痴漢の持つ刀「混沌」「秩序」「創造」「無銘」に宿っている力の通称。
具体的には世界中にある全ての物質、存在、概念を自分のエネルギーに変換してしまう性質を指している。
コスモス装甲に存在する空気やエネルギーを吸収して己の装甲に作り替えるという性質を利用し、バハムートが己の力をを全て叩き込んで性質を限界まで拡張させ、更に内部の性質を大暴走させて完成した。
上記の性質と誕生経緯を持つ為にバハムートの使い魔として意志を持つが現在コンタクト出来てはいない。
上記の製法により、フルパワーで本来突破する事の出来ないバハムートと同格以上の存在である神を殺せる程の攻撃力と、神レベルの攻撃をある程度防ぐ事の出来る防御性能を得た。
弱点は燃費が非常に悪い事と自身と同じ「無」。例えばエネルギーと呼べるものの何にも無い空間に刀を放置すると数分で消滅し、かなりエネルギーの少ない空間でもエネルギーを吸うことで大型化する事が出来ない為弱化してしまう。ただしその空間を作るのに莫大な何かを使用している場合そちらも吸収するので無意味。
同じ「無」同士であると互いが喰らい合う為に消失、媒体同士なら何も起こらない。
刀の状態は三つに分けられる。
●通常状態
特に何もされていない状態。
力を抑えている状態ではコスモス装甲の特性を異能も対応出来る様にした程度の力でしかなく、それでも普通の人間であれば1分程で内部のエネルギーを吸い付くし、ある程度の魔法を防ぐ吸収性能を持つ。
痴漢は自分を主だと認識させる事で自分に対する吸収を弱化させているが、それでもナノマシンによる回復効果も弱化している。
意図的な封印により手元にある無銘は力を抑えているが他の三本は解放していて、それらがお互いの力を共有させる事で結界を作り出せる。
また、二本突き刺さると吸収速度が倍化するが、三本刺さるとお互いの刀同士もエネルギーを吸収し合い、その際にエネルギーが対象の体を通るため、相手が死なない状態も作り出せる。
●同調状態
無の中の暴走した意志と感覚を同調させた状態。
力の抑えられた状態である刀と同調することで封印を解除し、更に刀のみだけであった無の力を痴漢からも引き出す事が出来るようになり純粋に容量と出力が増す。
見た目的には髪の毛が黒く変化する程度。
この状態の時点で大体の近代兵器の無力化、強力な魔法も吸収出来るようになる他、溢れる無の力を衝撃波として発射したり、体に纏う事等が出来るようになる。
また、お互いが同存在となるため吸収も起き無い為、回復性能は向上する。
但し、暴走した格上の意志との感覚共有になるため、あまりに長い間同調し続けると人格に変調をきたすとされている。
●完全同調状態
同調を限界まで高めた状態、成る為に時間が掛かるがその性能は神をも殺す。
全身と刀にどす黒い極めて純度の高い無を纏った状態となり、この状態の無には近代兵器は意味を成さず、大抵の魔法も吸収出来てしまう。
また、体に無を纏う為に生半可な攻撃では太刀打ちすら出来ない。
弱点は完全な同調の為にまず暴走した意志に飲まれ、暴走してしまう事。
暴走すると自力で元に戻れなくなる為、なんとか出来るのは作成者と刀のみ。それも言わば強制終了である為心身に深い傷を与える。