相対的な位置


MATCH(検査値,検査範囲,照合の型)


  • 検査値
探すもの。数値、文字列、論理値、セル参照です。文字列の場合は""(ダブルコーテーション)で囲みます。

  • 検査範囲
検査値を探しに行くセル範囲・配列です。

  • 照合の型(1,0,-1)
1 を指定すると検査値以下の最大の値を検索します。ただし、検査範囲が昇順で並べ替えられていなければなりません。
0 を指定すると完全一致する値のみ検索します。
-1 を指定すると検査値以上の最小の値を検索します。ただし、検査範囲が降順で並べ替えられていなければなりません。

例(左からA、B、C列とします。上から1、2、3行とします)


氏名 年齢 性別
ランスロット 38
カノープス 46
ギルバルド 51
ユーリア 41

=match(51,B2:B5,0)=3

B2:B5の範囲内で51(検査値)は3 行目です。


単体で使っても威力を発揮しない関数。戻り値が相対的な位置なのもわかりにくい。index関数やマクロ内で使って検査値を流動的に変えてやると、lookup関数ではわからないありがたみも実感できるはず。
照合の型は3 種類あるが、0 以外は不要。とあるセル範囲内の、ただ1つの値を探すために使うことの方が多いはず。
シートにこの関数を大量に書き、自動計算をonにしていると処理にむちゃくちゃ時間がかかる時がある。注意。
最終更新:2007年02月15日 22:43