指定したセルまたはセル参照


INDEX(範囲,列番号,行番号,領域番号)


  • 範囲
1 つ、または複数のセルの参照を指定。
複数のセルの参照を指定する時はさらに()で囲み、,で区切ります。

  • 列番号
範囲内にあり、セル参照を返す列の位置を指定。
範囲が1 列の場合、省略できます。
0 を指定すると列全体の参照が返されます。

  • 行番号
範囲内にあり、セル参照を返す行の位置を指定。
範囲が1 行の場合、省略できます。
0 を指定すると行全体の参照が返されます。

  • 領域番号
範囲に複数のセルの参照を指定した時にその中の1 つの領域を指定。
指定した領域の中の列番号と行番号が交差するセル参照が戻り値となります。
省略すると1 と見なされます。

例(下表はExcel シートとします)


A B C
1 単価 個数
2 りんご \97 40
3 バナナ \48 38
4 レモン \77 15
5 オレンジ \35 25
6 洋梨 \83 40
7
8 アーモンド \392 10
9 カシューナッツ \497 16
10 ピーナッツ \175 20
11 マカデミアナッツ \245 12

セル範囲A2:C6 にはフルーツ、A8:C11 にはナッツ、(A2:C6,A8:C11) には在庫、という名前がそれぞれ定義されているものとします。

=[[INDEX]](フルーツ,2,3)=38 (C3 の参照)
=INDEX((A1:C6,A8:C11),2,2,2) = INDEX(A8:C11,2,2)=497 (B9 の参照)
=[[SUM]](INDEX(在庫,0,3,1))=SUM(C1:C6)=158
=SUM(B2:INDEX(フルーツ,5,2))=SUM(B2:B6) = 340


実はこちらのINDEX 関数は使ったことがない。複数のセル範囲を指定するよりもシート全体を1 つの範囲にしてしまい、列・行番号を指定する方が引数を1 つ考えなくていい分、楽だからだ。

例のように定義した名前 (ctrl+F3) を使う時は""で囲まないこと。
最終更新:2007年04月27日 17:51