子どものまちとは、「架空のまちのなかで子どもが働いて、お給料としてそのまちで使える通貨をもらい、通貨を使ってまちのなかで遊ぶ」ものである。
「子どものまち」「子どもがつくるまち」「キッズタウン」など、いくつかの表記ゆれがある。
まちの名称には「ミニ」「タウン」がつく場所が多い(例:ミニいちかわ,とさっ子タウン)。名称に「子どものまち」等をつける場合もある。
子どものまちのはじまりはドイツにある「ミニ・ミュンヘン」であり、早期には千葉大学の木下勇先生が日本に紹介した。
日本で子どものまちが広まったのは、2000年に中村桃子さんがミニ・ミュンヘンに行き、中村さんの所属しているNPO団体(千葉県佐倉市)に開催を持ちかけたことがきっかけである。日本初の子どものまちは、実質、千葉県佐倉市の「ミニさくら」である。