名前 | アルバート |
職業 | 魔剣士 |
種族 | ダークハーフ |
性別 | 男 |
年齢 | 21 |
異次元を彷徨い続け、気づけば私は街にたどり着いた。帰ってきたのか? 違う、見た事の無い町並みに見た事無い格好の人間が居る。 私は見知らぬ地へと迷い込んで居た。 街を歩き、私は夜空色のローブに身を包んだ女と出会った 私と少し年上と言った所か、良い女だ。美しい、名前はソフィアと言うらしい。 私は街を案内してもらうついでに、喫茶店にて街について聞く事にした。 どうやら私は、異世界とやらに迷い込んだらしい。 そして私のように異世界に迷い込んだ者は他にも居るらしく、我々はこの世界の原住民に漂流者と呼ばれているらしい。 そして原住民は漂流者を忌み嫌い、原住民の中には漂流者を殺そうとする組織が居るとか・・・ だが、漂流者を嫌う者ばかりではなく、共存を図る者も居ると言う。 漂流者を狩る組織か・・・ならば私は原住民を屈服させ、この世界の王となってみせよう。 しかし、寝床は野宿しか無いらしく私は安全な寝床を探す事にした。 |
野宿をした後、私はソフィアから貰った名刺を頼りに漂流者との共存を図る組織が拠点とする街へと向かった。 名前は確か、宗教都市トリニテだったか。 原住民を屈服させ、この世界の王となる私には共存など興味は無い。 しかし、宿も無いし野宿を続けていれば原住民に何時襲われるか解らん。 漂流者に貸してくれる宿ぐらいはあるだろうと考えた私は、比較的安全であろうこの街に訪れたわけだ。 街を歩いていると、この街でも女と出会った。 以前とであった女とは違う、小柄な少女だ。可愛い・・・ どうやら彼女も漂流者で、名前はアテナと言うらしい。 私は自分の過去について語りながら、彼女と一緒に宿を捜すことにした。 しばらくして宿を見つけたが、部屋は一つしか無いらしい。 彼女は私と同じ部屋に泊まる事を承諾した。警戒心の無い女だ。 私は自分の野望について語ったが、彼女は私のような者と戦う立場に居たらしい。 同じ世界で生まれたら敵同士になっていたであろう。 そのような二人が同じ部屋に泊まるとは・・・ |