空港線は旧光電時代光月港口から
ルルイエ駅を結ぶ光月電気鉄道の路線である。臨港鉄道と空港連絡鉄道の両方の性質を持つ。英語名称はAirport Line。駅ナンバリングの略号はAP。
路線データ
沿線概況
全線が光月市港湾区に存在する路線である。港湾設備とほぼ一体的に建設されており、ハスター・クトゥルフ・ルルイエ駅では貨物の取り扱いが行われている。ほぼ全列車が光電光月駅まで運行し、大本線に直通する。
光電光月駅を出ると、ほどなくして
光月港口駅に到着する。この駅は国鉄線との共同利用駅であるが、光電の管理下に置かれている。光月港口駅を発車すると大きく南下し、光月港内に入る。多数の物流センターの間を抜けると
ハスター駅に着く。ハスター駅を発車してしばらくすると、金属港の港湾設備に入る。これはクトゥルフ駅が金属港の玄関口として設計されたためである。しばらくすると、大きなヤードを持つクトゥルフ駅に到着する。クトゥルフ駅からはいくつかの高炉が見え、冒涜的なおぞましい駅舎とのミスマッチが近年注目されている。しばらくすると港湾高速が北方に接近し、ニャルラトホテプ客船ターミナル駅に到着する。この先、光月空港まで港湾高速と並走する。光月空港は東西に2つの駅が設置されており、東側に光月空港第1ターミナル駅、西側に光月空港第2ターミナル駅が設置されている。それぞれ航空アライアンスごとに使用する駅が違い、スターアライアンス系、独立系航空会社は第1ターミナル駅、ワンワールド系、スカイチーム系は第2ターミナル駅におおむね割り振られる。光月空港第2ターミナル駅を発車するとほどなくして軍施設が目立つようになる。この先は軍港道路と並走する。アザトース駅を発車すると、ほどなくして終点のルルイエ駅に到着する。
運行形態
全列車が光電光月駅まで直通する。
普通電車は港湾労働者の通勤に合わせた運行であり、朝夕に数本あるのみである。また、港湾労働者の勤務状況によっては後述の急行・高速を臨時停車させてその用を賄うこともある。
急行・高速がこの路線の主力であり、急行電車は衛宮団地駅まで、高速電車は光電間・光電古風台まで運行される。空港・港湾連絡の特急は一日を通して多く運転され、光電光月駅で分割・併合を行う列車も多い。この線内においては「じん・ぺがさす」が光電素門・目堂方面へ、「けーとぅす」が光電間・光電古風台に向かう。
歴史
開業
1900年、旧光電が敷設し、旧植鉄が運行する上下分離方式による臨港鉄道として開業した。その後、港湾の拡張が行われるたびに大きく線形を変え、現在の形になったのは1930年である。この時、防諜上の理由から駅名を港湾施設とはかけ離れた名前にする要請があり、当時の港湾労働者にアンケートを取ったところ、流行に聡かった港湾労働者たちから、クトゥルフ神話に登場する神々や生物の名前を駅名にする案が浮上し、現在の駅名の基礎が完成した。
1970年、空港建設計画が浮上し、港湾の一斉再開発が行われた。ヨグ・ソトース信号場近傍に光月空港駅(現光月空港第1ターミナル駅)を設置し、空港連絡鉄道としての性質を持つようになった。
2010年代、駅舎の老朽化が目立つようになり、駅名になったクトゥルフ神話の神々をイメージした駅舎が作られた。同時期に光月空港第1・第2ターミナル駅もクトゥルフ神話の世界観をイメージした内装に改装された。
駅一覧
| 駅番号 |
駅名 |
駅間営業キロ |
急行・高速・特急 |
接続路線 |
| TH64 |
光月港口 |
|
○ |
素門本線(猛楠・衛宮団地方面直通運転) |
| AP65 |
ハスター |
|
↓ |
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| AP66 |
クトゥルフ |
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↓ |
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| AP67 |
ニャルラトホテプ客船ターミナル |
|
○ |
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| AP68 |
光月空港第1ターミナル |
|
○ |
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| AP69 |
光月空港第2ターミナル |
|
○ |
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| AP70 |
アザトース |
|
○ |
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| AP71 |
ルルイエ |
|
○ |
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最終更新:2022年04月29日 19:37