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   エマの書に刻まれた、記録

――《本》に描かれた、これまでのまとめ――



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百年前からの計画、《神祓い》により神は死した。
其れを受け、神候補選定のために流星が飛ぶ。
流星や戦艦を目撃した山の女族長が、そこへ石を投擲。
船は消え、石は中央図書館や街へ被弾した。

時を少し遡り。闇がタタラ場の管を壊す。
そこから街へ毒が漏れ、体調不良が続出した。

要因が重なり、賢人都市《サビオシティ》の人々は怒りを顕にした。
山に住む蛮族を殺せ、山を燃やせと集い、山へ押しかける。

争いを止めようと《女族長》を説得する《翼持つ少女》。
《艦長》の説得を傍観する《魔の女》。

《永刻者》は《予言の学生》を救って消え、
《観測者》は《千年樹の長》と争いを眺めている。

《祓い師》は《人形遣い》と共に選ばれ、
《蒐集員》たちはそれぞれ、横笛と流星を手にした。
《選定者》は選ばれたものに寄り添い、助言はすれども行く末を見守るのみ。

《道化師》が撒き散らす争いの卵も知らず、
《時と星の防人》はただ、秘された図書館の守りに当たる。

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和平は成った。
《翼の少女》と《千年樹の長》、《祓い師》と《女族長》。
彼らの努力の元、魔による穴は塞がれ、毒の流出は止まった。

けれど《道化師》に植えられた人々の怒りは収まらない。
異常事態を止めるべく、『紅涙の翼』を得た少女は街へ戻り、
大聖堂にて《蒐集員》と出会う。
街で暴動を抑えるべく、《船長》とは別に力を振るっていた男だった。

館を出た《人形遣い》は《魔の女》と出会い、
《予言の学生》は力の集う図書館へと向かう。

図書館は『紅い石』を追う《観測者》、所持する《鬼神の系譜》
眺める狂い人が集っていた。
そんな折、見守る《防人》を狙い《永劫者》が襲来。
防がんとする《選定者》の眼前、凶器は振り下ろされた――

《時と星の防人》は喪われ、『書』の知識は《永刻者》に奪われた。
此れを以て《選定者》は彼を敵と認識、呪いにも似た矢を撃ち込む。
また、神候補を排除せんと動くもう一人、《観測者》は
『針』が示した《鬼神の系譜》を逃すまいと追っていた。

一方、防人を喪った天は荒れる。
異変を察知した《祓い師》や《船長》は原因を追わんと図書館を目指す。

街外れでは《人形遣い》と《魔の女》が、600年前の過去を語り合っていた。
犯された罪。果たされなかった契約。そして鍵の人形、『夕顔』。
出会いは始まりの契機であった。


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最終更新:2011年10月17日 11:43