込むと「魔法にはイメージと詠唱を読み取る能力が備わっている」ということになります。したがって魔法回路の存在そのものは基本的な性質に含まれますが、こきゅーとすは、それをさらに発展させたもの……自発的に考え、動くことのできる魔物たちだからこそ可能となった魔法回路の発展系です。魔法を扱う回路とは用途も目的も異なるのですね。
それらを踏まえた上で本題へ。
以前にお屋形さまが子狸の名を騙ったように、こきゅーとす上のハンドルネームは自由に変更できます。管理人は例外として、「番号」「所在地」「形容詞」「種族」「出張の有無」の五つが順番に並んでいて、たとえば所在地なら同一種内での区別に、形容詞なら同一個体の区別に使ったりします。作中での基本形容は、レベル1の魔物が「現実を生きる」で、2なら「今をときめく」、3なら「平穏に暮らしたい」、4なら「特筆すべき点もない」、5なら「ごく平凡な」といった具合です。オリジナルの青いひとたち(とるにたらない)と羽のひと(どこにでもいるような)の形容詞は特殊なパターンで、これはオリジナルがとくべつな役割を担っている、ということの裏返しでもあります。
子狸がいつも一生懸命なのは、けっきょく魔物たちに似たということなんでしょうね……。はたして勇者さんは魔物たちの筋書きに乗ってくれるのか……?というところで次回。
油断したな!アーマード!(ズバァッ!)あ、あなたはいったい……?アーマードたぴ岡……ゴールデンさ……(キラッ☆)
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月18日18時23分]
(省略)
はじめまして、た……筧ゆの様!ふと幼い頃に竹馬で遊んでいた記憶を思い出したのですが、よくよく考えてみると我が家に竹馬はありませんでした。庭がコンクリートロードなので、もしも転んでしまうと直下式ブレーンバスターみたいになるらしいです。乾坤一擲!そのときたぴ岡は――――!みたいな。「ちっ、さっきので首が……?」「ホールドが――――ゆるんだ?ここだ!」みたいな。巨弾プロレスファンタジー開幕……よし、そうと決まればさっそく取材だ……おれか?おれの名前は……『第一話、闘魂!タイガーマスクの孫』みたいな……の、ゴールデン(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!おお……これはまた……お見事。お見事としか言いようがない……。こうまでピンポイントで狙撃されると、なんだか怖くなってきたぜ……じつはこのたぴ岡、サトラレじゃあるまいな……。自分がサトラレかどうかを知るのはわりと簡単で、授業中に先生が教科書を掲げたときに「るねっさ~んす」と心の中で合わせればいいのですが、サトラレのキモはそんなところではなくて、じつは自分がサトラレだと気付いている人が、いかにして自分が気付いていることを他者にサトられずに、うまく利用してのしあがっていくのかという、いわば心理戦を交えたサクセスストーリーがうんぬん……。まあ、それはさておき。バウマフさんちのひとは、千年間ずっと一人っ子なのか。一人っ子です。お話の方向性とカラーが違う上に、わりと物語と無関係なので伏せましたが、バウマフ家ご夫妻の間に第二子は誕生しません。千年間、ずっと一人っ子でした。単なる偶然とも考えにくいので、おそらく減衰特赦の影響だと思われます。時間に干渉できるバウマフ家の管理人は、だから時間に囚われる。そうした法則が働いているようです。具体的には未来がある程度まで固定されているから……らしい。また、他の人間もまったくの無関係ではないので、兄弟姉妹が生まれる可能性はあまり高くないようです。恵まれた環境にあるしいて(略)世界で人口爆発が起こっていないのは、そういった理由からです。仮にバウマフ家に兄弟が生まれたなら、そのときは二人ともこきゅーとすに接続できると思います。こきゅーとすに接続できるというのは特殊な技能ではなくて、本当なら誰しもができること、ただし、こきゅーとす側でバウマフ家の人間と魔物以外の干渉は切断しているというのが正しいからです。なので、もちろんグランドは接続できます。でも奥さんは無理なので、結婚したバウマフさんちのひとは結婚前ほど頻繁に出没しなくなります。その代わりに生まれた子供が「王都在住のさいきん少し生意気な子狸さん」とか魔物たちに仕込まれたネーミングで出没することになります。
キャラクターの容姿に関しては……なんだか改めて目を通すと、我ながらすごく恥ずかしいことを言っているのですが……まあ……要するに魔物たちは人間の外見に興味がないので、作中で表記はされないという内部設定なのです。と申しますか、人類と魔物がどんぱちをやるという舞台設定なので、細かいところまで書いていたら、たぶん途中から出てくる中隊長やら大隊長の華々しい活躍を描く熱き漢たちの伝説になります。もちろんそれはそれで素晴らしいのかもしれませんが、……ごめんなさい。女の子を書かせて下さい。どうでもいいのですが、男性と女性ではチェンジリング☆ハイパーが成立しないという内部設定もあります。同じ釜の飯を食べて、下ネタで盛り上がるという男たちの友情がわりと重要な役割を果たしているからです。女性の騎士がまったくいないというわけではありませんが、後方勤務が多く、肉体労働やら汚れ仕事は男たちのものです。輝く汗、躍動する筋肉。磨き抜かれた肉体が悲鳴を上げるいま、ぶつかり合う魂の果てにあるものとはいったい何なのか。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月18日22時11分]
(省略)
こんばんは、マイマイY@様!さてさて、本日は綿密な子狸予報を頂きました。ありがとうございます。わたくしは登場人物の行動をもとにお話を書くのですが、勇者一行をこう動かしたいという大きな枠組みは別にあるので、おもに勇者さんの行動、思考の傾向を先読みして、都合の良い方向に魔物たちが誘導しようとする、というのが大まか流れになります。作者と魔物たちの利害は完全に一致しているので、ここまでは問題ありません。その点、子狸は後先を考えないで行動するので、けっこうアドリブというか、ぶっつけ本番みたいな感じ。でも、それも積み重なっていきます。今回はパートは書き出す前から、だいぶ長くなりそうな予感があったので、子狸の心情を多くの場面で省きました。だから内部ではそれなりに筋道が通っています。
まずバスターとは何ぞや?という疑問を持った子狸。青いひとたちに尋ねてみましたが、火口のひととかまくらのひとが口喧嘩をはじめてしまったので、うやむやになってしまいます。ところが子狸は子狸なりに結論を出していて、子狸バスターとは「自分の必殺技ではないか」と考えました。
秘密結社ライフワークがオリジナルに取って代わろうとするなど、まあいろいろありましたが、魔物たちが喧嘩をするのは日常茶飯事なので、子狸は気にしませんでした。それよりも港町からは海が見えるので、初恋のひと(海のひと)を思い出して仕方なく、なんだか勇者さんに(勝手に)申し訳なく感じる気持ちなのだなぁとか心の俳句を詠んだり、羽のひとがついてきたのは何でだろうと(いまさら)疑問に思ったり、空中回廊を探して旅を続ける父親を追う青年のドラマがあったり、自分は勇者さんから服をもらったのに羽のひとは何ももらってないな、プレゼントするとしたら何がいいだろうかとか考えたり、通りがかった船乗りたちに話を聞いてもらっているうちに、もうマグロを釣ってくるしかないという結論に至ったり、宿屋に戻ったら戻ったらで今度は勇者さんと羽のひとがお風呂場できゃっきゃうふふしているし、そういえば男一人でちょっと肩身が狭いぞ、どういうことだ……とか悩んだりもして、ふと目が合った王都のひととイイ雰囲気になったりとかアホなやりとりもあり、そうこうしているうちに子狸バスターが騎士たちといざこざを起こしたので、自分の必殺技は自動操縦なのかと驚愕したりもしました。そもそも、子狸の頭の中で、港町を襲った魔☆力と子狸バスターは結びついていませんでした。魔☆力というのは、詠唱破棄という要素を除いてしまえば、まあ小規模ではありますが、子狸にも同じことができるからです。
子狸が勇者さんに向かってさんざん逃げてと連呼していたのは、とても失礼な話なのですが「また勇者さんが無茶をやる」と考えたから。魔物たちは勇者さんが港町から脱出しようとすることを念頭に入れていたのに対して、子狸はまったく逆のことを考えていました。レベル2のひとたちと戦ったときも、勇者さんは結果的に立ち向かいましたし、その後の消耗ぶりは子狸よりもずっとひどいものでした。だから子狸は、今回もきっと彼女は無理をすると見たのですね。
さて、子狸にとってレベル4の魔物は四人だけです。そのどれにも当てはまらない子狸バスターを、子狸は敵と認識しました。これは魔物たちの特訓の成果です。「あの男の息子」と言われても、ぴんと来ません。このとき子狸バスターは王国語で話していますが、子狸の中で三ヵ国語に国境はありません。「あの男」というのが固有名詞であってもおかしくはないのです。父親の名前はマリ・バウマフなので、あっさりと候補から消えました。残ったのが母親です。ポンポコ母は天涯孤独の身の上で、結婚前は苗字がありませんでした。子狸が管理人を務めている現在は人類と魔物が激しく争う時代ですが、その一つ前、お屋形さまが管理人を務めていた時代は、同じ人間同士が骨肉の争いを繰り広げた時代です。前回の旅シリーズで魔物たちとの和平が現実的なものとして認知されはじめたので、そこから更に先のことを人間たちは考えはじめたのです。その結果が人類社会に蔓延した不安でした。もしも魔物たちが自分たちの国を建国して、対等のテーブルについたなら、どうなるか。バウマフ家が語る理想と現実を隔てる壁がそこにありました。
さて、苗字を持たない母……子狸の中で完全に符号が一致しました。そして、そのことを知っている人物と言えば……それはもう子狸の中で父親以外にはありえませんでした。そうやって考えてみると、黒くてつのが生えていてガタイのいい子狸バスターの正体がじつは自分の父親だったというのは「つじつまが合う……」となったのです。
まあ、子狸が「子狸バスター=お屋形さま」と考えているなら、逆に手の打ちようは幾らでもあります。まだまだこれからですよ。それ以前に、子狸は実父に対して理想を求める反面、シビアなところがあるので、次に会う頃にはすっかり忘れてるかもしれませんね。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月19日00時17分]
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はじめまして、数札霜月様!ご存知でしたか?お名前をギャンッとクリックすると……なんと!マイページに「技を借りるぜぇっ天津飯!」するのですよ!つまりフリガナが筒抜けということですよ!なんという裏技!そしてパワー!なろうを極めたぞ……!もはや極めたと言っても過言ではない……!フゥァアハハハハハ!じゃっく・ばうあー!の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
――――怪物と戦うものは、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗きこんでいるのだ――――ニーチェ
――――おやつは三百円まで。バナナはおやつに入らない――――訳:子狸
なろうの闇を見た。ハンドルネームの成立過程は、だいたい数札様のおっしゃるとおりです。けっこうコロコロ変わってますし、たとえばレベル3のひとたちが「平穏に暮らしたい~」という基本形容を使いはじめたのはチェンジリング☆ハイパーが確立してからのことです。その点、レベル2のひとたちの「今をときめく~」は何百年も変わっていなくて、まだチェンジリング☆ハイパーも生まれていない頃、魔物たちの主役がレベル2のひとたちだった、かつての栄光時代を色濃く引きずってます。いちいち変えるの面倒だし……と本人たちは主張していますが。何しろ数が多いので(作中では言うほど多くないと書いてますが、それは人間の人口と比べたらの話。オリジナルだけで二十人を越えるので、じゅうぶん多いのです)、ある程度は記号化したほうが良いのではと判断しました。ネタバレになるのでオリジナルの正確な人数は伏せさせて頂きますが、青いひとたちが六人いて、鬼のひとたちが三人、霊界のひとたち(レベル2)が三人、ファイブスターズ(レベル5)で五人いる、というのはご理解頂けたかと。残すところはレベル3、4のひとたちですね。牛のひとと鱗のひと、羽のひとと空のひとは既出だから……おお、なんだかんだでけっこう進んでますね。とはいえ、ファイブスターズは名前だけしか登場してないからなぁ……。
子狸バスターの名前候補はですね、後半に行くにつれて、どんどん本心が透けて見えますね。青いのは魔物の代名詞的なところもあって、だいぶ自己主張が激しいひとたちです。「子狸」で検索するとリアル子狸の画像がいっぱい出てきて、なごみますな……。もうアニマル路線に変更してもいいかもしれない……。勇者さんを動物に例えるとしたら何だろうか……ハムスターかな?ハム勇者さんを頭の上に乗せた子狸の冒険……いいかもしれない。ところで、狸、狸と連呼してると、ふと平成狸合戦ぽんぽこを思い出しますね。最後に意地を見せてやる!っていう、あの百鬼夜行には感動したなぁ……。あれが童話だったら落ちこぼれの狸が最後に活躍して人間(悪徳業者)を追い払うっていう流れになるんだろうけど、宮崎作品だとふつうに狸たちが負けちゃうんですよね……。なんていうか、教訓とは違うんだろうけど、あれほどはっきりと風刺を交えたアニメというのも珍しい……という印象を受けた覚えがあります。まさしく玉砕であった……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月22日00時44分]
(省略)
こんばんは、久保田様!懲りずにど深夜に更新したせいで布団の吸引力に抗えませんでした……布団はいつでも己たちを優しく包み込んでくれる……布団はリリンの生み出した文化の極みだよ……位置がまずいぞ……ああ、枕に近すぎる……の、ゴールデン!(キラッ☆)低反発ぅ~(ぐぐッ)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
え!?ご入院されていたんですか!?大丈夫ですか!?わたくしもちょっと風邪気味かなぁと思って布団の中でもぞもぞしてたんですが、ただ単に部屋が寒かっただけみたいです。ためしに起き上がって蟷螂拳の練習をしてたら全快しました。体が資本と言いますからね……めっきり冷え込む昨今、お風邪など召されないようご自愛ください。
ご質問まで頂き、お気遣い痛み入ります。以前に歩くひとが「人間が知らないだけで~」とか言っていたとおり、人間たちは全王種(ファイブスターズ)と遭遇した記録がありません。作中に名前だけでも登場したスターズは四人で、そのうち海のひとの存在を人間たちは知らないのですね。魔物たちの縄張りは旅シリーズの中でなしくずしに決まっていったものと、地形の調査を進めるうちに……というもの、二種類に大別されます。海のひとが海底都市をねぐらに決めたのは相当初期の出来事ですから、バウマフ家を除き、人間たちと遭遇する機会がありませんでした。しいて(略)世界の人間たちにとって、深海というのは完全に未知の領域です。
しかるにレベル4のひとたちはどうかというと、これは完全に存在が明るみになっています。妖精に対する勘違いはまかり通っているものの、総じて魔王軍で最高の戦力という認識ですね。彼らはふつうに魔王の命令を無視したりするので、ある意味、王種と同じくらい「とくべつな存在」だと思われてます。当然ながら一般家庭でも「魔物に近寄ってはいけない」「見かけたら騎士に報せる」「こいつはとくにやばい」という教育は徹底してます。弱っていた魔物を助けた子供が情にほだされて報告を怠ったばかりに一つの街、あるいは国が滅んだというような教訓話もごろごろしてます。じっさいに何らかの事情で街同士の対立が深刻化した場合は魔物たちが立ち上がって片方の街をつぶしたりもしてます。もちろん死傷者は出さないよう配慮していますし、それはほぼ完璧に為されているのですが、魔物たちへの表面的な悪感情は放置してます。目に見える外敵がいたほうが、人間たちの結束は固まりやすいからです。こうした魔物たちの偽悪的な行動は趣味と実益を兼ねたものなので、途中で人間をおちょくったり、これはと思う人間がいたらねちっこく付きまとったりもします。そうした大規模なシナリオを遂行するのが、例外的なケースを除き、魔☆力を使えるレベル4のひとたちです。魔☆力というのは、パニックを封じるためにねつ造された概念だからです。
作中に出てきた「魔獣種」というのは、王種に対応するレベル4のひとたちの総称。つまり魔獣種が登場したということは、人間たちにとって「これからお前たちの故郷を滅ぼします」という宣告を受けたに等しい。怪物というより、もう怪獣が襲来したようなものです。空のひとは見た目がコミカルなので、子供たちにはわりと人気があるようですが。動物園に行ったら檻の鍵を開けてライオンが出てきたといった感じでしょうか。反応は個人でまちまちですね。現状、港町は子狸バスターの魔☆力で機能停止に陥っていて、大半の子供は硬直した親御さんにくっついて離れようとしませんが、一部の年長者は年少者たちを集めて避難しているか、自由に動けるのは自分たちだけだと認識して、もしくは危機意識が低いまま、何とか事態を打破しようとしているようです。ちなみに動物たちは気ままに思い思いのひとときを過ごしています。魔☆力は動物たちには作用していませんし、人間たちと違って魔物の気配に敏感(はっきりと魔物と他の生物が異なる生き物だと認識している)なので、とりあえず「人間たちが動かねんだけど……」「腹へった」「ポンポコどこ行った」「ポンポコ捜せ」「草うめえ……」「なんかデカいの来た」「踏みつぶされないように少し離れてようぜ」「草うめえ……」といったところでしょうか。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月22日02時29分]
(省略)
はじめまして、ルシファー様!ル氏といえば、神の側近だったり、悪魔王のサタンだったり、じつはそうでもなかったり、十二枚の翼でわっさわっさしてたり、稼働範囲とかどうなってるのだったり、ウィングガンダムゼロカスタムの羽は何気に理に叶っているような、叶っていないような、バーニアの熱でやばいことになるのはなんとなくわかる……ターゲット……ロックオン……障壁がもちませんっ……グゥ~レイトォ!死ぬほど痛いぞ……ディアッカです……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
お褒めに預かり光栄です!光栄のたぴ岡ウィング!(バアッ)さて、part10ですね。とうとう二桁ですよ。空のひとのキャラが崩壊したので、もう短くまとめるのは諦めたpart10。箇条書きにすると数行の出来事が万単位の文字列に変わる不思議。十時ごろにはお話ができていたのに、ちまちまと手直ししてたら深夜四時とかでした。深夜ってレベルじゃねーぞ……正直すまなかったと思ってる……。でもやっぱり深夜にひっそりと投稿するのが割と好きです。ちなみにいま語尾にざますとつけようとしたけどやめました。時代はざんすでごわすよ。
ところで本題なのですが。トリケラトプスはトロサウルスの幼体だったことが判明しました。トリケラトプスで検索すると「トリケラトプスはいなかった」という字面が……とてもショッキング。出世魚ならぬ出世恐竜というわけか……。興味を惹かれて記事を追って脇道に逸れたりしてみると、恐竜はトカゲよりも鳥に近しいそうな……。言われてみると……なるほど、足が鳥ですね。
成体と幼体で名前が違っていて、それは出世魚みたいに区別した方が便利だから、ではなくて、じつは研究の過程で同一種だとわかった、というのは面白いなぁと思いました。青いひとなんかは通常個体が「メノゥポーラ」で、ときどき登場する巨大な個体が「メノッドポーラ」と呼ばれるわけですが、じつはまったくの別種族だと思われている……というのもファンタスティックで良いですね。いや、無理か。無理だな。青いし。ちなみに「ッド」による印象強化は「エラルド」の正しい発音が継承されなかったという作者の中での悲しい歴史から生まれた用法だったりします。本来なら「エラルド」は表記的に「(エ)ラルド」とするのが正しくて、「ラルド」と「(エ)ラルド」ではアクセントの位置が違う(なまった感じになる)のですが……魔法を連結するときにアクセントが違うと詠唱するときに妙に引っかかるというか……上位版だとアクセントの位置が違うという設定だったのに、人間たちは「え~……?使いにくくね?」とか言って「メノゥ」→「メノッド」とした……という非常にどうてもいい経緯……。下位版と上位版でアクセントの位置が異なるというのは夢あふれる設定だと思ったのに……無茶しやがって……。
だから子狸が深化魔法を使うとき、作者の内部では「(エ)ラルド」とか言ってて微妙に嬉しくなる。うん、すごくどうでもいい。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月22日03時45分]
(省略)
こんばんは、末摘花様!メタル化……イイね。個人的に、メタルスライムとはぐれメタルを魔人斬りでスパッとやれちゃうのは、なんか違うと思ってます。でもメタルおいしい、おいしいよメタル……はぐはぐ……ドラゴラムしたあとの炎が有効と聞いたときは衝撃を受けました……でもⅤだと効かないそうな……ミラーシールド……だと?まるでFFのリフレク殺法じゃないか……ああ、移植版だとだめなのね……勉強になります。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
さて、コンボイの謎ならぬ子狸の謎。この子狸、じつはバウマフ家千年の歴史を紐解くと「まともな方」にカウントされます。けっきょく手に負えないことには変わりありませんが、まだ大人しいほうで、突飛な言動も「わりと少ないほう」だと、やれば出来る子だと魔物たちは心のどこかで信じています。史上最強と謳われたバウマフは、先代の旅シリーズでラスボス化した邪神教徒だと言われています。史上最強といってもべつに能力が高いというわけではなくて……うん。
戦闘能力だけで言ったら、やっぱりお屋形さまでしょうね。歴代のバウマフ家とは、まさしく次元が違います。いちおう人間なのでスペックに上限はありますが、特赦があるぶん本気の魔物たちと互角以上に渡り合えるかもしれません。とはいえ、じっさいにバーリトゥードしたら、奥さんといつも一緒なので負けますけど(特赦は自分以外の人間には働かない)。
子狸は典型的なバウマフで、これはつまりいちばん多いタイプのバウマフということ。魔法の才覚はともかくとして、平均なのですね。では、極めてまともなバウマフ家とはどういった感じなのかというと、驚くべきことに会話が成立します。けれどそこはバウマフ家の業と申しますか、受け答えとはべつに頭の中ではべつのストーリーが同時進行しているらしくて、話していると少しずつ回答が怪しくなっていき、しまいにはとんでもない暴走を引き起こします。その点、子狸はほとんど会話が成立しないのですが、そのぶん暴走はある程度おちついたものになります。かろうじて勇者一行に残留できているのは、子狸がまともな方であるという証左にもなっています。もう魔物たちは基準がおかしくなっているので、何かと知ったかぶる子狸(わかってないんだな、というのがわかりやすい)を見て、内心では「こいつ……けっこう賢いぞ」とか思ってます。
だから王都のひとなんかは、勇者さんと話している子狸を見て、ストレスを抱えるどころか、ある種の誇らしさを感じることもあるらしい……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月23日07時49分]
(省略)
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!「コンビニで買ってきた修羅の門の3巻を布団の中で読んでいたら朝になっていた」催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃ断じてねえ……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。しかし改めて考えると、DIO様は時間を止めて歩いていって、よっこらせっとポルポルを抱えて階段を降りて角度を微調整しつつ安置しているわけか……自分のスタンドを自慢したくて仕方なかったんでしょうな……褒めちぎってくれるエンヤお婆さんも、もういないし……ああ、でも時系列的にプッチ神父とは親交が続いてるのか。お前のスタンドはお喋りするんだな……的な。はじめまして、kino22様!う~ん……メカチック!メカは良いものです。いまこうしている間にも、日本のどこかでは秘密裏に召集されたドリームチームが巨大人型ロボットの製作に勤しんでいるのだろうか……パワードスーツの延長上ならアリな気がします。トレーラーの荷台に大きなマジックハンドをとりつけて、操縦者の指の動きを真似します、というような……指先の繊細な感覚を再現するためにフィードバックシステムを搭載したいところですな。パワードスーツならぬパワード腕。日本の未来はお前に任せた。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
レベル3のひとたちに先んじて登場したレベル4、空のひと。このひとは子狸バスターの完成を見届けてから、ちょうど秘密結社ライフワークの襲撃と入れ違いになる感じで(というか、空のひとが現場を離れたから襲撃が実行された)ラストダンジョンのお掃除をはじめて、途中でポンポコ夫妻のもとに出向いて巨人兵さんと一時合流してます。旋回性では羽のひとに及ばないけど、巡航速度なら魔物たちの中でもピカ一。乗り心地も抜群。魔王の騎獣は伊達じゃない。ちなみに、最強の飛行タイプ、火のひとは速いとかそういう次元を超えています。いつかご紹介できると良いのですが……いつ頃になるだろうか。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月23日22時47分]
(省略)
はじめまして、狗尾様!えのころと読まれるんですね。え?なんでわかったかって?ふふふ……ご存知でない方も多いのではないでしょうか……じつはお名前をクリックするとその方のマイページにジャンプできるのですよ!いや!?あるいは、もしかしたらこれはわたくしのパソコヌにだけ備わった特殊スペックという線も……たしかにこれだけ便利な機能が話題になっていないのは不自然極まりない……マイパソコヌを介してしか発現しない、ある種の念能力だとしたら……腑に落ちる……特質系か……水見式をためしたらコインが一枚多く入ったのは……そういうことだったのか……ニヤリ!このたぴ岡、策士!の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)不破北斗の父……不破幻斎は遺伝学上の兄の遠い親戚の知人ではあります……。
や、子狸を書くのはけっこう簡単ですよ~。思うに人間は誰しも子狸と同じ一面を持っていて、たとえば朝に親御さんに起こされて、「ん?んー」とか生返事しておいて、けっきょくまた寝た……という経験がある方は多いのではないでしょうか。だからどうということはありませんが、正しいことを正しいとはっきり言える人は、現代社会だと厄介者、ひどいときは悪者扱いされます。清廉潔白な人間というのは、つまるところ恵まれた人間しかなれないのでしょうね。バウマフ家というのは、人類社会から弾き出されても魔物たちが生活を保障してくれる立場にあります。だからきっと、やっぱりどこか歪んでいるのでしょうね。ある程度、定型化されている人間たちの魔法と比べて、魔物たちが使う正統な魔法は応用力が高いので、物事を多角的に捉えるよう幼い頃から仕込まれている、というのも大きいような気がしますが……。「1+1=2」とか当たり前のことを言うと叱られますからね。「そうじゃないだろ!」的な。「お屋形さま気取りか!」的な。ああ、ぜんぶ魔物たちの自業自得な気がしてきた……。
魔物たちは力押しで当初の予定に戻そうとしてますね。都市級が港町に襲来したら、勇者さんは荷物をまとめて港町を脱出しようとする、というのが魔物たちの大方の予想でした。子狸は反対するかもしれないけど、いまの勇者さんなら口先三寸で子狸を丸め込めるだろう……あるいは今度こそ子狸を見捨てるか?それでも構わない……と考えていました。魔物たちにとっては瑣末な問題ではありますが(どのみちレベル4の魔物に不完全な聖☆剣では対抗できない)、子狸は勇者さんが「逃げない」と考えたようです。それは多分に子狸の願望(勇者の理想像)が混ざっていたのですが、結果的には正しかった。都市級の襲撃を勇者さんはチャンスだと捉えました。二番目の街で騎士たちの前で聖☆剣を使ってしまったので、いちおう口止めはしたけれど、勇者が誕生したという噂が流れるのは時間の問題だと考えたようです。宿屋でもふつうに聖☆剣を発動してますしね。あれは歌人の反応をうかがう(子狸を庇うか否か)ための行動で、しかも宿屋の宿泊客は全員ファミリーの一員でした。何にせよ、自分の立場を長期間に渡って隠し通すのはおそらく無理で、だから勇者としてではなく個人として行動できるうちに試しておきたいことがあったようです。魔物たちはそのへんをあまり深刻に考えていない(山腹のひとと羽のひと以外は勇者さん本人にあまり興味がない)ので、いろいろと喋ってしまいました。でも今回の旅シリーズは勇者が一部の真相に辿り着いても問題ない構造になっているので、それこそ、魔物たちにはどうやっても勝てないことがバレない限りは大丈夫。勇者さんは真剣にがんばっているというのに……。
その点、王都のひとはいつも一生懸命ですね。計画の推進者としての責任感でしょうか。人間の心理に詳しく、機微にも敏いひとなのですが、なまじ子狸に張り付いているせいで勇者さんの内面を読みきれていないところがあります。でも根は良いやつなので、大切にしてやって下さい。押し入れのスペースを空けてあげて、あとは机の引き出しを鍵で閉めると悲しそうな雰囲気を出します。耳に関する事柄は禁句なので注意しましょう。無茶を言ってもたいてい何とかしてくれますが、劇場版とかでわりと生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされます。ふだんからトレーニングを心掛けましょう。ワンホールショットは、ほぼ必須の技能です。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月24日00時45分]
(省略)
こんばんは、みゅね様!松屋の牛めしで卵の使い方を模索しているのですが、なかなか「これは!」という方法が見つかりません。焼肉のタレを数滴混ぜてごはんにかける、牛肉がなくなってから醤油を混ぜてTKGふうに……いろいろと試行錯誤しております。ちなみにTKGふうは牛スープの風味に相殺されて完全に失敗だった……の、そう!ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)……街中でタピオカという文字を見かけてびくっとしました……考えてみたらタピオカジュースとか生まれてから一度たりとて飲んだことありません……たぴ岡です……。
しっとこむ……もちろん知ってますよ!(検索中)……シチュエーションコメディの略ですね!(検索中)……アルフとか!アルフ!?所ジョージじゃないか!うん、あれは面白かった!なにぶん子供の頃だったので、シチュエーションというよりは外見と声のギャップに笑った記憶があるけど!「HR」は番宣で面白そうだと思ったんだけど、けっきょく見れなかったんですよね……今度、機会があったら借りてみます。あ、あとフルハウスもよく見てた。キャラクターが生き生きしていて面白かったですね。調べてみて、なるほどと思ったのですが、アメィリカ~ではふつうに多いんですね、シットコム。漫画の群像劇に近い印象。ほとんど舞台が一貫してるから、視聴率をとれる限りはどこまでも続いていく……面白いものにエンディングは不要ということか……うーん、まさしくアメリカンドリームですな。日本ではこういうのを何と言ったか……終わりがないのが終わり……これがG.E.レクイエム!ドシュッ!ドシュッ!ウシャアー!
もはや気にするなとは言うまい!楽屋裏は舞台装置の一つとしてお楽しみ下さい!わたくし自身もお便りのコーナーに引っ張られて、それ込みで書いちゃってる部分もありますし。いまのところお話の結末に変更はありませんが、楽屋裏にもそれなりの決着はつけるつもりです。それなりの、というのは、おそらく細かい過程をすっ飛ばしても、キーワードが揃っていて、あとは結論さえあればぜんぶわかる仕組みになっているからです。念のために保険も幾つか仕掛けました。そのへんはエピローグの後書きで軽く触れるかもしれません。それでイケる……はず!
で、空のひとは本当に巨大なひよこプラスたてがみでした。本人は鷲のヒナだと主張してますが。これは見事なグリフォン。レベル4のひとたちは人前で使える魔法の幅が広いので、芸風が多岐に渡ります。魔物たちの姿形には、その形態を選んだ理由があります。単純に万能性を目指すなら、じつは青いのが理想とされていて、そうではない魔物たちは何かしらに特化した姿をとっています。空のひとも同じですね。このひとはアニマルシリーズの終着点なので、進化の最先端をひた走っています。純粋な戦闘能力で言えば三つ上のひとがアニマルシリーズ最強にあたり、このひとは人間たちからも最強の魔獣と呼ばれています(未登場)。魔軍☆元帥をも上回ると言われるひとです。空のひとは魔獣種で最下位に位置づけられていますが、それは騎士団と衝突した場合、他の魔獣種と比べたらまだましだろう、程度の認識でしかありません。さあモフろうか。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月24日02時13分]
(省略)
はじめまして、コブラツイスト様!お便りのコーナーはストーリーとか考えなくていいので、ある意味ではポテンシャルが最大に引き出されるのかもしれません。悟空が超神水を飲んだようなものです。あの時点でスーパーサイヤ人に覚醒してたら、ストーリー上、大変なことになってましたね。悟「まずは挨拶代わりだ……ふんっ!」ズオッ!ナ「ベジッ……!」ベジ「ナッパァァァッ!」みたいな。ターレスでもそこまではやらなかった……。それにしても元気玉の発想は天才的すぎる……。拙著は夢と希望あふれるファンタジーのはずなのに、なんで勇者さんは元気玉を使えんのだ……。藤原カムイ先生の「ロトの紋章」でも、最後に決めたのはやっぱりミナデインでしたね。あやかりたい、あやかりたい……ぜひとも子狸には勇者さんを更正してもらいたい……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
子狸といえば、港町までの道のりで勇者さんとの間で何か進展でもあったのかと思ったら、お馬さんたちの好感度をひたすら上げてたみたいですね。いったい何がしたいんだ、このポンポコは……。まあ、作者としましては思うところがありまして。中世チックな世界で冒険といえば、これはもうお馬さんファンタジーにならざるを得ない。今回のパートで最大のイベントは、もしかしたら黒雲号が走ったことかもしれない。本当にびっくりするくらい走らない子なので、魔物たちは「いつか草原を駆ける黒雲号の勇姿を見てみたい」と静かにお祈りしてます。
さて、ご質問を頂きました!ひゃっほう!子狸が脱ぐ→根本的に解決する。何が?というわけですね!うん、ちょっと唐突かなぁとは思っていた。ご説明しますね。
意味は二通りあります。まず、空のひとの魔☆力に抵抗する最善の方法であるということ。発端は庭園のひとがやらかしたことですが、今回の旅シリーズでは魔物たちが「バウマフ家との因縁」を匂わせてます。魔物たちにとっては想定内の事態(ファイブスターズとの絡みで必要なことだと認識している)なので誰もツッコミませんが、これは歴代の旅シリーズでは冒されざるタブーでした。「バウマフ家の名は歴史に残さない」というのが魔物たちのスタンダードな姿勢だったからです。何故なら旅シリーズには大なり小なり必ずバウマフ家が関わっているから。その情報が知れ渡ってしまうと、なんか怪しいぞコイツら……という推測が成り立ってしまいます。だから空のひとに「バウマフ家か」と言い当てられて、子狸は「あ、こいつミスったな」「こいつは始末するしかあるまい……許せにゃんこ」と対決の決意を固めます。そうなってくると魔☆力対策が必要(勇者さんが言っていたので印象に残っていた)なので、物体に作用する空のひとの魔☆力は全裸なら封殺できるとシンプルに考えました。王都のひとが感心したのは、じっさいに封殺できそうだったからです。子狸は脱げば脱ぐほど魔法への感覚が鋭敏になるので、魔☆力による間接的な作用は感知して回避できそうでした。子狸の退魔性はほとんど人間の最低値なのですが、それは言い換えれば子狸を対象とした魔法的な事象はイメージが通りやすい、イメージが明確に伝わるということでもあります。
第二に、むしろ「根本的に」と言うからにはこちらがメインなのですが、あの場面で全裸になったら、おそらく子狸は勇者一行から追放されただろうということ。王都のひとは子狸を勇者さんから引き離したいと考えていて、それは何故かというと、剣で切られたら子狸さんは死んじゃうから。魔物たちが勢い余って子狸さんに怪我をさせたなら逆算能力で治療できます。たとえ死んでしまったとしても、問題なく蘇生できます。けれど人間の物理的な攻撃は逆算能力の適用外なので、蘇生できません。さらに勇者さんは退魔性が強いため、魔物たちの妨害に抵抗しうる、子狸にとってもっとも危険な存在ということになります。もちろん王都のひとの警護体制は万全で、いつ、いかなる斬撃にも対応できますが、万に一つを考えるなら、やはり引き離しておくに越したことはありません。やむを得ないとはいえ、その悩みから解放される、ということですね。本当ならレベル2のひとたちとの対決で、子狸は魔王の腹心ルートに突入するはずでした。王都のひとの野望は、そのとき羽のひとに挫かれていて、だから今回も黒妖精さんの企みにより王都のひとの計画は若干の修正を余儀なくされました。羽のひとは勇者さんの人となりを間近で見てきて、このひとなら子狸を預けてもだいじょうぶだろうと判断しましたが、王都のひとは子狸の護衛という自覚が強いので、勇者さんにまったく心を許していないのですね。だから他のひとも自分に賛同してくれると思っていたのですが、そうではなく、子狸の意思を尊重しようということになりました。王都のひとの能力に全幅の信頼を寄せているということもありますが、バウマフ家の未来を見据えた結論でもあります。いつまでもおんぶ抱っこでは……という王都のひとの発言は、真意を知る他のひとたちからすると納得できるものではありましたが、言葉面だけ捉えると、内心では「お前がそれを言うのか……」と総ツッコミ状態でした。
ズバッと解決!
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月26日23時04分]
(省略)
はじめまして、黄泉染様!本当にすっかり秋めいてきましたね。冬に備えてたくさん食べておかないと……チーズアーモンドおいしいです……もぐもぐ。おせんべいをチーズとアーモンドでデコレーションしたお菓子……というよりはおつまみなのですが、チーズの食感がとってもデリシャス。これを一袋丸ごと独占するのが、幼い頃からの夢でした。こうして悲願を果たした今……次の目標はエクレアです。お菓子とか、いまはもうあんまり食べないんですけどね。日本人はやっぱり米。でも小さい頃に好きだったお菓子を見かけると、お、と思います。コンビニなんかだと特にそう。街中でボディビルダーが鍛え上げた肉体を誇示してたら、お、と思いますよね。それと同じことではないかと。いや、なんか違うな。わたくしの感動がうまく伝わっていない気がする。駅前。駅前にしましょう。次の電車に乗り遅れたらアウトという状況でですよ?身の丈二メートルは下らない大男が苛め抜いた胸筋をアピールしてるわけですよ。どうです?お、と思うでしょう。なんか違うな……何がいけないんだろう……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
返事が遅れてしまってごめんなさい。さいきん多いのですが、旅シリーズとはまったく無関係のお話を妄想してました。じつを言うと火の宝剣は作者にとっても想定外の要素でして、つまりあってもなくてもストーリーには大きく影響しないのですが、魔物たちにとっての口実にはなるので、ときどきは無関係なお話を頭の中で転がして引き出しを増やしておこうかと……。
おれたち魔物☆ぴちゅーん!勇者さんはあんまり強くないですからね。というより人類そのものが。個人として最強クラスの人間は特装騎士という実働部隊の補佐と、あとは一部の皆伝クラスの剣士という設定ですが、それでも絶好調時の骨のひとと何とか渡り合える程度です。いちおう「勝負」になるよう魔物たちはあれこれと知恵をひねります。勇者一行は一度くらい全滅しても良いかなとも思ったのですが。子狸バスター誕生の経緯は、まさしくそのためでしたし。勇者さんを魔都に幽閉して、さあどうする……という展開も考えましたけど、でもやっぱりデザートはあとに残しておこうという結論になりました。
宰相!宰相は、たぴ岡にとってもお気に入りのキャラです!子狸を丸め込む第一人者ですね。勇者さんはコミュニケーション能力が低くて、そのへんがあんまり得意ではない(権力にものを言わせての力押しになる)ので、比較として登場させるのも面白いかなとは思ったんですが……宰相はお屋形さまとの関わりが深いので、勇者さんと絡ませると面倒なことになるんですよ……ついでに言うと勇者さんからは嫌われていて、旅立つ前に王城で一悶着起こしてます。宰相は勇者さんをあたたかく見守っているのですが、嫌われてることを知ってるので、宰相のほうからアクションを起こすことはないでしょうね……。だもんで、宰相は再登場しません。有能な人物なので勇者さんとは相性が良いはずなのですが……魔王討伐に乗り気じゃないのが何とも……大人の事情です。
魔物たちは根っこの部分がバウマフさんちのひとと一緒ですからね……。しかし千年の叡智。勇者さんを言いくるめるのなんてお茶の子さいさい……のはず。そもそも圧倒的に優位な立場にありますから。スタート地点が違いすぎるから、多少の無茶もききます。そのへんを魔物たちはあんまり深刻に考えていない……というのも、いざとなったらすべては子狸の企みだったということにするつもりみたいです。そして羽のひと、まさかの10ポインツ。だがギャンブラーのたぴ岡は子狸にベットするぜ。さらに……花京院の魂をレイズする!そして言うまでもないことだが……まったく無関係の花京院がリスクを背負うんだ……黄泉染様にもそれなりのリスクを背負ってもらうぜ!ギャzン!
さて、ポイント争奪戦です。魔空間を形成してもらってど派手なバトルを繰り広げるという案もあったのですが、空のひとは(というより羽のひと以外のレベル4のひとたちは全員)繊細なバランス感覚を持っているので、今回は見送りました。勇者さんがもっと成長したら、いずれは。ちなみに魔物たちのポイント番付トップランカーは鬼のひとたちです。ポイントは完全に自己申告制ですが、わざわざ嘘をついてもつまらなくなるだけなので、平時の魔物たちはこつこつと蓄えたポイントで鬼のひとたちにこん棒を作ってもらったりしてます。お願いされたらふつうに作るんですけどね。お目当ての品が苦もなく手に入っても燃えないということでしょう。骨のひとが裏ルートならぬ牛ルートから入手した52年モデルなんかは再現が不可能なので、とんでもないプレミアがついてたりします。さりげなく持ち逃げしようとした歩くひとは、(指摘されて)ちゃんと返却しました。鬼のひとたちが「最強の武具」に興味を示さなくなったのは、52年モデルを超えるものは作れないと知っているからです。まさしく伝説のこん棒。
焼き鳥。ああ、そういえば火のひとがいましたね。ころっと忘れてました。作者と魔物たちのシンクロ率が上がると、つい見落としてしまいます。火のひとというくらいなので、どうがんばっても焼き鳥にはならないのであーる。ああ、でも少し見方を変えたら、焼き鳥の化身ですね。うん、間違いない。
さあ、いよいよ次回はレース開催です。子狸バスターは不完全な状態という設定でしたが、空のひとは掛け値なしのレベル4です。地上にいる限り完全ということはないのですが、それでも。人間たちからすれば神話の住人に等しい魔界ひよこに勇者一行は抗えるのか?というところで次回。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月27日23時27分]
(省略)
さいきん睡眠欲に抗えないたぴ岡です。ゴールデン!(キラッ☆)こんばんは、末摘花様!さて、何回やっても何回やっても睡眠欲に勝てないので、本日は睡眠のメカニズムについて調べてみました。なぜ生き物は眠るのか?記憶を整理するためと言われていますが、断言はできないというのが現在の説みたいです。いいですね~こういうお題は好きですよ。たぶん記憶を整理するためというのは合っているでしょう。しばらく眠らなかった人が体調を崩したり幻覚を見たという話もあるので、純粋にハードの問題だと思われます。わたくしが思うに、睡眠というのは記憶保持のフィルターを外す作業なのではないかと思います。起き続けている間は記憶が連続しているので、何をするにしても記憶を保てという命令が脳に入力されてる状態なのでしょう。人間は理性があるので、捕食者たちが寝静まった比較的安全な時間帯に寝ておけという本能に一時は抗えますが、何日も眠るのを我慢していると、パソコンで言うところのメモリがいっぱいになってしまうから、処理を追いつかなくなって幻覚とかを見るのではないか……。つまり、この記憶保持のフィルターを意識的に外すことができれば、脳の限界をある程度は引き伸ばせるのではないか……日の光を浴びて、いま起きたばかりだと自分に言い聞かせればあるいは……じつに寿命が削れそうなミッションですな……。
まあ、そんな与太話はともかくとして、ご質問ありがとうございます!作中では繰り返しになるだけなので華麗にカットしましたが、勇者さんへの説明はどういったものだったか、ですね!末摘花様のおっしゃるとおり、自分たちの背景(こきゅーとすの存在、勇者一行に無事に港町から脱出して欲しいと考えていること)を教えることはしてません。次回の冒頭でもまとめるつもりですが、勇者さんに行った説明は以下の通りです。
・勇者一行が逃げて、魔物たちは追う。魔物たちは勇者一行から遅れて5分後にスタート
・勇者さんは1ポイント(子狸の交渉で3ポイントにあっぷ)、子狸は5ポイント、羽のひとは10ポイントとする
・子狸が空のひとに魔法を当てたら1ポイントずつ進呈
・勇者一行と魔物たちで最終的なポイントを競う。もちろん高いほうが勝ち
これだけです。勝ったらどうなるのかとかは、まったく説明してません。だから勇者さんが「意味がわからない」と言ったのは、一見すると「なにその自分ルール」という意味なのですが、ここで注目して欲しいのは、勇者さんよりも子狸と羽のひとのほうがポイントが上ということです。そして説明したのは、子狸バスター(IN庭園のひと)です。
庭園のひとは「勇者は聖☆剣の道しるべ」と明言していますし、空のひとを制止しようとしたということからも、魔軍☆元帥は勇者さんを何とか逃がそうとしていて、けれど空のひとに命令してやめさせる気はない、あるいは元帥とはいえど都市級の魔物に対しては絶対的な命令権を持たない、もしくは空のひとに事情を知られないよう振る舞っている、といった推測が成り立ちます。聖☆剣が欲しいだけなら空のひとに命じて勇者さんの身柄を拘束しても良いはずですから、勇者さんを利用しようとしている(残る宝剣を集めさせようとしている?)、あるいは子狸(光の精霊が宿っている?)の手前、積極的な敵対行動を避けようとしている、とも捉えられます。いずれにせよ空のひとと戦うよりは、ずっと勝ち目があります。だから勇者さんが「意味がわからない」と言ったのは、譲歩を引き出すため(停泊所までの距離を考えたら勝ち目は低い)と、空のひとを挑発して魔軍☆元帥の真意を探るための返事です。勇者さんが「宝剣なんかなくてもいい」と考えたのは、魔物たちが言う「宝剣の価値(でっち上げですが)」を知らないからです。庭園のひとは「鍵」とか言ってましたね。「武器ではない」ということです。そこを見誤っていたことに勇者さんは気がつきました。「光の宝剣は魔物たちに渡してはならないもの」である可能性が出てきました。たぶん魔軍☆元帥は他にも自分が知らないことを知っている。だから、表面上は自分の味方をしているからといって、それはおそらく長い目で見たら人類全体にとっては良くないこと……なのかもしれないと。前回の旅シリーズで魔王は自ら深い眠りにつきました。その理由次第では、魔王に忠誠を誓っている魔軍☆元帥は他の魔物たちとは別の道を行こうとしているようにも思えます。少なくとも、魔軍☆元帥の口ぶりは、人間たちが知る「歴史」とは食い違う面があるのです。勇者さんは、まだ自分に「自ら命を絶って光の宝剣を隠す」という選択肢が残されていると思っている(かといって歴代勇者のような「甘い人間」に自分の代わりが務まるかというと疑問は残る)ので、多少の無茶をしてでも情報を得る価値はあると判断しました。あと、もう一つ大きな理由があるのですが、それはのちほど……たぶんそう遠くない未来に勇者さんの口からそれとなく語られる予定です。
以上。長々と語りましたが、まあ……勇者さんがどんなに一生懸命考えても、けっきょく根本的な部分がずれているので、ストーリーにはあんまり影響しません。悲しいことだと思います。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月28日01時33分]
(省略)
やだ、成金さんかっこいい……。札束もしょせんは紙ってことですね?世界有数の財閥のご子息とか身近にいると、ちょっとしたことで、ぽんと大金をもらえそうで良い。スネ夫ポジションにつかざるを得ない。でも、そこはぐっとこらえて少し考えてみるんだ。「おれは金が欲しくてお前のダチやってるわけじゃねえ!」とか突っぱねてみよう。きっと将来は次期統帥の懐刀になれるはず……。世の中お金で買えるものだけじゃないとは、まさにこのこと。でも裏では色々と言われるだろうから、そこで「このままじゃお前に迷惑かけちまう……」とか言って勇退してみる。さらに踏み込んで「お前と仲良くしてやったのは遊ぶ金が欲しかったからだよ」とか言ってあえて汚れ役を買って出てもいいでしょう。退職金代わりの小切手を破り捨てて、雨が降りしきる中、捨て猫を拾って「お前も独りなのか……?」とか言うとなおよし。おお……これは完璧な将来設計。そうと決まれば、さっそく捨て猫を見つけねば……。あれ?そういえば、漫画とかだとよく見るのに、生まれてこのかた捨て猫を見たことがない……どれくらいの確率で遭遇するんだろうか……そもそもダンボール箱の中で子猫がじっとしているというのも不自然な気が……あれれ~?おっかしいな~?この人、左利きなのに左手に腕時計してるよ~?ど、どうしてそんなことがわかるんだ?だってほら、レフトハンドソード装備してるじゃない。これ、右利きだと装備できないんだよ~?ちなみにロマサガ1の右利きと左利きだと攻撃力の計算式が微妙に違うそうです……ちゃんと意味があったんですね。自分が右利きだからと、さして考えもなく左利きにしてました……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!こんばんは、でゅら様!
おお……びっくりした。もう書くことが何もない……。何もないと言えばアンモナイト。貝殻以外の軟体部分……うにょうにょっとした部分は想像上のものでしかないそうです。じつはファンネルの一種かもしれませんね。古代の海洋生物は進化のあまり非常に勘が鋭くて、てきーん!見える!とかやってたのかもしれません。地層に埋まっているのは化石ではなく、ロマンなのです。古代といえば、しいて(略)には巨人兵さんがいますけど、緑、海、火と違って想像しにくい姿形をしてるので、早いとこお披露目したいところです。うーむ……しかし魔物たちのオリジナルはかなり数を絞ったつもりだったのですが……二十万字を越えて、いまだ港町だと……?これ、どのくらい長い話になるんだ……もう予想できないです。作中の期間はそんなでもないのに……。そしてアンモナイト。6500万年前の巨大隕石で恐竜さんたちと運命をともにしたらしい……と言われていますが、きっとどこかでひっそりと暮らしているんじゃあるまいか……深海とか怪しい。隕石が原因なのかどうかも定かではないらしいし……案外、アンモナイトの貝殻は超科学の産物で、中に小人たちが住んでたのかもしれないですね。6500年前を境に建築法が変わって新しい流行が生まれたのかも……。そう、あなたの後ろにもアンモナイトが……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月29日06時27分]
(省略)
おはようございます、久保田様!まだ日の出すら拝めていませんが、受験生よろしく朝方勉強法に切り替えてみました。とても爽やかな気分です……。まるで部屋のカーテンを全開にしてネクタイ一丁で窓の前に立ったような爽快感だぜ……。なんたる紳士。なんたる紳士の……ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
耳寄り情報ありがとうございます!ふむふむ、タレギリか……知られざる専門用語もさることながら、サラダと卵をミックスするとは……その発想はなかった。目の前の牛めしに囚われすぎていたってことなのか……井の中の蛙だったってことなのか……。夜道を歩いていたら街灯がぱあっとライトオンしたような……そうか、道が拓けたってことか。本当にありがとうございます。ご友人の方に一人の松屋戦士が感謝していたとお伝えください。ちなみにたぴ岡は松屋戦士であると同時になろうファイターであることを周囲には隠していまして、もしも久保田様もわたくしと同じ境遇でしたら、ご友人の肩をさりげなくポンと叩いて、「ありがとう」「は?何が?」「いや、こっちの話さ(キラッ☆)」てな具合にお願いします。これをきっかけにお二人の交際がスタートしたなら、さしずめたぴ岡は恋のキューピッド(牛)ですね。ぎゅう!ぎゅう!
さて、魔界ひよこの育て方ですが。手元の図鑑によると、主食は人間であるとされています。飼い主は責任もって完全犯罪に手を染めましょう……なるほど。しいて(略)世界では、自然災害や不可解な殺傷事件は基本的に魔物たちのせいにされます。騎士団は戦争のプロというだけでなく、警察機構しても働いていて、これは軍隊と警察を一緒にしたようなものです。貧富の差はそう大きなものではない(魔改造の実があるので必要最低限の生活は保てる→たとえ飢饉が起きたとしても物価はある程度おちついたものになる)ので、犯罪に走る人間はあまりいないのですが、少なくとも現行の技術で魔法の痕跡を洗うのは困難なので、捜査当局の目を欺くことはそう難しくありません。でも魔法の構成を読むことができる魔物たちからすれば筒抜けです。魔物たちは歴史の裏で人間の善性が伸びるよう暗躍してきました。人間たちの悪意はバウマフ家の人間性を変質させる恐れがあったからです。この知られざる二重構造があるため、しいて(略)世界の治安は「異常に」良いです。子狸が生物の気配に敏感なように、人間たちの心は二番回路を通じてかすかにリンクしているので、冤罪が起きることもまれなのですね。いささか話が逸れましたが、空のひとの大好物はあつあつのおでんです。空のひとに限らず、魔物たちはボケ側に回りたいという欲求が常にあって、「おいしい」食べ物が好き。あとは……わかるな?
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月29日07時20分]
(省略)
すれ~違う~♪はじめまして、ひろ様!ふむん……なんとなく親近感を覚えるお名前ですね。己と共に人類の新たな歴史を築かないか?思えば冬月先生の動機ってけっこう謎ですよね。教え子のユイママには目をかけてたみたいだけど、そう執着している様子もない。ああ、でも、どのみちサードインパクトが不可避なら、ゼーレの策謀にいったんは乗っかるしかないのか。ゲンドウパパも最初はゼーレの野望を挫こうとしていたのかもしれないですね。でもユイママが取り込まれて、レイたんが生まれたもんだから、この世に未練がなくなって目的が変質したのかしらん……その時点で冬月先生は離反してもおかしくなかったんだけど、愛に殉じるのもまたいいと思ったのか……それともあるいはシンジくんに賭けてみるのも悪くないと思ったのか。
さて、交錯する子狸と空のひとの視線。なにげに勇者さんは蚊帳の外で、一人だけ空回りしてます。あらすじにも書いてあるとおり、この物語は勇者さんに対する壮大な羞恥プレイです。作者と違い、魔物たちは結末の画までは見えていないのですが、最終決戦の構図はだいたい頭の中で理解してます。かわいそうな勇者さん……子狸と関わったばかりに……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月30日12時45分]
(省略)
おはようございます、数札様!鍋がおいしい季節が近づいてきましたね。我が家のすき焼きには昔からモヤシが鎮座しておりまして、すき焼きおいしいよねっていう話題になったとき、当然のようにモヤシ最高という話をしたら「え……?」っていうリアクションをされました。いや、本当においしいんですよ、モヤシ。お肉と一緒に食べるとモヤシのしゃきしゃきした歯ごたえとお肉の柔らかさが口の中でミックスしてスパークするのです。もちろん他のお野菜もおいしいですけど。ちょろっと表面を焦がして煮崩れしにくくなった豆腐とかもう神ですね。わたくしは猫舌なので、お箸で切り分けて少し冷えるまで取り皿に置いておいて、がっつり煮込まれた白菜あたりを上にかぶせて一緒に食べると……なんていうか……そう……神です。そこにさらにエノキが加わると、キノコ独特の弾力と豆腐のすっきりした風味が混ざり合って……口下手なのでうまく表現できませんが……例えるなら……そう……神です。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
さて、空のひとの脳内メーカー。魔法が心を獲得したことで魔物たちは生まれました。その「心」というのは、魔物たちが「開祖」と呼んでいる(バウマフ家は千年前にぽっと生まれた訳ではないので初代ではない)バウマフ家ご先祖の「心」をコピーしたものです。さらにバウマフ家の人間は幼い頃から魔物たちに囲まれて育つため、魔物たちを真似ようとしている面もあって、根っこの部分が酷似してます。魔物たちには千年間で蓄積した経験と、人間を優に上回る実力があるので、表面上はそうと悟られないようになってますが。さて、勇者さんにとって魔物たちは「邪魔な存在」です。アリア家は代々王国の国家転覆を目論んでいて、けれど国家間の緊張が高まると魔王が現れます。内乱を起こそうとしても、それが大規模なものであれば魔物たちが横槍を入れてきます。勇者さんは王国が「時代遅れな国」だと認識していて、この先、帝国や連合国に対抗していくのは難しいと考えています。しかし一度は定着した国の制度を変えるためには、いったん壊してしまうしかありません。権力を握っている貴族たちにとって王国は「良い国」だからです。どこか通じ合っているような素振りを見せる子狸と魔物たちですが、勇者さんはあまり気にしていないようです。子狸がそういう子だと思っているからです。動物たちにも敬意を払っているようなので、生き物が好きなのだろうと……そういう感じですね。子狸と羽のひとは魔物側のスパイかもしれないという可能性は考えとして持っていますが、一緒に旅をしていて寝首をかく機会は幾らでもあったので、少なくとも自分そのものが狙いではないのだろうと……ひょっとしたら魔王軍で孤立している魔軍☆元帥の手先なのかもしれない、程度は考えていることでしょう。もしも仮にそうだとしたら、子狸と羽のひとは魔王軍を内部から突き崩すための重要なパイプになり得ます。空のひとと子狸が何らかの信頼関係を持っているなら、それはそれで人類と魔物たちが共存しうる一種のテストケースになります。理想を言えば、魔物たちの手綱をアリア家が握り、裏からコントロールするというのが一番で、けれど勇者さんは常に最悪のケースを想定して動く癖があるので、そちらの可能性には期待してません。空のひとのお花畑度に関しては、魔物たちにとって「バウマフ家とはいったい何なのか」という点が明確になっていないので、勇者さんの中では保留ですね。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年09月30日23時46分]
(省略)
こんばんは、蛇様!さあ、いよいよ港町のパートも終盤戦です。いまpart12を書いてるのですが、書いても書いても区切りが見えてきません……どういうことだ。まあ、たまにはこういうのもいいかな?あんまり長くしても仕方ないとはいえ……箱根は初日だ。初日に全力だしたらアトがもたねェっショ!渡辺航先生の弱虫ペダルがけっこう前から話題になってますね。月刊少年シリウスで連載中の「まじもじるるも」も面白いし、絵に迫力があって惹きつけられます。コミックスを読み直すと、小野田チャンの顔芸もなかなかどうして……できておる膿。武士道とは死狂ひ也。道の上では何をやっても許される!る!弱虫ペダルとシグルイのコラボが読みたい……公式大会は大小を以て正装とす……とかの超展開はまだか……さすがにないか……でも可能性はゼロじゃない。零式だけに。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
闇のゲーム、ポイント争奪戦……!次回のお話を書いてて思ったんですが、何気にポイント制は勇者さんにとってもお得な方式ですね。大貴族の娘さんだから大富豪ですし、土地も余るほど持っていることでしょう。聖騎士位という、とくべつな地位もある。幾らお金を積んでも決して手に入らない……それが魔物たちのポイント……。そう考えると、なんだか欲しくなってきましたね。ほ~ら、あなたもどんどんポイントが欲しくなる……ねるねるねるねは……ねればねるほどおいしくなる……。
狸なべ、ときどき昔話に登場しますが、じっさいに食べたことはありません。軽くインターネッッで調べてみたところ、すごくまずいらしい。お肉が硬くて臭いがきついそうな……命拾いしたな、子狸。狸は良く知られた動物ですが、なかなか見かけることはありませんね。とても臆病な動物で、狸寝入りというのは発砲音とかに驚いた狸が気絶したことから出来た言葉らしい……。交通事故に遭う動物の四割は狸だとか……大丈夫なのか、この生き物……。猫ほど素早くなくて、犬ほど強くないから、気が小さいのかもしれませんね。寒さには強そうだけど……。してみると、うちのポンポコは狸たちの希望の星なのかもしれない……。
お便りありがとうございました!それでは!


10月

  • [2011年10月01日03時22分]
(省略)
こんばんは、ピリピリ様!いや~、子狸がこきゅーとすに復帰したら一気に崩れましたね。シリアスはしょせんわれらの中で最弱に過ぎない……そういうことなのか。まあ、魔物たちも必死なのでシリアスと言えなくもないかなと。ジャンルもコメディじゃなくてファンタジーですから。ファンタジーですよ。本当にファンタジーでいいのかなと悩んだこともありましたが、迷いは晴れました。べつにファンタジーじゃなくてもいいんだ。意外とファンタジーでもいい。意味はわかりませんが、きっとファンタジーかどうかじゃない。どう生きるかだ……とベオルブさんちのラムザさんが言っておりました。しかし、あのゲームのラスボスはある意味、伯であった……。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)アルテマデーモンたぴ岡です!驚かれたかもしれませんね……。最終決戦で聖天使に召喚されていたのは、じつはわたくしです。100%中の100%ぉっ!
困ったことに勇者さん以外、全員がギャグ要員なんですよね……。じつのところ子狸と勇者さんがタッグを組んだのは今回の港町パートがはじめてだったんですけど、なるほど、こんな感じになるのかと書いてて思ったり……やっぱり羽のひとのスキルが突出しているのだなぁと感心しきり。子狸と羽のひとのタッグもやってみようと思ってたんですが、思ったよりも子狸バスターに隙がなかったので見送りました。詠唱破棄は反則的すぎる。次回、空のひとも色々とやってくれますが、開放レベル4は伊達じゃない……。シリアスなら、あいつならきっと戻ってきてくれる……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月03日22時47分]
(省略)
はじめまして、御紋様!とてつもなく深夜ですが、いかがお過ごしでしょうか。ポン太。まあポン太は置いておくとして……ついにpart12です。とうとうここまで来たかと感慨深いものがあります。しかも、まだ続いてます。長丁場になると状況は複雑になるし、勇者さんの体力は保たないし、子狸はトランス状態に移行するしで避けたかったのですが、プロットの時点で内容を詰めすぎたのかな……と反省しきりです。さすがに書いてる本人が一連の流れを忘れるということはないのですが……今回のパートはもっと短く区切った方が良かったかもしれません。でも何か物足りなかったので、一気に章題のひと登場まで突っ走りました。ひと呼んで魔界のプリンス、骨のひとです。拍手。ぱちぱちぱち。申し遅れました。作者の、の、の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!こんばんは!
さてさて、スペリオルしりとり。わたくしは人名を考えるのが苦手なので、これを機に苦手意識を克服しようとしてみたシリーズ。あと、何気にちょっとした歴史の講釈にもなっています。それとなく伝わっていると信じたい。帝国は元々王国領土の一部で、王国に反旗を翻した人々が集まって興した国です。だから三大国家の中でも両国は極めて仲がよろしくない。連合国は王国と帝国が激しく争っているうちにひっそりと小国同士が手を結んで樹立した国家です。けれど、そうスムーズに事が運んだわけではなくて、そこにはやはり国同士の主導権争いがありました。結果的に三大国家が成立し迂闊に身動きが取れなくなった、現在にまで至る冷戦状態の裏には、魔物たちやらアリア家やらの知られざる暗躍があったというのが大まかな筋書きです。しかしだからと言ってスペリオルはないな……まあ一周して逆にアリかもしれないけど……。
と、まあ、さも忙しそうに動き回っている魔物たちですが。基本的にアフターファイブは自由時間ですので、悠々自適な日々を送っています。たしかに仕事量は物凄いのですが、おれ参上(瞬間移動)と全部おれ(分身魔法)がありますから。魔物たちは夜間でも日中と同じかそれ以上に活発に行動できる(おそろしく夜目がきく)ので、よほどの事情でもない限り人間たちは夜に街の外を出歩くことはありません。必然的に魔物たちの業務は日没と共に終了します。やばいくらい忙しいのは王都のひとと、あとはせいぜい海底のひとの二人くらいで、この二人は労働基準法(そんな気の利いた法律はありませんが)を軽くぶっちぎってます。でも仕事と趣味を同時にやっているようなものなので、精神的な苦痛はほとんどないみたいです。うん、暇人ですね。作中では明記していませんが、こきゅーとす上では無数のコピーたちが凄まじい数の河を乱立しているので、「【限界突破】しりとりしながら大隊長にキーワードを言わせたひとが勝ち【水玉】」とか面白おかしくやっているようです。
幼馴染み、いいですね……。響きがもう……。朝、家まで起こしに来てくれて、一緒に登校して、クラスメイトに冷やかされて、さいきんちょっと疎遠になってたけど、ふとした瞬間に異性を感じて、でもお互い素直になれなくて、とか甘酸っぱすぎて酢豚のパインになればいいのにと思うので、子狸に幼馴染みはいません。きっぱり断言しますが、私怨です。まあ、クラスメイトたちがそうと言えなくもないですけどね。作中で触れることはたぶんないので、学校の設定はあいまいなまま放置してますが、設定に当てはめるとクラス替えというシステムはないかと。同じ授業を受けていて、同じ習慣を持っていたほうがチェンジリング☆ハイパーしやすいからです。学校は魔法と教養を学ぶ場ですが、ふつうに授業を聞いていれば騎士になれるようカリキュラムが組まれています。騎士たちは国の手足なので、多ければ多いほど良いのですね。安月給に加えてハードワークという、魔物たちがいなければとうてい成立しない職場です。だから国民たちは騎士団の働きを称賛するし、子供たちはカッコイイと憧れる。純正の騎士は剣士ほどではないにせよ非生産的な存在なので、特装騎士という個人技魔法のスペシャリストも育ててます。ついでに外法騎士なる怪しげな人々も勝手に育ってます。騎士たちに明日はあるのか。
ちなみに。子狸観察日記を提出した場合、叱られるときはたぶん子狸も同伴です。途中から子狸が無駄に教官を煽って脱走を図るので、きっとうやむやになるでしょう。なお、子狸を尾行するともれなく青いのがついてきます。景品みたいでお得ですね。
王都の騎士たちは、もう子狸捕獲がライフワーク。宰相に言われてつかまえに行く。理由は不明→心理操作→なんとなくつかまえる→子狸が煽る→意地でもつかまえる→最初に戻る。その繰り返しで、なんとなくつかまえる癖がつきました。どうしてつかまえてきたのか尋ねると、「使命感……?」とか、わりと壮大であいまいな答えが返ってきます。
お屋形さまは~……あれですね。パン屋さんになるのが夢だったらしいですけど、パン職人の才能はなかったみたいです。親ばかなので魔物パンの研究に勤しんでますが、まず形からして無理があります。コアな人気はありそうですね。宰相あたりは仕事の合間に魔物パンをつまんで「ふむ……今回は上出来の部類だな……」とか独りごと言ってそう。友情、なのだろうか……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月05日08時19分]
(省略)
ひくうてい在住のかつてたぴ岡だったもの´_ゝ`)「レオナールさーん!」
おはようございます、れおな……ピリピリ様!さあ、前回に引き続きタクティクスオウガのお話でもしましょう。わたくしはPSP版(運命の輪)をけっきょく買わなかったのですが、元祖のSFC版はだいぶやり尽くしたので、知ったかぶる程度のことはできます。タクティクスオウガといえば顔芸。親友のふくろうことディリータ兄貴の顔芸は変わらぬキレを誇っているようですね。対抗馬の森のくまさんことラムゥも神砂嵐!存外に魅せてくれます。じっくり見るとそうおかしな表情ではないのですが、ふだん表情がぴくりともしない上に腹話術マスターなので、その落差が何だか可笑しい。そして、これだけははっきりと言える。ヒッタイト人パねえ……。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
さて、ようやく骨のひとが再登場しました。勇者さんそっちのけで進行する事態。作者にとって切り札とも言える、魔物たちのターンです。ここまで来るのにpart12……前パートと合わせるとじつにパート16ですよ……。当初の予定では「子狸バスター完成→港町襲撃→騎士たちの敗北→バスターvs勇者一行→バスター活動限界→空のひと降臨→骨のひと参上」といった具合にパート7ないし8くらいで決着がつくと思ったんですけどね……。構想を端折りすぎていたか……。きっと、おそらく、たぶん、港町のパートは物語全体を通じて最長の部類に入るエピソードになると思います。かなり先の話、最終章もだいぶ長くなるとは思いますが、それでも章区分は小分けできるでしょうから。今回もやろうと思えば小分けできたのかな?騎士たちが全滅して子狸が宿屋を飛び出したあたりで切ろうと思えば切れた気もしますが……どうもしっくり来ませんね。作者の中では、サブタイトルの「都市級」というのは子狸バスターと空のひと、両方のことを指してます。だからかな?
むっ……やつめ、来たか……。バルバス、ここは任せたぞ。つれないこと言うなよ、ごえもぅ~ん。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月06日01時23分]
(省略)
こんばんは、マイマイY@様!あれ?なんだか誤解がある……ような。子狸を勇者さんから引き離したいと考えているのは、王都のひとです。いつも子狸のそばにいる青いのですね。作中では何度か魔王の腹心ルートか謎の覆面戦士ルートに誘導しようとしてます。その理由は作中では明記していません。魔物たちは治癒魔法についてあまり触れたくないと考えているからです。でも本編にはあんまり関係ない事柄なので言ってしまいますが、王都のひとが子狸を勇者さんから引き離そうとしているのは、もしも剣でズバッとやられちゃったら逆算能力で蘇生できないからです。子狸バスターの中のひとたちはライフワークを担当しているコピーたちで、オリジナルに取って代わろうとしている勢力です。青いひとたちのオリジナルはとくべつな存在で、コピーたちでも真似できない役割を持っているので、コピーたちは「精霊の宝剣が複数ある」という設定をでっち上げました。彼らは子狸が勇者サイドだろうと魔王サイドだろうと、どちらでも構わないというスタンスです。王都のひとがついている限り、子狸の警護は万全だと考えているからです。じっさい、仮に勇者さんが子狸の暗殺を目論んだとしても、常にステルスして子狸に付き添っている王都のひとを出し抜くのは、まず無理です。ただし、たとえば隕石が子狸めがけてピンポイントで落ちてきたりした場合はその限りではないかもしれない……と王都のひとは考えています。超過保護です。子狸に限らず、バウマフさんちのひとたちはトランプで言うところのジョーカーに近く、うまく使えば、いかなる状況いかなるタイミングでも旅シリーズのストーリーを捻じ曲げることができます。ふだんから理屈に合わない行動をしているので、いくらでも設定の後付けができるのですね。庭園のひと(コピー)が「もう無理」と言ったのは、勇者一行がパーティーとして成り立っていないことを指して言っています。このことはのちに本編でも触れますが、子狸は勇者さんを対等な仲間として見ていないのですね。
さて、魔物たちが使うこきゅーとす上でのハンドルネームですが。そうですね……だいたい合ってます。正確には、こうしなさいという決まったルールはなくて、長年こきゅーとすでやりとりしているうちに固定していった暗黙の了解という感じです。作中では骨のひとが牛のひとにお手伝いをするよう「お願い」されたとき、ひそかに「平穏に暮らしたい」とハンドルネームを変更したみたいに、さりげない意思表示に使われたりもします。ちょっとした皮肉も交えて。作中では混乱するだけなので自重していますが、騎士団と戦ってるときに戦線離脱した魔物が一時的に「霊界在住」を名乗ったり、新種の魔物を装うときにまったくべつの種族名を称したりと、まあやりたい放題です。オリジナルの人数は決まっていて、もちろんオリジナル同士で面識はあるので、いきなり新種を名乗っても彼らは「ハイハイ。新種だね。すごいね」と内部処理してくれますが、作中では極力ややこしくなる要素は省いています。また、歩くひとが「王種は全部で五人いる」と華麗にネタバラししてくれやがりましたが、当初の予定では「最後の一人」に関してはまったく触れるつもりがありませんでした。「ファイブスターズ」という呼称は、表向きレベル「5」のひとたちという意味で通すつもりでしたし……だから、つまり、最後の一人が作中に登場することはありません。魔物たちも話題に出すことはまずないでしょう。名前だけでも登場させるとしたら、それは設定集みたいな感じの、完全に本編とは分離した場でのことになると思います。存在自体がネタバレの要素を大いに含んでいるので、投下するとしたら最終話のあとか、もしくは後日談みたいなのを設けて、その直前に投下するかもしれません。それまでは設定集が出ることはないと思います。定例会議みたいな方式をとるにしても、また別の項目を扱うことになるでしょうが……やっぱり難しいかもしれません。しいて(世界)の地理について触れるつもりはあまりないんです。山とか川の名詞をずらっと並べて、会話の中で「□□山の南方に広がる△△川は~」とかやっても、ぴんと来ないでしょうし。その場その場で地形の説明をしたほうが通りがいいのではないかと……うん。わたくしは学生時代、地理とか歴史が苦手で、「年号とか地名とかどうでもよくね?」とか思ってたクチなので、そう思うだけかもしれませんが……。
アーマード!(ガシーン!)
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月07日00時49分]
(省略)
こんばんは、末摘花様!65話ですよ、65話。思えば遠くまで来たもんだ……。そしてスペリオル。日本の歴史だと、やっぱり織田信長が最初に挙げられるのかな。もしくは魔人・加藤保憲。加藤ォォォ。帝都物語の幸田露伴がイケメンすぎる。にゃんこ。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
子狸、猛るの巻。やたらとハッスルしてる子狸ですが、このことがきっかけで、まさかあんなことになるなんて……。まあ、それはさておき、がんばってますね、子狸。がんばる方向性がおかしいのだけど。空のひとはポイントで勝ったら港町の人間には手を出さないと言っているのだから、子供たちは安全だったんですけどね。その理屈は子狸には通用しなかった。放っておけば勝手にどんどん墓穴を掘ってくれるのがバウマフクォリティ。勇者さんは判断を誤りましたね。子狸と違っていろいろと考えている子なのですが、今回は庭園のひとの貫禄勝ちといったところでしょうか。勇者さんの弱点であるコミュニケーション能力の不足をきっちりと突いていきます。
にゃんこ。ああ、これまでふつうにさらっと流してきましたが、同じレベルのひとたちは行動を共にすることが多いため、基本的に仲良しです。たとえば骨のひとのことを見えるひとと歩くひとは「骨の」とか「この骨」とか気安く呼びますが、他のひとたちは「骨のひと」と丁寧に呼ぶことが多いです。もちろん例外はあるのですが、基本的にはそうです。羽のひとと空のひとは同じレベル4なので、お互いに「空の」「羽の」と呼び合いますし、もっと砕けた調子で「にゃんこ」とか「このトリ」とか呼ぶこともそう珍しくはありません。旅シリーズも中盤になってくると、魔物たちの中でもいじられキャラが確立していって、だんだん砕けていきます。そうやって築かれていった関係は、旅シリーズが終わると共に、いったんリセットされます。全員平等というのが魔物たち同士のスタンダードな考えだからです。
かくれんぼ。ああ、ひらがなで書いた方が良かったかもしれないですね。「ひと」とか特定の単語は漢字とひらがな、どちらで書くかはっきり決めていますが、その他の文章は作者基準で読みやすいようにと思って漢字とひらがなを使い分けてます。ひらがなばかりだと読みにくいし、漢字だけだと日本語ではなくなる。日本語ってむずかしい。ちなみに空のひとが「もういいか~い?」とか言ったのは、あのひとなりのボケです。ひよこジョーク。そして子狸に潰されました。子狸は子狸なりに空のひとのミスを拾ってあげようとして、あえて合わせてあげたのですが、そのせいで空のひとは引っ込みがつかなくなりました。王都のひとは、それらをきちんと把握した上で、二人がかりのボケをすり潰しました。じつに悪魔めいた発想です。
そして帰ってきた骨のひと。労働は終わったのか……いいえ、そうではありません。脱走です。脱走してきました。今頃、某所では骨のひとの脱走を知った某アニマル姐さんが怒り狂っていることでしょう。八つ当たりをされるのは騎士たちです。世界はこうして回るのですね。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月07日01時59分]
(省略)
こんばんは、久保田様!ふっ、まさかお便りのコーナーの何気ない一言で足がつくとはな……庭園のひと(オリジナル)の言っていたことが、まんまとブーメランしてきたわけだ……。なんという時事ネタ。なんという時事ネタの……ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
まあ……そろそろ頃合ですね。まず、ダチョウ倶楽部さんたちはいません。いませんが、しいて(略)世界の文化は非常に多様化が進んでいるようです。どつき合いの直前にはゴングを鳴らしたり、レースという概念をすんなり受け入れる下地があったり、解説者なんてのもいる。現時点で作中に(名前だけ)登場している、怪しげな拠点……古代遺跡とか空中回廊とか海底都市、それらはいったい誰が、なんのために作ったものなのか?というのが、勇者さんに追ってもらう謎です。そして最終的に、けっきょく勇者さんには解明しきれない謎でもあります。お話が進むにつれて、あるいは現段階ですでに、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。魔物たちが千年間コツコツとがんばってきたことなので、本来的に他者が解き明かせるような構造ではなかったのですが、彼らはバウマフ家の人間に対してはガードがゆるい部分があります。その油断があったせいで、お屋形さまには全バレしました。そうした経緯があるため、お屋形さまの血を引く子狸に対しては情報規制を徹底しています。だからヒントになるとすればその点で、魔物たちは決定的なことを決してこきゅーとす上では口にしません。たぶん勇者さんに対してやろうとしているように、自分たちにとって都合の良い方向に誘導しようとするでしょう。わたくしはしいて(略)を書きはじめるときに、内部設定が絶対にバレないよう設定を組みました。結果的に失敗に終わりましたが……ほとんど没案に近い勢いです。なぜ没にしようとしたのかというと、わたくしが書いてみたいと思うこととはまったく別物だったからです。さいきんはもう開き直って書いてます。犯人はヤス。まあ……少なくとも魔物たちはとことんまで隠し通すつもりで動いてくれているので、こうしてあれこれとお便りのコーナーでお話しすることもできるわけで……そう考えれば、あながち無駄でもなかったのかもしれませんね。がんも。
ちなみに骨のひとがおでんを食べると、噛み砕いた具が肋骨に降り注ぐ。シュール。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月08日03時02分]
(省略)
ドキドキする……だと?ドキドキといえば、摩訶摩訶。小さい頃にパッケージを見て、独特な絵柄が気になってたんですけど、けっきょく買わなかったんですよね。さいきんはそういう、むかし気になってたけど買わなかったゲームをインターネッッで調べて「ああ、こういうゲームだったのか……」と自己満足にひたるのがマイブーム。マイブームは死語かもしれない。でも使い続けます。マイブーム全盛期にマイブームがなかったですから。ある種のリベンジです。遅かりし復讐人ですね。いや、遅すぎるということはないんだ。いまからでもじゅうぶん間に合う。宇宙飛行士めざして勉強だ!ヤマトの諸君、久しぶりだね。ぴこーん……ぴこーん……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!こんばんは、蒼衣様!
うおっ!?一瞬、何のことかわからなかったけど、サブタイトルが逆転しているッッ。ありがとうございます!修正しておきます!サブタイトルは盲点だった……本当に助かります。
子狸ぃ……。弱肉強食は世の定めですな……。生きるということは何かを犠牲にするということでもあります。でも割り切れないのが人間の良いところであり、悪いところでもある。ふむん……非常に難しい問題です。つまるところ体内に内蔵できる小型永久機関の早期開発が肝要なのです。地球上のありとあらゆる生物は進化の途上にあると言えます。いつか背中にゼンマイが生えた新人類が誕生すればいいのにね……。
覚悟!覚悟か……。え?覚悟?いや、うん。覚悟は大事だ。返信が遅れてしまって申し訳ありません。返事を書いていると本編が書きたくなるし、本編を書いていると返事を書きたくなる。その繰り返しでたぴ岡はエネルギーを蓄えています。テスト勉強していると部屋のお掃除をしたくなるのと一緒ですね。そして部屋のお掃除をしていると、ふと散らかった本棚を整理しはじめて、程よく内容を忘れた漫画を読み出すと、もう止まらないやめられないのかっぱえびせん。昨夜は帝都物語を読みふけっておりました。部屋のお掃除もしなくちゃ……おや、弱虫ペダルの18巻が二冊ある……これはいったい……同じ本を買ってしまったときの絶望感は異常ですよね。お金の問題じゃなくて、わくわくして読みはじめるのに、なんだか読んだような気がして……もしかして予知能力?と気分を盛り上げながら読んでみても、だんだん自分を誤魔化しきれなくなっていきます。とりあえず読破して、一息ついてから積み上げた本をそっとのけてみる。そこには、すごく見覚えのある表紙が……。アァアァァァ……。
さて、そんなことをつらつらと書き連ねているうちに、次話が完成しました。ちなみに、ドラえもんの秘密道具。何が欲しいかという問いに対するカンペキな答えがわかりました。唐突に閃きました。お前が欲しいと答えればいいのです。これはカンペキ。カンペキすぎる……。あまりにもカンペキだったので、つい書きたくなりました。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月09日09時16分]
(省略)
おはようございます、マイマイY@様!66話……獣の数字ですね。獣の数字に一歩足らず。なにぶん「こきゅーとす」とか言っちゃってるので、いろいろと調べているのですが、白面の者との対決に備えてわたくしも石化せねば……白面の者を憎んで憎んで、それでもあきらめきれないと最終的には白面の者になるそうですから、わたくしにもふすまになるチャンスが残されているということでもあります。げええええっ火ぃぃぃぃっ……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!長飛丸ぅ……。
マイマイY@様のおっしゃるとおり、子狸は家族と魔物たちの愛情を一身に受けてすくすくと育ちました。だから戦えるのだと、いつだったか子狸は言ってましたね。子狸は骨のひとの指示に従順に従いました。コンビネーションもばっちりです。子狸にとって骨のひとは頼れる兄貴分なのです。もしも勇者さんが同じ指示を出しても、たぶん子狸は素直に従わなかったでしょう。いまの勇者さんだと都市級の魔物には絶対に勝てないけど、骨のひとならわからないと感じているようです。とくに根拠はありません。本人は自覚していませんが、子狸にとって勇者さんは肩を並べて戦うような存在ではなくて、だからちぐはぐになる。
その点、お屋形さまは子狸にとって無敵のヒーローです。魔物たちに勝てなくても身体能力の差が言い訳になるのですが、同じ人間であるはずの親狸はあらゆる面で子狸を凌駕しています。同じ人間なのに、魔物たちをして本気で戦ったらどうなるかわからん……と言わしめる。裏を返せば、子狸にとって放っておいてもまったく問題ない存在です。対応がおざなりになるのは、そのへんに起因しているようです。頭の中では、とうとうたてがみが追加されたらしい……。作中でお屋形さまが勇者一行と絡むことはまずない……言い換えればお屋形さまの活躍シーンは全編に渡ってカットされているので、表面上はダメ親父で行こうと思います。親ばかなので、そのへんをねちねちと突いていきたいですね。どこまで作中で書くかわかりませんが、子狸が管理人の座を引き継いだのは王都襲撃の直後で、王都襲撃のとき、子狸は魔物たちの指揮をとる父親の勇姿を間近で見ています。王都襲撃が起こった裏には様々な真意が隠されているのですが、逃げ惑う人々と、立ち向かう騎士たち、混乱に乗じて暗躍する人間たち、様々な「人間」を子狸に見せるというのもお屋形さまの目的のひとつでした。「管理人になる」ということは、千年に渡るバウマフ家の悲願を継承するということでもあります。魔物たちが考えるよりも、ずっと重い意味が込められているのです。
火ぃぃぃぃ……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月09日11時06分]
(省略)
おやようございます、ピリピリ様!船を入手するイベントといえば、ドラクエ3の黒胡椒トレードがいちばん印象に残ってます。むしろ、なんでアリアハンの王さまは船をくれんのだ……と、いまでは思います。すっかり汚れちまいました。船を手に入れると、一気に世界が広がってわくわくしますね。あの、次にどこ行ったらいいかわからん感じがたまりません。岩礁の配置が神がかってましたね。完全にプログラマーさんたちの手のひらの上でもてあそばれました。強いぞ、大王イカ。大王イカさんパねえす……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
そして船と言えば帆船ですよ。これは譲れない……ということで、勇者さんには幽霊船に乗ってもらいます。無事に出航できたら、の話ですが。それにしても怨霊種のポテンシャルは高いなぁ……レベル3のひとたちが頼りにするのも頷ける。もともとレベル2のひとたちは、レベル3とか4みたいに圧倒的な存在ではなく、ちょうどいい強さなんですよね。たとえゲームという体裁をとっていようとも、未熟な勇者一行が都市級に対抗するには骨のひとの助力が必要不可欠だろう、というのが今回のお話。ジョー……。
コアラさんは魔軍☆元帥のパートナーなんだけど、全面的に魔物たちの味方というわけではないらしい。同じ種族の羽のひとが危ないとなったら、魔物たちよりもそちらの肩を持ちます。すっかり味方だと思っていた空のひとはちょっとショック。レベル5とレベル4のひとたちは(羽のひとという例外を除いて)名実ともに単体種なので、種族全体のために尽くすという感覚が理解できないという設定です。似た容姿をしていて、似た能力を持っている、それだけだろうと。でも、人間たちや、人間と近しい怨霊種にとっては、それが大事なのですね。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月09日11時52分]
(省略)
こんちには、筧様!そろそろランチタイムだぞなもし。今日は何を食べようかしらん。たまにはTKGも悪くないな……いや、納豆か。納豆だな。君に決めた!納豆は市販の醤油よりも、一緒に入っている使い捨ての醤油を使った方がずっと美味しいです。甘みがかった風味が美味しいのですよ。してみると、納豆に砂糖を入れるというのも、あながち間違いではないのだ……。もちろん醤油も一緒に入れるんでしょうけどね。そうだよね……?砂糖のソロじゃないよね……?砂糖派のみなさんを信じてます……。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
話は変わりますが、こうしてキーボードを叩いていると、自分の高速タッチに酔いしれます。部屋で一人、ひたすらキーボードを叩いているわけですが……おれ、かっこいい、みたいな。うん……。なんという寂しい休日に使い道だ。午後からは遊びに行かざるを得ない……目的もなく街をぶらつくか。(尾行……僕も任意の人物を尾行したことがある……)みたいな。「任意の人物」というのは、小学生が使う言葉じゃありませんね。でも、どうなんだろう。頭の中で何か考えるときって、文字じゃありませんよね?ふっと脳裏をよぎる感じです。だから内心の描写が小学生離れしてても、それはべつに矛盾しない気がする。無理やり文字に変換するなら、「前に自分も~君を尾行したな。あいつも……」っていう感じでしょうか。これが、尾行対象が女の子となると、一気に犯罪臭が漂うから不思議なものです。平等というのは難しいな……。
さて、骨のひと、いやさ海燕のジョー参戦。今回はジョーの独断なので、お友達は紹介できません。おれにはじまり、そしておれで終わる。友など……覇王には不要!ばーん!テレフォンショッキング、衝撃の最終回……!CM明けで鎮座するくまのぬいぐるみ。クリスくんの再登場は……あります!正確にはクリスティナ嬢ということになりますね。さらに正確に言えば、クリスティナ嬢の意思を継いだ歩くひとということになりますが。世界を見て回ってみたい、霊界のひとたちが言う「面白い人間」に会ってみたい、というのが彼女の願いでした。庭園のひとは直接は会っていませんが、霊界のひとたちにこきゅーとす上で相談を受けたりと少し絡んでます。歩くひとは、世代を越えて彼女の願いを叶えたことになりますね……。さすがに自分の姿で「みなごろしだッ!」とか叫ばれるとは思わなかったでしょうけど……。きっと天国で爆笑してるんじゃないでしょうか。生前は豪快な女の子でした。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月15日02時59分]
(省略)
はじめまして、手ん帳様!さいきん、また一段と冷え込んできましたね。冬は苦手なのですよ~。筋肉が委縮するせいか、アクロバティックなリアクションを取りづらいですしね。いえ、べつに夏ならやるというわけではないのですが。思うに人間は毛皮を脱ぎ捨てるべきではなかったのではないかと……なんで人間に毛皮はないのだ……ということで軽く調べてみたのですが、元々あった毛皮がなくなったと考えるよりも、たしかに元々なかったと考えた方がしっくりきますね。われわれは海からやってきたのだ……ゴジラに出てくる怪獣は翼がウィークポイントすぎる。モスラ~よ、モスラ~。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
エクセレェェント!素晴らしい!いつかご指摘されるかなぁとは思っていましたが、それがじっさいに現実のものとなると、けっこうドキッとするものがありますね!そこまでご察し頂けているのであれば、もしかしたら手ん帳様の中では、すでに答えが出ているのかもしれません。物語のタイトルを決めるとき、かなり悩んだのですが……当時の流行にあやかって「まものっ」とか「おれたちの子狸さんがイケメンなわけがない」とか……まあいろいろと考えましたが、タイトルでしか出来ないことをやりたい、という結論におちつきました。タイトルでしか出来ないこと……魔物たちのメッセージというよりは……つまり作中では表現できない、バウマフ家の領分を越えた部分……その代表選手がタイトルです。言ってみれば、しいて(略)は読者様にバウマフさんちのひとの追体験をしてもらうお話なのですが、さすがに主人公の子狸がおぎゃーと産声を上げてから魔物たちに見守られてすくすくと育ち、やがて学校に入学して……というポンポコ半生を事細かに書くのは無理なので、タイトルには作者の遊び心を込めました。それが、ああ、久しぶりにフルで言いますね……しいていうならお前の横を歩いてるのが魔王。これは作者にとっての保険のようなもので、それ単体では意味を為しません。注釈で一文だけ抜いたりと小賢しく立ち回りもしましたが、じつは「魔王」という名詞は古代言語には存在しません。「ヨト」というのが、いちおう魔王そのひとを指しますが、注釈でも触れたとおり「ヨト」というのは「あなた(お前)」という二人称です。三ヵ国語が発達して、古代言語が風化しつつある今でこそふつうにヨトヨト言ってますが、むかしの魔物は決して魔王の存在を口外しませんでした。魔王を指し示す言葉が「あなた」しかなかったからです。だから人類社会に伝わっているのは、魔物たちの手記という体裁をとった文献のみで、前後の文脈で「あなた」と「お前」を区別して、名前は出てこないけど「あなた」と呼ばれる魔物たちのトップがいるんだな、と解釈しました。一文の中で「お前」と「魔王」が並んでいるのは、古代言語の文法的には誤りなのですね。べつの意味があるということです。ややこしいですが……タイトルには少しこだわりたかったのです。このあたりの事情は、たぶん物語の終盤に触れると思います。さすがにネタバレに抵触しますからね……へへっ。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月16日11時00分]
(省略)
おはようございます、末摘花様!長かった港町編も、ようやく終わりました。いちおう次回は顛末について触れますが、そのまま新しいパートに突入するので、無理に区切るとしたらここが序盤のラストということになるのかなぁ。コピーたちはいったん退場。また会える日まで……いや、たぶんすぐに再登場するでしょうけど……。いや、それにしても長かった。王都襲撃と同様、今回の港町襲撃はしいて(略)世界の歴史に残る出来事なので、いろいろと気を遣いました。港町に残ったファミリーの人たちが情報操作するし、当事者の騎士たちが口を閉ざすため、事実が後世に正しく伝わるということはありません。歴史ってそういうものなんだろうなぁと、わたくしは勝手に思ってます。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
魔物たちは何度か人型の魔物はドSというようなことを口にしますが、これは正確に言うと魔物たちが羽のひと、牛のひと、歩くひとを甘やかしてきたということです。海のひとは人前に姿を現さないので、例外的に対等の関係を築き上げているようです。子狸のハートを射止めたのは、どうもそうした優しさにあるようですね。黒てふてふ本人は秘密結社ライフワークの総司令を務めていたつもりなのですが、部下の青いのは事態の落とし所を最初から視野に入れて動いていたようです。歩くひとの介入は、だから計算通りでもあります。率先して土下座した親狸もそのあたりを理解していたのでしょう。まさしく常人の域を越えた土下座でした……有言実行の男です。ポンポコ妻もきっと惚れ直したことでしょう。いや、それはないかな……?ポンポコ夫妻に幸あれ。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月16日11時27分]
(省略)
こんにちは、ひろ様!鬼のひとたちはフリーダムだなぁ……。趣味に生きることができて羨ましい限りです。でも趣味だけでは成り立たないのも、また確か。人間は怠けることができる環境にいると、どこまでも怠けてしまうので、本当にやりたいことがあるなら、やらざるを得ない状況を作るのが先決……というのが、わたくしの持論です。つまりガチムチになりたいなら部屋に試しの門を設置すればいいのですね。おうちに入れないよぉ……めそめそ。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
さて、鬼のひとたちの目的がついにあきらかになりました。どうやら最初からアリア家お抱えの鍛冶職人に興味があったようです。彼らにとって、教官の折檻から子狸が脱出してきたのは想定外の出来事だったのですね。自分たちのほうがデキると思って意気揚々とアリア家の門を叩いたら、あえなくつかまってしまいました……。きちんとおめかしして訪問したのだろうか……そう考えると、なんだか哀れですね……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月16日12時12分]
(省略)
こんちには、数札様!作者の中では、なんとなく銀はざらざらしてて、鉄はすべすべしてる印象です。つまり純銀とは無縁の人生を送ってきました。銀と鉄を並べて眺めたら、わかる人にはわかるんでしょうか。ためしにWikiってみたら、「973°Cにおいて1気圧の酸素と接触する溶融銀は、その体積の20.28倍の酸素を吸収する。凝固の際、吸収した酸素を放出するため、表面がアバタとなるspittingと呼ばれる現象を起こす」とのこと。なるほど。写真付きで銀スプーンの画像も載ってましたが、これ鉄だよって言われたら、まず疑わないレベル。ふうん……重くて使いにくそうだな、っていう感じ。でも純銀製の食器が数点盗難に遭い……とかニュースでたまに見るので、専門的な知識がなくても、ある程度の慣れがあれば見分けるのは難しくないのかもしれませんね。つやが違うのかもしれない。本気で気になってきたので、銀、鉄と並べて検索をかけたら銀河鉄道物語が1、2、3フィニッシュを決めてくれました。これはもう機会の身体を手に入れざるを得ない……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
ふつうに書いてたら子狸小話が混ざってくる不思議。こんなこともあろうかと、港町までの道中をボカしておいたのさ☆まあ偶然ですけどね……。勇者一行が優雅にクルージングしているうちに、魔物たちは体制を整えることができます。王都襲撃から連なる今回の港町襲撃で、情勢はだいぶ様変わりすることでしょう。騎士の言葉を借りれば、戦歌と終の時代の幕開けといったところでしょうか。「終(つい)」というのが何を意味するのかは、いずれ注釈でご説明できれば、と思っています。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月19日08時04分]
(省略)
おはようございます、ピリピリ様!冬季限定のパイの実(ホワイトクリーム)は、なんだかとってもクリーミィでしたが、いかがお過ごしでしょうか。食べ終わってから、パッケージに「温めてもおいしい」と表記されていることに気付きました。まじか……。パイの実は、もふもふしたパイ生地の部分がおいしいですね。でも自分のお金で好きなときに買えるようになったからか、ここしばらくはお菓子に対するハングリーさが失われてきました。闇の闘気を失ったヒュンケルみたいなものです。冬季だけに。ああ、これはひどい……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
勇者さんは子狸の舵をとろうとしているのですが、なかなかうまく行っていないようです。子狸は子狸で、ふだんは勇者さんの意思を尊重しようとしているようなのですが、勇者さんのことを口ではどうこう言っても本当は心の優しい子に違いないと勝手に思い込んでいるので、すれ違うことも多いようです。とくに土壇場になると、まったく言うことを聞きません。感情を制御できるという話も、どこまで理解しているやら……。たぶん、心は悲鳴を上げているに違いないとか自己解釈しているのでしょう。そんな子狸が勇者さんと一緒に旅をして、何かをきっかけに「あれ?」と思ったとき、二人の関係はどうなるのだろうか……?一行に残された課題ですね。
港町のパートでは、というより、旅立ってからずっと、彼らは様々な問題を先送りにしてきました。その問題は航海中に少しずつ消化していくことになると思います。
お便りありがとうござました!それでは!

  • [2011年10月20日00時37分]
(省略)
こんばんは、末摘花様!長かった港町編も終わり、ようやく新章です。わたくしの感覚としましては、ついにプロローグが終わったという感じです。これまでのお話は、言ってみれば問題提起の章でした。魔法とは何なのか、魔物たちは何を目指しているのか、人類はどこへ向かうのか、ゆがんだ歴史と文明……なんだかこう書くと、無駄にスケールが大きそうですね。謎は解けなくちゃ面白くない、かといって解けたら解けたでつまらない、だから謎そのものをわからないようにした、というのが、この物語の初期設定です。そのせいで、無意味にややこしくなっている気がします……。自らの首をしめるというのは、こういうことを言うんだなぁ……と実感する日々。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!ぴこりーん!パリィ!パリィが閃いたときのガッカリ感は異常。でも、いまになって思えば、陣形を活用してモンスターの攻撃パターンをきちんと考えながら戦えば、有効なスキルだったんだなぁ……。
ご質問ありがとうございます!それではさっそく颯爽とお答えしますが……肉球ガードは……あります!うむ……。さて、今回は末摘花様のおっしゃるとおり、魔物たちの回想という感じでお話を進めています。件名のナンバリングが前回のパートから地続きになっているのは、じつは港町のパートは魔物たちが編集してまとめたものだった……というふうにも捉えられるようにです。もしくは単に解凍された青いひとたちに説明してたら偶然にも(あるいは故意に)同じだけの件数を消費したのか……どちらが正解ということはありません。今回のお話は、パートの途中で時間が飛ぶので、そうした形態をとらさせて頂きました。本当ならpart1の時点で時間軸がリアルタイムに追いつくはずだったので、ちょっとややこしくなってしまいました。無念。
救出チームの班員は、火口のひと、かまくらのひと、山腹のひとの三名です。庭園のひとは一時はブロックされたものの、最終的には復帰したので、今回はお許しを頂きました。実行犯のコピーたちではなく、オリジナルたちが責任を負ったのは、けっきょくライフワークを滞らせてしまっては意味がないということと、不甲斐ない敗者たちへの罰ゲームという色合いを帯びています。
王都のひとは、勇者さんとお話しできたことで得るものがあったようです。魔軍☆元帥を通じて、子狸(バウマフ家)が魔物たちにとって何かとくべつな存在であるらしいというところまでお話を持っていけたのも大きいですね。王都のひとは魔物たちの中でも一、二を争うほど明晰なひとなので、「自分は魔王の腹心ルートを歓迎している」というのを他の魔物たちに印象づけたなら、これから先もずっと同じ策に固執し続けるメリットは低いと判断しました。けっきょく王都のひとは子狸の傍から離れることができないため、直接シナリオに干渉することができない。勇者さんが子狸を害する可能性が万に一つなら、億に一つ、兆に一つにしていこうということですね。相変わらず超過保護です。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月20日08時02分]
(省略)
おはようございます、みゅね様!アニメにもなったのでご存知の方も多いと思いますが、週刊少年チャンピオンに掲載していた「みつどもえ」が面白くて、群像劇に対する憧れがあります。なんだか、まったくべつの方向に進んでいるような気がしないでもないのですが……。最初に魔物たちのメンバーを考えるにあたって、インターネッッで検索したり、本を読んだり、絵心がないので文面でどう書くか悩んだりと、あれこれと肉付けしているうちに、どうしても愛着がわいてしまいますね。空のひとには愛されひよこを目指してもらいたいものです。敵の本当の怖さがわかるのも強さのうちだ……だからお前に見せておく気になった。60%ぉ!といった感じに。パンケーキみたいに夢がひろがる。ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!シャイニング!
いやぁ、本当にわかりにくくてごめんなさい。とくに魔法はけっこう複雑かもしれません。港町のパートまでは、わりとシンプルな設定が戦闘の舞台になっているので、わりと初歩的な魔法の使い方が中心になっています。これから先は作者が自らに課したシンプル縛りがなくなるので、より複雑な魔法の使い方が出てきます。つまり本番はこれからなのさ。ひーはー。
勇者さんはやっぱり幽霊船に乗ることになりました。空のひとがマットに沈んだので、べつに魔法動力船に乗り換えても良かったのですが……理由は次回のお話にてのちほど。
食料は子狸がお魚さんを釣ったり、船内の備蓄でやりくりする予定です。もともと幽霊船はバウマフ家の人間を乗せる前提で繰り返しモデルチェンジされているので、内部は住み心地の良い快適空間になってます。無人島サバイバルはたぶんないです(笑)。代わりに船内でいろいろとやって、第一案と第二案を消費しつくしたあたりで、たぶん「キングクリムゾンッ!」する感じになるんじゃないかと。冗長に感じたら、もっと早くするかもしれません。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月23日00時05分]
(省略)
こんばんは、久保田様!指といえばゴールデンフィンガーですね。郷ひろみです。GO!GOといえば、ヒカリの碁のタイトルには何故かギザ吹き出しで「GO!」の装飾がされていました。正直あれはちょっと……と思っていたのですが、GOは良いものだ!がんばれゴエモン!ちなみにわたくしはエビス丸使いでした。いや、性能は同じなんですけどね……なんとなく。マリオよりルイージ、リュウ・ケンよりダルシム、冒険の書1よりも2、そういうところがわたくしにはあります。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
むしろ、指の存在は不自然極まりないとたぴ岡は思います。お魚さんが捕食者のいない陸上めざして両生類になったというのも……納得できるような、できないような……。生物学は本当に面白い。人間はワシントン条約を定めて、絶滅危惧種の保護をしていますが、生物の進化と絶滅は切っても切れない関係があると思われます。ひとたび生態系が狂えば、追う側が追われる側になったりして、急激な生活の変化が種の進化と結びついているのではなかろうか……。数世代、数十世代、あるいは数百世代に渡って生きるために無理をした結果が進化という気がします。言ってみれば、最初に誕生に両生類はモテモテだったはず。生まれた子供の中で、親御さんと同じか、それ以上に陸上に適応した両生類ジュニアがモテモテだったはず。その繰り返しが進化という説もあるらしいのですが、海中に残った種と陸上に渡った種が完全に別の生き物になるというのは……どうなんだろうか。不思議だなぁ。考えれば考えるほど、わけがわからなくなります。
だから子狸に指があるというのも自然界の神秘に通ずるのだ……。子狸の表記はだんだんアニマル化してますね。王都のひとは抵抗していますが、やがては呑まれるでしょう。ささいなきっかけが、こうしてこきゅーとす全体に浸透していきます。それだけ長く続いたということですから、作者としましては何だかくすぐったいような心境です。ちなみに、くすぐり。自分でくすぐっても、まったくくすぐったくない。それはどうしてかというと、脳が「覚悟」しているから、らしい。つまり予想外であればあるほど面白い。なのに王道の展開がこうまでたぴ岡の心を震わせるのは何故なのか……。一口に王道といっても細部で違いがあるから、好みに合致した王道が心の琴線に触れやすい……というのが、わたくしの結論です。王道は、やはり良いものだ……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月23日00時25分]
(省略)
こんばんは、ピリピリ様!メイド!メイド!メイドさんは良いものだ!いや、まあ……メイドじゃありませんけどね。さらっと内部設定を暴露しますが、青いのをこてんぱんにやっつけてるのは、勇者さんのお姉さんです。バウマフ家にお屋形さまという例外が生まれたように、アリア家にも一人の天才が生まれていました。それが作中ではメイドということになっている勇者さんのお姉さんです。勇者さんのお手紙を王都のひとが途中で自己解釈したのもそれが原因で、巨大化した見えるひとを騎士団の中隊が撃退したとき、その指揮をとっていたのは現当主ではなくて、じつは次期当主のお姉さんでした。作中に姉アリアが登場することはないので、省かせてもらいました。魔物たちには、勇者さんのお姉さんの存在を隠したい動機が存在するからです。今後も真っ当に登場することはないでしょう。まあ……どのみち作中には登場しないので、どうでもいい情報ではありますね。べらぼうに強いメイドさんが実在したとしてもストーリーには影響しません。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
おれナッコォー!技名のおれシリーズは便利すぎて困ります。最初は、子狸が壁を壊して二人が倉庫に雪崩れこむというお話の流れだったのですが、子狸と鉄骨が信念をぶつけ合った時点で作者が満足してしまったので、その部分はカットしました。青いひとたちはがんばっているのですが、人前では高速移動ができないので、なかなか難しそうですね……。ざっくりいかれてる青いのに、歩くひとはニヨニヨしていそうです。なんたるドS。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月23日00時51分]
(省略)
こんばんは、末摘花様!基本的に、しいて(略)は作者と魔物たちの動機が一致する構造にしてあります。こきゅーとすに記録として残るので、魔物たちはいかに自分をカッコ良く見せるかにこだわってます。自分たちが育てたと豪語する子狸の前でカッコ悪いとこは見せられませんしね。空のひとは巨人のラリアット一閃でマットに沈みましたが、あの結末もにゃんこなりの美学の表れなのでしょう。言ってみれば出来レースなのですが、子狸は放っておいても完全燃焼してくれるので、魔物たちも自然と引っ張られて白熱してしまうようです。この現象を、魔物たちは裏で王都のひとの叙述マジックと呼んでいます。と申しますか、作中でもそう書こうとしたのですが、じっさいに書いてるのは作者ですし、なんだか自画自賛っぽくて照れくさかったのでやめました。その点、お便りのコーナーは気が楽です。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
鬼のひとたちは、すでにほとんど目的を達成していますね。アリア家の人間は冷徹なので、自分たちにとって不要と断じたものは容赦なく切り捨てます。つまり、殺さずに幽閉している時点で、鬼のひとたちの有用性を認めたということです。鬼のひとたちは目的があってアリア家に乗りこんでいるので、わざわざ自分たちから出ていくようなことはしません。青いひとたちも歩くひとも、そのへんは理解してます。人間が魔物たちを封印するのは実力的に不可能だからです。だから歩くひとが青いのに無謀な突撃を命じているのは、単純に青いのをこらしめたいという気持ちからです。青いのはシチュエーションに酔っているので、命懸けで友人の鬼のひとたちを救い出そうとしてますが……それはそれで鬼のひとたちにとっておいしい状況ですね。最終的な判断は、その場のノリに委ねられることでしょう。
週刊少年チャンピオンで連載中の「囚人リク」で描かれていた拷問シーンが熱いのですよ。わたくしも書いてみたいなぁと思ったのですが、残酷描写になるのでやめました。子狸の教育にもよろしくないですしね。まあ、じっさいに体験しているのは当の子狸なのですが……。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月23日02時13分]
(省略)
はじめまして、惟猫様!わかってますよ、ゆいねこ様とおっしゃるのですね!変換できない……だと?ばかな……こんなことが……。いや、おちつけ、わたくしの記憶によれば、確か椎名りんごの名前が同じ漢字だったと……すでに違っている!?くっ、なんてことだ……と思ったら「これ」で変換できました。ふいぃ、はらはらさせやがって、マイパソめ。だがお前を愛そう。の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
わかりにくくてごめんなさい!メイドさんは作中ではメイドさんということにしてありますが、お便りのコーナーでは勇者さんのお姉さんです。ストーリー上、勇者さんのお姉さんは登場することがないので、作中ではメイドさんということにしました。設定上、魔物たちもそのへんに触れることはありません。必要のない情報はとことんカットします。
現時点で、登場人物たちの呼称はこれこの通り。
ノロ・バウマフ=管理人=子狸=ポンポコ(小)
マリ・バウマフ=レジェンド=狸=親狸=元祖狸=ポンポコ(大)
アレイシアン・ア(ジ)ジェステ・アリア=お嬢=勇者さん
シエルゥ=妖精=羽のひと=羽の(リンカー・ベルはオリジナル、ユーリカ・ベル=黒妖精=コアラは分身)
ジ・エルメノゥマリアン・ヨト=つの付き=魔軍☆元帥=黒騎士(架空の存在。実在しない。メインパイロットは庭園のひと)
メノゥポーラ=不定形生物さん=青いひと=青いの(王都の、山腹の、庭園の、かまくらの、火口の、海底の)
メノゥディン=小人さん=鬼のひと(王国の、連合国の、帝国の)
メノッドブル=骸骨さん=骨のひと=骨の=カイル=ジョー(ゴールド、シルバー、アイアン、ノーマルの四名は分身)
メノゥパル=亡霊さん=見えるひと=見えるの=ドラゴン
メノゥリリィ=しかばねさん=歩くひと=歩くの=クリス(ティナ)・マッコール
メノッドヒュペス=ライオンさん=空のひと=空の=にゃんこ=ひよこ
だいたいこんなところでしょうか。あれ?空のひとのメノッドヒュペスって書いたっけ?書いてない気がする。書いてなかった。いや、まあ……作中で呼ばれるかどうかわからないから、よしとしましょう。ちなみに「ヒュペス」というのは「(空を)飛ぶ」という意味です。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月23日02時08分]
(省略)
こんばんは、マイマイY@様!秋の夜長ってなんだろうと素朴な疑問が思い浮かんで調べてみたら、日の出から日の入りまでの時間が一年を通していちばん短いからそう言うらしい……あれ?冬至は?と思って、もう少し調べてみたら、やっぱりそんなことはなかった。いちばん夜が長いのは冬至。では秋の夜長とは……たぶん気温がおちついて過ごしやすい時期だからでしょうね。真冬の夜とか布団が恋しくて仕方ありませんし、お正月に向けて何かと忙しい時期なのでしょう。去りゆく秋を、むかしの人たちは惜しんだのでしょうな……。秋はわたくしを詩人にさせる……。嗚呼、どらやきはかくもすばらしき哉……のびたは学生運動といふものに出掛けてしまつていなひ……の、ゴールデン!(キラッ☆)アーマード!(ガシーン!)たぴ岡です!
さて、ひっじょ~に難しい質問ですな。子狸の、というよりバウマフさんちのひとの言動は魔物たちを以ってしても解析できないブラックボックスのようなものです。王都のひとがそれっぽいことを言うのは、あきらかに意識しての発言なのですが、子狸の場合は素で言っているのか、それとも特訓の成果なのか、あるいは何か計りしれない理屈を元にしているのか、その判断が他者にはできません。どれが正解でもおかしくないからです。つまり、しいて(略)の主人公は作中でもっとも得体の知れない思考回路の持ち主です。理屈に合わない行動をとるから、どうにでも動かせる。どうにでも動かせるから、自由すぎて御しきれない。ときどき異様に影が薄くなる。かと思えば、妙に輝いたりもする。勇者さんは思索を元に動くタイプの人で、けれどお屋形さまほど真相に近い立ち位置にはいませんから、彼女一人では魔物たちに太刀打ちできません。良いように操られて終わりです。お屋形さまは自分の役割をきちんと認識していて、だから自分の限界をよく知っている。知りすぎていて、身動きが取れない。さすがに全知全能というわけではないので、未知の部分に対して下手な博打を打てない。影響力が大きすぎる。だから彼は、バウマフ家の形質を正しく受け継いだ自分の息子に全ての希望を託しました。はじまりであり、終わりでもある。終わりであり、はじまりでもある。ノロという名前は、お屋形さまの願いを十全に込めたものです。子狸の名前は、本当なら最後まで隠しておくつもりでした。もちろん黒雲号に関しても同様です。詠唱破棄のスペルは書く必要がありませんから、隠れみのには最適だったのですね。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月27日08時46分]
(省略)
すごく……出張中です……。というわけで、ケータイから失礼します。こんばんは、みゅね様!いや~やっぱりキー坊の方がラクですなぁ。予測機能がフル活動している点は便利なのですが、画面が小さくてスクロールしないと読めないのが不便です。うっかりペーストしちゃって、どえらいことになったこともありまして、軽くトラウマなのですよ。消しゴムをかけるのが大変なんですよね、アイフォンは……。
にゃー!アリア家攻略に回った面々に代わって、にゃんこが河限定で新メンバーに加わりました。ちょくちょく出張中になると思いますが、たぴ岡の誤植だと思ってご了承ください。この先、空のひとはポンポコ夫妻と行動を共にすることが多くなります。ポンポコ妻が魔ひよこの乗り心地に感動したからです。
ちなみに、空のひと本人は鷲成分とライオン成分が五分五分だと思っていて、ただライオンの身体に翼がついても飛ぶのはちょっと無理があるかなぁと考えて表面上はひよこ多めになっています。ヒナも飛べないんですけどね。ようは人間たちの目から見て、飛んでも違和感のない姿を選んだみたいです。
なんとな~くご察し頂けていると思いますが、魔物たちの身体を構成しているのは並行呪縛とか座標起点などの高度なものを含んだたくさんの魔法で、それらが細胞みたいに連結して肉体を成しています。だから、べつに翼がなくても飛べるんですね。青いのが足もないのに飛んだり跳ねたりするのも、突き詰めて考えれば同じ仕組みです。
ATフィールド全開!まあそれはさておき……おはようございます。たぴ岡です。いや、うん、ベッドの上でケータイいじってたら、そりゃ寝るよねっていう……。きれいに意識が落ちました。
舞台裏に関してはドラクエ6のターニャみたいなものだと思ってください。夢の世界で妹を配置とか……ムドーさんはよくわかってるな……さすが魔王。人それぞれでいいと思います……そう、人それぞれで……(バクマンより)
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月27日22時29分]
(省略)
はじめまして、宵闇様!あるときはゴールデン、またあるときはアーマードのたぴ岡です!ジャスティス!いや~、さいきんのガソダムのOPはカッコイイですなぁ。と申しますか、さいきんのアニメは全部カッコイイのかもしれません。反面、EDは大人しめなことが多いみたいですね。たぶんOPはタイトルの顔なので、制作側も気合いを入れるのではないでしょうか。それだったら、いっそのこと冒頭に曲じゃなくてダイジェスト版を入れたほうが良い気もするのですが……純粋に人手と時間が足りないんでしょうね。
さて、いまケータイで文字を打っていて、文字盤のところに顔文字の項目があることに気がつきました。((((;゜Д゜)))))))アイフォンすげえ!そんな新機能はさておき……ご声援ありがとうございます!物語の展開上、第一章とか第二章といった区切りはとくに設けていないのですが、仮に境目があるとすれば、港町のパートで序章がおしまいという感じです。現在、予定しているスケジュールですと、おそらく本作は序章を含めて全四章のお話になると思われます。先は長いですが、のんびりと見守って下さると幸いです。
ところで、週刊少年チャンピオンで連載していたケルベロスが終わってしまいました。好きだったのに……めそめそ。わたくしが好きな漫画はたいていコミックス10巻くらいで終わってしまっている気がします……。長生きしたたぴ岡は世界を支える柱になると言われていますが、このたぴ岡はだめです……あれは崩れるぞ……柱崩れじゃ……。わたしがムスカ大佐だ。ハッハッハ。それは真っ黒くろすけに違いない。トトロは実在する。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月28日00時03分]
(省略)
はじめまして、草様!ゴールドジョーを質屋に……それは面白いかもしれない……しかし……くっ、海の上だからどうしようもない!失敗したなぁ……泉の精霊ネタはストックしておいたほうが良かったかもしれない……。後悔、先に立たず……ですね。こんばんは、作者のたぴ岡です!
そういえば、勇者さん……というよりアリア家がどれくらいリッチなのかを書いてませんでしたね。これは手落ちか……いや、作中で書いてもな……経済にはあまり詳しくないし。ボロが出るだけのような気がします。アリア家が大貴族と呼ばれているのは作中で触れましたね。大貴族というのは、初代国王に仕えて初代魔王を倒したパーティーメンバーの子孫で、早い話が貴族たちを統括する大家です。そして貴族というのは王国の最初の国民の子孫です。つまり、貴族の面子は基本的に一定で、平民が貴族になるということがありません。さすがに魔王討伐を成し遂げた勇者が望めば貴族の一員にはなれるでしょうが、それを望んだ勇者はいませんでした。貴族と貴族の間に優劣はなく、上に大貴族と王族がいるだけです。しいて(略)世界の王国に爵位という概念は存在しません。たとえばアリア家の現当主(アリアパパ)は他の貴族から「アリア伯」とか呼ばれますが、それは他にしっくりくる表現が見つからないからです。作中に何度か出てきた領主というのは、大貴族の下についている貴族か、もしくはその貴族に雇われている平民の代官の二通りにわかれます。ややこしいので領主で統一していますが。公式には貴族は大貴族から土地を借りて、民を治めることで報酬をもらっているのですね。もちろん貴族は良い暮らしをしていますが、大貴族から「お前クビ」と言われたら終わりなので、せっせと稼いで大貴族に年貢を納めています。つまり大貴族というのは、何もしなくてもお金がどんどん溜まっていきます。国家総生産の数パーセントといえば想像しやすいでしょうか。お金が物理的に邪魔になるので、なんやかんやで自動的にお金が流れるように国家事業のスポンサーになっているくらいです。では平民の暮らしは苦しいのかと言えば、そんなことはありません。王国は地理的条件に恵まれていて暮らしやすい上に、商人たちにとって上客が多いため流通が発達しているのですね。でも夢を追いたい若者たちは、そうした王国のシステムが嫌でした。家業を継ぐのが当たり前で、貴族は生まれながらにして自分たちよりも偉い、命令されたら従わなくてはならない、それが自然なことというシステムです。もっと言うと、自分たちがどんなにがんばっても貴族になれないというシステムですね。それはおかしい、大貴族よりも平民は汗水を流して働いているのに、どうして命令されなければならないのか……と提唱したのが、スペリオルしりとりに登場したリンドール・テイマアでした。世に言う南北戦争の発端です。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月29日07時04分]
(省略)
おはようございます、コブラツイスト様!事あるごとに魔物たちを出張させていたら、作者も出張することになったっていう。後藤……いや、たぴ岡です。ゴールデン!というわけでケータイでぽちぽちやっているのですが、予測機能あなどりがたし!マイホームに帰るまでは無理だと思っていましたが、何とか更新できました。けど、やっぱり難点はあって、まず半角スペースがスルーされた。次にひらがなは予測機能の適用外だった。「とるにたらない」って打ちすぎてゲシュタルト崩壊しかけました。あとは、やっぱりスクロールかなー……。たぶんなかったとは思いますが、誤字修正とか難儀そうです。ともあれ予定よりも早くpart3を投稿できました。ひゃっほう!
骨のひとは~……出張中のところに構成素材を代入するという案もありましたが、作中の設定と矛盾するのでやめました。リアルタイムで河にいるとき、魔物たちにとっていちばん大事な情報が「出張中」の有無だからです。子狸に隠れて意思の疎通をするのに活用してます。まあ、本編とはあまり関係のない裏話ではありますが……。
青いのと違って、骨のひとの分身魔法は完全コピーですしね。追われる身なので、発言者は特定されないようにしたほうが心が休まるのでしょう。じっさい、分身同士のやりとりは、あんな感じです。ほとんど匿名に近いノリになるのですね。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月29日23時08分]
(省略)
家λ...
ソロモンよ!私は(略というわけで、出張を終えて帰って参りました!こんばんは、末摘花様!ああ、枕愛しいよ枕!おれの枕!おれだけの枕!もうお前を離さない……!でも……それじゃだめなんだ。わかってる。枕に依存しちゃいけないってことは。だから、枕……おれたち、お互いに少し距離を置こう……将来のことも、いろいろと考えなくちゃいけない時期だしさ……ばか、泣くなよ。かくして、枕との大人の付き合い方を学んだたぴ岡に死角はないッッ……!いかがお過ごしでしょうか。ゴールデン・ザ・アーモンドたぴ岡です。帰りに駅でチョコボールを買ってきたのですが、またもや金のエンゼルマークを逃しました。日本には景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)という法律があって、ようは景品で売り上げを稼ぎすぎないよう、景品に費やしても良い金額のパーセンテージが決まっているそうです。つまり、良い景品は当たりにくいのですね。最低額ではなく最高額の上限を設けているのは、たぶん売れなかったら法律違反になっちゃうという……世紀末覇者的な事態を避けるためではないかと思われます。キョロちゃんは偉大ですね。
そして、ついに明かされる竜骨丸(子狸はそう呼ぶ)の内部機構……。まさかハムスターの滑車みたいなものとは口が裂けても言えやしない……言えやしない……。ズバリ子狸トレーナーでしょう。
子狸の指は無事です。軟体生物に対する憧れは急上昇したようですが、きっと何か悪い夢でも見たのでしょう。羽のひとはしつけに厳しいひとですが、子狸の指を故意にへし折ったりはしません。せいぜい子狸の指にフィギュアフォーレッグロックを極めて、ふとした拍子にへし折るくらいでしょう。治癒魔法は素敵ですね。子狸ぃ……。
さてさて、脱ケータイを果たしたことですし、ちまちまとスペースを入れてきますか!元気がいちばん!元気があれば何でもできる!やればできるさ!だー!
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年11月03日23時46分]
(省略)
はじめまして、桜花様!なるほど!とるにたらないは元から予測変換内にあるから、それを連打すればいいのですね!これは耳寄り!なんたる耳寄り!耳寄り情報ありがとうございます!今後も出張することはあると思うので、ぜひ活用させて頂きます!ひゃっほう!こんばんは、ゴールデン・アーマード・たぴ岡イン・ザ・ハウスです!ハウスはシチュー!ああ、シチュー食べたい……。子供の頃は好物と言えばカレーでしたが、近頃はたぴ岡の中でシチューの存在がどんどん大きくなってきました。シチューと白いごはんは良く合うのですよ。でも、だからといって、ごはんにシチューを掛けるのはなんか違う。それはすでにシチューではない。シチューごはんである。たぴ岡の美学。
おお!ご意見まで頂き、本当にありがとうございます!登場人物が多い。そう、書いてる本人だと、このへんの感覚がどんどん鈍っていくのですよ。分身も混ざってくるから、余計にややこしいのかもしれません。呼称一覧とか……あったほうが便利なのだろうか。しかしネタバレが怖いな……。歩くひと関連とか危険な予感が……ネタバレ警報をしておけばいいかな……?あるいは伏せておくか……いや、うーん……呼称一覧はあんまり意味がないな。学校の授業と同じで、何かしらの理由をセットにしたほうが覚えやすいはず……。かと言って……うむむ……ちょっと考えさせて下さい。ぱっとグッドアイディ~アが思い浮かびません。じつはですね、定例会議は魔物たちの自己申告という形態をとってます。何故そうしたのかというと、まあ設定集を書くのが恥ずかしいというのもあるのですが……本編とはまったく関係のない部分でちょこちょこと小細工を交えているからです。わたくしはお便りのコーナーで、よく内部設定のお話をしますが、本編と内部設定は別物として考えています。お便りのコーナーは「作中」には含まれないということですね。何故そんなややこしいことになっているのかというと、当初の予定では内部設定に触れるつもりはなくて、その前提でお話をスタートしたからです。つまるところ……作者目線で設定集を作ってしまうと、魔物たちの発言と矛盾する部分が出てきます。じつは現在予定しているエンディングは、そうした作者の手落ちを踏まえた上でのものとなっておりまして、内部設定をなかったことにもできないというのが現状です。だから設定集を作るとすれば、定例会議と同じく魔物たちの自己申告という形態をとるしかありません。
そうした事情があり、誠に申し訳ないのですが……目下のところ個別に対応させて頂きます。ご了承ください。作者の力量不足で、ご迷惑をお掛けしてしまって本当に申し訳ない!しかし本当にややこしくなってきた……これは良い機会かもしれません。
では、まず王種の紹介から。「王種」というのは人間たちが名付けた呼称で、正式名称は「ファイブスターズ」と言います。「レベル5のひとたち」という意味である一方、「五人の頂点(☆型から)」という意味も含みます。現在のところ作中で名前だけ登場しているのが四人います。最後の一人に関しては作中には登場しません。大いにネタバレを含むので、勇者さんの活躍にご期待ください。作中の件名で、ファイブスターズは「ごく平凡な」という形容を持つ四人です。

・火トカゲさん=緑のひと=緑の(ん)このひとは青いひとの一人、火口のひとのご近所さんです。突発的な事態に弱いそうで、過去に自宅(火山)が噴火したときに呆然とそれを眺めていたことがあります。その際、騎士団に噴火の原因と目されて攻め入られましたが、当時のアリア家当主が事態を収束させたようです。歴代の旅シリーズで勇者に聖☆剣を授けたり、お仲間の巨人兵さんが失脚を目論んで暗躍したのが裏目に出て、現在では緑のひとを信仰する団体が出来上がったりしているようです。

・巨人兵さん=大きいひと=大きいの
王都のひとがお屋形さまに告げ口して怠け者のレッテルを貼られたひとです。古代遺跡在住。王都のひとが今回の旅シリーズの発端であることを見抜き、弾劾しました。そしてあえなく復讐されました。超古代文明の兵器として過去の旅シリーズに登場したことがあります。当時のバウマフさんちのひとは女の子だったらしく、また古代文明の末裔という設定(魔法がおかしいことをツッコまれた)だったので、命を賭して封印を施したという演出で魔王討伐の旅を締めくくったらしいです。

・人魚さん=海のひと
子狸の初恋のひとらしいです。海底都市在住。海底洞窟在住のいつも河にいる青いののご近所さんです。このひとは名実ともに水の底にいるので、その存在を人間たちは知りません。子狸バスターの基本ロジックを組み上げ、旅シリーズに貢献しました。港町のパートでは、並行呪縛とかいう高度な魔法で海水製のお人形さんを駆使して空のひとをノックダウンしました。

・不死鳥さん=火のひと
頼れるあいつ、空中庭園在住の青いひとのご近所さんです。空中回廊と呼ばれるところに住んでいるようですが、基本的に日の当るところには出てきません。河にもめったに出没しないそうです。港町のパートで、ブロックされた庭園のひとに代わって一度だけ子狸の応援に回りました。けど、すぐに引っ込みました。人前だとテンションが上がるらしく、以前に空のひとからお土産をもらって地味に嬉しそうにしていたと子狸は証言しています。人間たちは王種の実在を三人までは確認しているらしいので、不死鳥さんの存在自体は知られているようです。

お次はレベル4。人間たちは「都市級」と呼んでいますが、子狸バスターのように架空の存在がランクインすることもありますし、レベル3のひとが絶好調のときは「下位都市級」に認定されることもあるため、一概に「都市級=レベル4」というふうには割り切れないようです。魔物たちの認識では「魔獣種=レベル4-羽のひと」ですね。人間たちは魔獣種を「都市級の一部」と認識していて、それはつまり魔獣種の個体数が少なく(王種と同じく、原則的に分身魔法を使わない)、魔王軍の重役には架空の存在を配置することが多いということです。純粋なレベル4は、現在のところ二人しか登場してません。作中の件名は「特筆すべき点もない」ですが、羽のひとは別口で「どこにでもいるような」と名乗っています。旅シリーズで妖精同士が対立するのは、じつはそう珍しくありません。

・てふてふさん=羽のひと=羽の=妖精=シエルゥ=リンカー・ベル(ユーリカ・ベルは分身)
住所不定のひとです。住所不定なので、件名に出張中の有無がありません。歴代の旅シリーズでは勇者一行のナビゲーター役を務めることが多く、そのことから(あるいは単に見た目が可愛らしいから)人間たちには魔物の一種ではなく妖精という種族なのだと思われています。ですが、その実態は魔物たちの中でも随一の猛将として恐れられていて、ガチでやりあったら洒落にならないほど強いようです。ふだんは妖精魔法という速射性には優れるものの殺傷力が控えめな魔法を使っていて、魔獣種との違いを強調していますが、ようは単なる詠唱破棄です。彼女が使う念動力は魔☆力と名前が違うだけですが、効果を抑えているからなのか、あるいは単に見た目が可愛らしいからなのか、都市級(しかも上位)の魔物ということはバレてません。貴重なツッコミユニットです。個体としてのリンカー・ベル嬢は、落ちこぼれの妖精という設定がされています。そうでもしないと、彼女一人で魔王討伐を成し遂げてしまうからです。ついでに心優しく争いを嫌うという設定でもありますが、ひんぱんに子狸を折檻してます。「マジカル☆ミサイル」「おれカッター」「おれガトリング」「おれボム(シューティング☆スター)」「奥義・紫電三連破」など多彩な技を持ち、おもに子狸を苦しめます。分身のユーリカ・ベル嬢は、何やらエリートっぽい雰囲気です。こちらは魔軍☆元帥こと子狸バスターのパートナーで、黒い服を着てます。「ダークネス☆スフィア」という強力な妖精魔法を使います。

・ライオンさん=ひよこ=空のひと=空の=にゃんこ
王都から数えて一番目の街で、勇者一行に羽のひとが参入したときに、街の上空で羽のひととデッドヒートを繰り広げた(事実かどうかは不明)ひとです。魔都と呼ばれる、魔王軍の本拠地に住んでます。鬼のひとたちが良質な鉄を求めてラストダンジョンを掘削したときに悲鳴を上げていましたが、けっきょく現場監督に収まったようです。港町のパートでふらりと参上して、勇者一行を追い詰めましたが、海上で暴れたため海のひとの魔法で成敗されました。鷲とライオンのキメラっぽいのですが、見た目は大きなひよこで、首回りに立派なたてがみがあります。乗り心地が大変素晴らしく、魔王の騎獣として有名な存在です。もふもふ。

さてレベル3。このひとたちもファイブスターズ同様、まだ名前しか登場してません。しかも二人だけですね。お屋形さまが指揮した王都襲撃のあおりをもろに受けてしまっていて、多忙な日々を過ごしています。現在、暴走した騎士団の一部がレベル3のひとたちと激しく交戦しているらしいです。お屋形さまへの当てつけなのか、作中の件名で「平穏に暮らしたい」と主張しています。

・牛さん=牛のひと
迷宮在住。つのとしっぽが生えています。騎士の証言によれば、人間の女性と見紛う容姿をしているらしく、迷宮の内部で「お嬢さん」と声を掛けてます。骨のひとを震え上がらせる存在で、他の魔物たちも「人型の魔物は毒舌」という共通認識を持っているようです。下記の鱗のひとを「トカゲ」と呼び捨てにしてました。

・トカゲさん
沼地在住。詳細は語られていませんが、小隊規模の騎士団を軽くひねっているような感じでした。現在は亡霊さんこと見えるひとと行動を共にしているようですが、音沙汰がありません。元気でやっていると良いのですが。

そしてレベル2。怨霊種と呼ばれていますが、魔獣種と同様「上位騎士級の一部」という認識です。全部で三人いて、こちらのメンバーは作中に登場済みです。基本的なモチーフは人間に近しい存在。二番目の街で一致団結して勇者一行の前に立ちふさがりましたが、騎士たちの活躍により撃退されました。分身魔法で世界各地に散ってます。人間に近しいとはいえ、能力的には多くの面で上回っているようです。作中の件名は「今をときめく」。レベル3のひとたちの要望で最前線に送り込まれた二人は、「平穏に暮らしたい」とひそかにアピールしてました。

・骸骨さん=骨のひと=骨の=メノッドブル=カイル(ゴールド、シルバー、アイアン、ノーマルは分身)
魔界のプリンスと名高い骨格標本の歩く怪談です。墓地在住。52年モデルという超レアなこん棒を隠し持っていて、他の魔物たちを驚かせました。極めて高い再生能力を持っていて、粉々になっても自己修復できます。基本的に魔物たちは不老不死なのですが、設定上においても不死に近い特徴を持っているひとは珍しいです。人間たちとの交戦歴が非常に多く、そのため魔物たちの中でも突出した技量の持ち主です。こん棒の扱いに関しては、まずいちばんでしょう。ただし、その場の雰囲気次第ではあっさり負けたりもします。何事もシンプルがいちばんと考えていて、凝り性の見えるひととは意見が対立することもあります。こよなくカルシウムを愛するナイスガイ。牛のひとに引っ張られていったはずなのですが、自由を謳って港町に再登場、幽霊船で駆けつけ、苦戦する勇者一行を窮地から救い出しました。その際、泳げないのに海中に没してしまったため、王都のひと扮する水の精霊の手で構成素材を金、銀、鉄に改造されてしまいます。

・亡霊さん=見えるひと=見えるの=透き通ったの=メノゥパル(メノッドパル)=ドラゴン
骨のひとの盟友で、ふだんは樹海で迷子になった人間をキャッチ&リリースする業務に勤しんでいます。霧状の身体をしていて、物理攻撃が通用しないという特性を活かすべくゴースト拳法を編み出しますが、奇襲した勇者さんに一撃のもとに斬り捨てられてしまい、見せ場を没収されました。その後、アリア家の領内にある山腹のひとの家(山)で巨大化、具現化して山頂で吠えていたら、中隊規模の騎士団に見つかって撃退されたようです。そのときは戦隊級に相当するという高い評価を得ていました。現在はレベル3のトカゲさんと行動を共にしているようです。骨のひとと違って、現状への不満はさして強くないもよう。自己存在に悩むかまくらのひとに、ゴースト拳法の伝授を約束して颯爽と戦線へと向けて出発しました。

・しかばねさん=歩くひと=歩くの=メノゥリリィ=クリス(ティナ)・マッコール
人間そのものの容姿を持つ、魔物たち随一の潜入工作員です。クリス・マッコールという名前で勇者一行に潜入し、子狸にとってはじめての「人間の友達」の座を獲得しました。でもふつうに魔物です。子狸は魔物を敵視していない様子のクリスくん(男装中)と接して「話しやすい」「気が合う」「相性がいい」と感じたようですが、正体は魔物だったので当然です。歩くひとは見た目は人間ですが、凄まじい怪力の持ち主で、勇者さんのフルスイングを指で止めたりもしてました。敏捷性も高く、怨霊種の中では頭一つ抜けた存在と認識されています。こん棒の扱いは骨のひとから習ったもので、その技術は、のちに勇者さんの剣術にも影響を与えました。彼女の親御さんにご挨拶をしに行くと言い残して消息を絶ちましたが、現在は王都の某パン屋さんを拠点に活動しているようです。

そして最後にレベル1。世界中に広く分布するひとたちで、人間から見た魔物たちの印象に強く影響してます。レベル3以上のひとたちはパワーバランスを崩しかねない存在なので分身魔法を自重していますが、レベル1のひとたちに関しては騎士クラスの人間なら一蹴できる程度の強さに調整しているので、遠慮なく増殖をしてます。河を乱立し、わいわいと面白おかしく過ごしていたのですが、嫉妬したファイブスターズに「お前ら多すぎ!」と叱られて、管理されることになりました。そのため、現在は分身を増やすとき前もってファイブスターズに申請するか、もしくは管理人がなんとかするという方針をもとに動いています。作中の件名は「現実を生きる」が基本で、ただしバウマフ家の面倒を見ている青いひとたちのオリジナルに関しては「とるにたらない」というとくべつなハンドルネームを用います。

・不定形生物さん=青いひと=青いの=メノゥポーラ(王都在住、山腹巣穴在住、空中庭園在住、かまくら在住、火口付近在住、海底洞窟在住)
オリジナルが六人という、魔物たちの中でも最大勢力を誇るひとたちです。基本的には魔法を使えないという設定ですが、触手を高速で伸ばして先端を打ち込む「レクイエム毒針」という奥義を使います。本気で撃つと鉄板をやすやすと貫通するほどの威力があるそうですが、人前では意識を刈り取るだけにとどめています。港町のパートでは、分身たちに反逆されて困ったことになりました。王都のひとはバウマフ家のご先祖さまとの約束があるらしく、常にステルスして管理人の近衛を務めています。二番目の街以降、山腹のひとは勇者さん担当に就任し、羽のひとが勇者さんから離れる場合は代わりに勇者さんにつくというルールが出来ました。海底のひとは、いつも河にいます。自宅付近から離れられない理由があるらしいのですが、いまのところ定かではありません。子狸をそそのかして、まんまと手に入れたスイカを王国の宰相に転送したりもしました。

・小人さん=鬼のひと(王国在住、連合国在住、帝国在住)
魔物たちが誇る巨匠で、小道具を担当してます。魔物たちがよく使うこん棒は、このひとたちが作ったものです。小人と言うわりには大きく、人間の子供くらいの背丈はあります。額に生えた小ぶりなつのが特徴的。身につけた装具に、一級品のダメージ塗装が光ります。物作りに対して貪欲で、人間たちを襲撃するライフワークのかたわら、彼らの所持品を収集して丹念に観察しているようです。ふだんは街道わきの森の中に住んでいて、槌を振るう毎日を過ごしています。過去に妖精の里で掘削作業に勤しんでいたところを当時の勇者一行に目撃されて、堕ちた妖精のレッテルを貼られてしまいました。創作活動に情熱を傾けるあまり、三人で勝手に決めて勝手に行動したりもします。今回もやらかしました。青いひとたちの分身と何やら密約を交わし、アリア家に訪問販売を敢行したらしいのですが……現在はアリア家の地下で幽閉されています。

うん。読み返すのも怖いほど長文になったね。なるほど、これはややこしい。サイバイマンの生態に近しいものがある。
お便りありがとうございました!それでは!

  • [2011年10月30日21時31分]
(省略)
はじめまして、あかさたな様!わたくしはよく漫画を読むのですが、盤上の戦いというのも、これが大変に面白いのです。月下の棋士、ヒカルの碁、さいきんでは羽海野チカ先生の「3月のライオン」が話題になりましたね。「そうすると端が……。――――端が間に合ってしまうだと!?」さっぱり意味はわかりませんが、なんだか胸が熱くなりますね。囲碁もそうだけど、将棋の専門用語って何であんなに格好いいのでしょうか……。作者のたぴ岡です、こんばんは!ゴールデン!(キラッ☆)
お楽しみ頂けようで何よりです!つらくても、にっこり笑えるから人間はきれいなんだと加藤鳴海さん(からくりサーカスより)もおっしゃってました。拙著のしいて(略)は、どうしても書きたいことがあって、それを書くためにはどうしたらいいかと考えて、どうしてそうなるのかを考えていったら、こうなりました。インターネッッにつなげばたくさんのお話を読める時代ですから、人それぞれでいいんだと思います……そう、人それぞれで……。ラッコォー!
ところでアイフォンのOSをダウンロードしているのですが……ちっとも再起動しやがりません。こやつめ……。さて作者的には序章が終わったところなのですが、やたらと最終章が長くなりそうな予感がしてるんですよね……。港町のパートも、本来ならもっと短くするつもりだったのですが、あとに響いてくるので端折るに端折れない面があって、けっこうな分量になってしまいました。ああ、いまから不安になってきた……。その点、第二章(仮)は気楽に書けるので、実生活がおかしなことにならない限りはいままで通り更新できると思います。ひゃっはー!水だー!
お便りありがとうございました!それでは!


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最終更新:2020年08月02日 09:03