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リレー - (2007/12/09 (日) 10:56:18) の1つ前との変更点

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<h1>リレーSS</h1> <blockquote style=""> <dl> <dt>311 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/12(日) 10:37:50 ID:FStRSioL  <br></dt> <dd>リレーの始めっつーとこんな感じでおk?<br> <br> ――暫定携帯――<br> <br> 昼間の喧騒が嘘の様に、静閑とした夕暮れの教室。<br> 赤く淡い光が差し込むその場所にただ一つだけの人影があった。<br> 大きな体を机に突っ伏し、寝息をたてているその影。どうやら、授業中から寝続けていたため、授業が終了したのにも気付かなかったのだろう。<br> 私は廊下からその光景を見てクスリと小さく笑った。<br> 誰も起こしてあげなかったのは酷い話だけど、私には好都合ね。<br> 何やら寝言をムニャムニャと呟く彼の姿は、とても可愛らしくて、思わず顔が綻んでしまう。<br> 常にサングラスを身に着け、口元には髭をはやし、長い髪をカチューシャで纏めているその姿は、どう見ても不良で、可愛らしい要素など、有りはしないのかも知れない。<br> けれど、私にはそれがとても愛らしく感じてしまうのだ。<br> 「ふふ、私も重症ね」<br> 人知れず呟く。きっと顔は破顔しているだろう。<br> 愛理が、こんな私の姿を見たらどう思うかしら。<br> きっと彼女は、怒るでしょうね。自分の胸に生まれた感情が何か分らないまま。<br> <br> 私は、廊下をちらりと見回して周りに人が居ないかを確認すると、静かに、教室に入っていった。</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>315 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/12(日) 21:01:29 ID:09Fawd2e  <br></dt> <dd> 校舎の外、運動場からは運動部の活動だろう掛け声が聞こえる。<br> が、廊下には人の気配もせず私の靴底が出す足音のみ。時折人は通るだろうが、<br> 教室の中にまで気に留める者などそういるわけもない。何の問題もない。計画、通り。<br> 底意地の悪い笑みを浮かべつつ――「って、バイトが暇だからといってまとめて漫画を読んだせいね」<br> 私の声で彼は起きてしまった。ボリボリと頭をかきつつ現状の把握に努めている。<br> 寝ぼけ頭でどこまでの速度が出るのか知らないが、距離を詰めると次の作戦にとりかかった。<br> 「あら、播磨君。誰も起こしてくれなかったのね」<br> 「……ホームルーム、終わっちまったのか?」<br> 「とっくに終わってるわ。私とあなた以外には誰も残っていないわね」<br> 「高野は何で残ってんだよ。部活だろ」<br> 「その部活の途中よ。忘れ物があったから取りに来たの。そうしたら寝ているあなたがいて」<br> 彼はあくびを一つするとすっと立ち上がり鞄を持って教室を出て行こうとする。<br> ここで出て行かれるのは素人。私はズンと前に出ると、ちょっと気分を入れつつ、<br> 「播磨君、今日は誰もいないから暇なの。茶道部に顔を出していかない?」<br> 彼はちょっと考えて「ちっとならな。高野には世話になってっし」と投げやりに言う。<br> 今日は特に用事もないのか、特にどうでもいいといった感じ。でも、私にとってはチャンスである。<br> 私は教室の鍵を閉め、彼と共に茶道部へと向かって行った。</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>317 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/12(日) 22:12:31 ID:vvVVU9Mu  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/315">&gt;&gt;315</a><br> <br> 目が覚めて時間が経つほどに頭はクリアになっていく。<br> クリアになればなるほど現状に疑問が出てくるのは俺の気のせいではあるまい。<br> なぜ高野が俺を誰もいない部室に呼ぶのか、なぜ返事をしたときの高野はうれしそうな顔をしていたのか。<br> いや、後者は気のせいかもしれない。ただ、そう見えただけだ。<br> 今、視界の片隅にある高野の顔には当然のように何の変化もなく、ただポツポツと歩みを進めている。俺もそれに続く。<br> 手を伸ばせば届くほどの距離を保ち、前を行く高野の足取りはいささか軽いように見えた。<br> <br> <br> そして、茶道部部室まで辿り着いたときに、クリアになりきった頭は単純な事実を告げる。<br> <br> ――よく考えるまでもなくこの状況はかなりまじぃ。<br> <br> ただでさえさまざまな勘違いをされ続けてきた経験からか、脳がカンカンと警笛を鳴らす。<br> こういうときに何が起きるか、一流脚本家もビックリな先読みもできる俺だ。<br> クドカンがここで何を望むかなんてことさえ簡単にわかる。<br> ちょっとしたアクシデントでいい感じに見える状態になったところを、なぜか遅れてやってきた妹さんなりに目撃されるんだろう。<br> だが甘い。何が起こるかわかっていれば対処のしようもあるというもの。<br> 少し気をつければそんな状態など軽く回避できるし、何より相手は高野。<br> もしものことがあったとしてこいつなら上手く切り抜けてくれるだろう。<br> <br> そんな危険を冒してまで部室でお茶を飲む必要があるのかはともかく、先ほどより盤面を見つめたまま動かなくなった棋士よろしく、<br> かの有名な考えているんだか悩んでいるんだかの像のごとく部室前で開いたドアを見つめ固まった俺を高野が不振そうに見やる。<br> その瞳がなぜだか澄んで見えて、吸い込まれそうな、というのはこういうものかなどと考えていると高野は口を開いた。<br> <br> 「いつもマジマジと見ることがなかったけど、よく見てみるとその瞳は綺麗で、本当はこいつかなりかわいいんじゃねぇか、<br> やべぇこれから二人きりってちょっと照れるじゃねぇかとか思って――」<br> 「ちげーよ!」<br> <br> とりあえず思いっきり否定しておいた。<br> 間違ってはいなかったのだけど認めるのはまずい。これから二人きりだ、まずいなんてレベルじゃない。<br> もしかしてこれは――。<br> <br> 「冗談」<br> <br> 思考の渦に包まれている中で、高野が真顔で言い放ったその言葉により、俺は現実へ帰ってきた。<br> 一言文句でも言ってやろうかとも思ったけどいい言葉が浮かばないので、<br> けっと一蹴して、先ほどから開け放たれている部室のドアをくぐり部室内へと入っていった。<br> 少し赤らむ顔を、いつの間にやらイスに深く腰を下ろしている高野に覗かれないようそっぽを向きながら俺も適当なイスに腰をかける。<br> そんな様子をどう思ったのか、フフッと綺麗に鼻で笑うような音が高野からした。<br> 一応、眉をひそめてそれなりの体を保とうとするが、不思議と嫌ではなかった。<br> <br> 「何が飲みたい?」<br> <br> 少しの間をおいてからの、そんなさりげない質問にまでドギマギする自分がちょっと悔しかったので、<br> 低くどもりながらブラックとだけ、静かに告げた。<br> <br> <br> <br> <br> 何を隠そうこれってエロパロなんだよねってことで少し播磨からも晶を意識させてみたり……正直スマソw</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>322 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/13(月) 09:38:16 ID:Fn+95WGe  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/317">&gt;&gt;317</a><br> <br> カチャカチャと音を鳴し、播磨君が、私の淹れたコーヒーを飲んでいる。<br> 無糖は、慣れていない人には、かなりきついものだけれど、やはり深夜まで作業をしている関係上、必然的にブラックもよく飲むのだろう。<br> 彼は、喉を鳴す音が聞こえてきそうな勢いでコーヒーを飲みほした。<br> 「播磨君、もう少し落ち着いて飲んだらどうかしら? それでは、風味もなにも分らないでしょう」<br> 私は一応茶道部の部長として、そんな彼を咎めてみるが、口調は、自分が思っている以上に優しいものになってしまっていた。<br> 彼の姿――私の淹れたコーヒーを勢い良く飲むそんな姿を見て、少しだけ嬉しくなってしまっていたから。<br> 「んあ? い、いーんだよ。俺はこの飲み方が好きなんだ」<br> 「あなたがそれでいいなら別にいいけど」<br> 彼は、私の言葉に少し焦った様に言葉を返してくる。<br> もしかして本当に私と二人で居ることに照れている――?<br> ......いいえ、それは無いわね。彼は、意中の女性以外に驚くほど興味を示さないから。<br> 「じゃあもう一杯淹れるから。飲むわよね?」<br> 「お、おう」<br> もう計画は実行中。既に後には引けなくなっている。<br> それなら私は、迷いを切り捨て、計画の成功率を少しでも上げる為全力を尽くすだけ。<br> 私は彼のカップに、コーヒーを注ぐと共に、彼から死角になるよう透明な液体を二、三滴垂らした。<br> <br> <br> <br> <br> <br> 純愛クラッシャーが来ましたよ。<br> <br> カッとなってやっ(ry</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>325 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/14(火) 18:53:57 ID:2CvTpIjR  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/322">&gt;&gt;322</a><br> <br> 無糖ブラックな暖かいコーヒーをガブガブと飲む。もうちょっと味わった方が良いと<br> 絃子にも担当さんにも言われるが、こういう飲み方が性に合ってるんだから仕方がない。<br> せっかく淹れてくれた高野には悪いとは思うが、そういう事は言わなくても分かる頭の良い女だ。<br> 以前、妹さんとサラちゃんに連れてこられた時にも同じ様な場面があって、<br> その時も気にしなくて良いと高野を含めた三人に笑われたんだよな――<br> 「播磨君、もう少し落ち着いて飲んだらどうかしら? それでは、風味もなにも分らないでしょう」<br> ――って、あれ。俺の記憶違いだったか? けどよ高野。もう俺の胃袋に入ってしまったんだから諦めな。<br> 高野は怒っている様な、いや、穏やかな印象の無表情さだ。何度も茶道部に出入りしていれば大体は分かる。<br> 「じゃあもう一杯淹れるから。飲むわよね?」<br> ほらな。高野は何事もなかったかのように俺の手にあったカップを持って席を立った。<br> 窓の外は薄暗くなっていて大分陽も落ちたようだ。余り遅くなっても良い事ないんだから<br> 次の一杯を頂いたら帰るとするか。<br> 「あら、どうしたの?」<br> 高野は俺の分と自分の分と二つのカップを持ってやって来た。<br> 「いやな、いつまでもここで世話になるわけにもいかねぇし、これを飲んだら帰るわ」<br> サンキュ、と高野の左手にあったカップを貰う。んー良い香りだ。ただのインスタントでもこうも違うんだな。<br> と、高野は自分が持っているカップと俺の持ってるカップを交互に見ては呆然としている。<br> 「どした高野?」<br> 「な……なんでもないわ」<br> 「じゃ、頂くぜ」<br> ゴクゴクと飲む。飲む。飲む。あっという間に空っぽになったカップを置き、ごっそさんと礼を言う。<br> 「んじゃよ帰るわ。お疲れさん」<br> 俺が茶道部から出ようと高野の横を通り過ぎようとした瞬間、何故か高野は椅子から慌てて立ち上がってしまい<br> ちょうど俺の腕と肩が触れ、その手にあったカップからこぼれた熱々のコーヒーがスカートにかかってしまった。<br> 「おいっ、大丈夫か高野!?」<br> 熱々なコーヒーがかかってしまったのだ。涙目の高野は膝をついてしまい、上目使いに俺を見つめてくる。<br> 普段見ない顔に気が動転した俺が高野を立ち上がらせようとすると、高野は俺に抱きつくようにしてきて、<br> 「……スカート濡れちゃったし、なにより火傷したみたい。責任とってくれるんでしょうね?」なんて言い出してしまった。<br> 抱きついてきた高野の体は思った以上に柔らかく、俺はどう扱っていいものかと煩悩と戦いつつ考えるしかなかった。<br> <br> <br> <br> 泣いていたのは播磨の天然で作戦が失敗に終わったせいで、姐さん涙目wwwwという事で<br> コーヒーの染みが出来ちゃうからスカート脱がないといけないよね? 次の人に任せたw</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>332 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/15(水) 17:08:54 ID:tUN23hYL  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/325">&gt;&gt;325</a><br> <br> 「…………」<br> 「…………」<br> <br> 沈黙が支配した茶道部部室。遠くから微かに聞こえるのは運動部のかけ声だろうか。<br> 私は相変わらず彼に抱きついたまま。彼は直立姿勢で固まったままだ。腕くらい回してくれても<br> いいのにと、不満に思うが、彼相手には無茶な要求だろう。<br> ……それにしても、こんなことで作戦が失敗するとは思ってもみなかった。やはり播磨拳児という<br> 男は油断ならない。でも、まだ諦めるわけにはいかない。咄嗟の機転で彼に抱きついたのは正解だった。<br> 彼が動揺している間に次の作戦を考えないと……。<br> 私は高速で頭を働かせる。薬はもう使えない。彼が眠っている間に既成事実を作ろうとしたのだが、<br> それはできなくなってしまった。となると、ちゃんと意識のある彼に挑まなければならないわけだ。<br> 正面からぶつかっても無駄だろう。ならばこの状況を活かすしかない。<br> 私が思案に暮れているところ<br> 「そ、そういや高野! 火傷は大丈夫か!?」<br> と、彼が聞いてきた。もう動揺から立ち直ったのだろうか?もう少し時間を稼ぎたかったのだが。<br> 「ヒリヒリするわね、見てないからどれくらい酷いかわからないけど……」<br> 少し嘘をついた。見てないことは確かだが、コーヒーは足には殆どかかってないし、痛みも無い。<br> 多少は赤くなっている部分もあるだろうが、火傷と呼べるほどではないだろう。<br> 「直ぐ冷やした方がいい! 見せてみろ」<br> 彼は私から体を離し、真剣な顔でそう言ってきた。<br> その必死な様子に私は罪悪感を覚えてしまう。本気で心配してくれてるのだろう。<br> でも、ここで感情に流されては駄目だ。折角のチャンスを逃すわけにはいかない。<br> あくまで冷静に。私のペースで。<br> <br> 私はコーヒーで濡れてしまったスカートの裾を両手で摘む。そして、ゆっくりと持ち上げていった。<br> 少しずつ露わになっていく白い太股。<br> 「な、な、なにやってんだ高野!?」<br> 突然の私の行動にまたしても顔を真っ赤にした彼がそう言った。<br> 「ん? なにって、播磨君が見せろって言うから」<br> 私は平然と言ってみる。<br> 「い、いや、確かにそうだけど、そこは……」<br> 彼がなにやら言っている間も私は手を止めず、スカートをわざとゆっくりと持ち上げ続ける。あと数センチで<br> 下着が見える、というところで「ストーーップ!! ストーーップ!!」と喚きながら彼が私の両手を掴んだ。<br> 「…………?」<br> 私は不思議そうな目で彼を見つめてみた。<br> 「た、確かに見せろとは言ったけど、そこはマズイだろ!!」<br> 彼はかなり動揺しているようだ。冷や汗を掻いている。<br> 「私は別に構わないけど」<br> あっけらかんと言う私。<br> 「お、俺が構うんだよ!! 悪ぃけど、自分で見てくれ!!」<br> そう言って彼は後ろを向いてしまった。まあ、彼としたら当然の反応だろう。逆にまじまじと私の太股を見てくる<br> 彼なんて想像できない。<br> 私は後ろを向いてしまった彼の背中から自分のスカートに視線をやると、先程とは違い、一気にスカートを<br> 捲くり上げた。<br> 白い下着が露わになる。ふむ、やはり火傷はしてない様だ。そうだろうとは思っていたが、少し安心する。しかし、<br> 問題があった。下着にコーヒーの染みがわずかに付いていたのだ。スカートから染み付いたのだろう。彼の好み<br> だと思って、純白の下着にしたのが失敗だった。ダーク系の色であれば目立たなかったのに……。<br> 初めて結ばれる時に、コーヒーの染みが付いた下着では、あまりに色気がない。いっそのこと脱いでしまおうか、<br> などと私は考えていた。<br> <br> <br> <br> エロに突入しそうでしなかったw<br> 後は任せた!</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>335 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/15(水) 21:24:17 ID:151tSGEL  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/332">&gt;&gt;332</a><br> <br> ったく、わけわかんねー女だとはおもってたが、男の前で何の躊躇も無くスカートを捲り上げるたー、一体どういう教育されてんだ。親の顔が見てみたいぜ。<br> <br> 俺は、後ろの衣擦れの音を極力耳に入れない様にして、主に下半身に集束する悶々としたモノを誤魔化す様にそんな思考を止めどもなく、繰り返した。<br> <br> 俺には天満ちゃんが、マイスイートエンジェル天満ちゃんがついてるんだ。<br> これぐらいの関門、楽々クリアしてやらあ。<br> いくら高野が、太腿を晒そうが、白くて綺麗な太腿を晒そうが、白くて綺麗でスラッとしつつも柔らかいそうでサラサラな太腿を晒そうが……晒そうが……晒そうが………………<br> ……………<br> …………<br> ……って、ダーーーッ!!<br> 何考えてんだ俺は!<br> すまねぇ、天満ちゃん。今一瞬だが他の女の事考えちまった。<br> クソ! 俺は惑わされねぇ、惑わされねぇぞ。<br> 卑猥な想像が現われては打ち消し、打ち消しては、また現れなどしながら、悶々と俺が不毛な思考を続けていると、<br> <br> 「うん、やっぱ脱ごう」<br> <br> と、突然高野が後ろで呟いた。<br> 「何がだ?」と、反射的に振り返ろうとしてしまっが、直前で気付きぐぐっとブレーキ。振り返らずに高野に問う。<br> <br> 「何だって?」<br> 「下着をね、脱ごうと言ったの」<br> <br> ほう、なるほど。下着をね。まあ熱いからなー。<br> <br> 聞いてから数秒、俺は理解が出来なかった。<br> <br> ……………………ナ ン デ ス ト ! ?<br> <br> 「って、ちょーとまてまてまて!!」<br> <br> 俺は思わず振り返り、高野の肩を思い切り掴んだ。<br> <br> 「嫁入り前の娘さんが、仮にも男子の前でなんというこ、と…を……」<br> <br> 勢いに任せて高野の首をガクガク揺らしながら、熱弁する俺。<br> だが、最初の調子が嘘の様に俺の言葉は、段々と小さく掠れていき、終いにはただの呻きに変わっていく。<br> 何故なら、高野は下半身に何も穿いていなかったから。<br> <br> 「お、ちょ……お前、なにやって……」<br> 「なにやってって、播磨君がいきなりこっちへ振り向いたんじゃない」<br> <br> 俺の頭は完全に混乱状態。正常な思考は全く出来ず、目に焼き付く高野の白い肌と、それに映える薄いヘアばかりが俺の頭を占拠する。<br> <br> 「す、すっすまん!!」<br> <br> やっと理性がもどってきた俺は、素早く後ろへ振り返り、荒い動悸と一部の熱を必死に鎮めようと、瞑想を開始した。<br> <br> <br> <br> <br> 結局エロに入れなかったorz<br> つ、次の人頼む</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>338 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/17(金) 00:10:20 ID:G86rmuGU  <br></dt> <dd>「煩悩退散……煩悩退散…………」<br> 播磨君は私に背を向けたまま、ひたすら何かを唱えている。<br> 恐らくは、この状況に流されないようにしようと、理性を総動員させているのだろう。<br> 私にとっても、この状況はチャンスでありピンチだ。<br> 下手に押し過ぎて逃げられたら、私に彼を追う手段はない。<br> この格好のまま彼を追いかけたら、私は単なる露出狂になるだろうし、彼はもう二度と私に関わらなくなるだろう……<br> この状況を上手く利用し、早急にこの場に彼を釘付けにする必要がある。<br> 私は、なかなか動かない彼の背後に忍び寄った。<br> 「……ねえ…播磨君?」<br> 「うわ!!」<br> どんっ!<br> 「きゃっ!」<br> 「あ!悪い!高…野……」<br> 私の声に驚いた播磨君に、私は倒され尻餅をついてしまった。<br> 私を倒してしまったことに気が付いた播磨君は、すぐに私のほうを振り返り、そして凍りつく。<br> 下半身が裸の私が尻餅をついたのだ。<br> 彼の視界に何があるのか、容易に想像がつくというものだ。<br> 「……播磨君……痛い……」<br> 「あ……ああ……」<br> 彼は目を白黒させて驚いている。<br> この状況で、彼は私に襲い掛かるだろうか?それとも……<br> 「わ…悪い!高野!俺、外にいるから!!」<br> やっぱりだ!<br> 私の知っている播磨拳児は、この程度では動かない。<br> そうでなければ、私もここまでしようとは思わないはずだから……<br> 「待って!」<br> 私の声に、外に出ようとする播磨君はピタッと動きを止めた。<br> 「な……なんだよ……」<br> 「倒れたときに怪我したみたいなの。見てくれる?」<br> 播磨君はドアの前で少し考えた後、<br> 「じ…自分でしろ!」<br> 「背中を怪我したみたいだから、一人じゃ無理。それとも、女の子に怪我をさせておいて逃げる気?」<br> 「ぐ…………わ…わかった」<br> 播磨君は苦虫を噛み潰したかのような顔をして、私のほうを振り返る。<br> そして、私を見ないようにしながら、私のほうに近付いてきた。<br> <br> <br> <br> <br> なんか足りない気がしたので、少し焦らしてみようかなと……<br> 次の人、お願いします <br> <br> 投下を予告しながら、その数日後に友達が死んでマジ凹みし、立ち直ったところで事故ってパソコン打てなくなった間抜けです<br> 面白そうなんで、自分も参加させてください<br></dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>348 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/18(土) 22:50:14 ID:wg59skBv  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/338">&gt;&gt;338</a><br> <br> 「...で、どこを怪我したんだよ」<br> 播磨君は、必死に私の下半身を見ないように顔を思い切り上に向けそう尋ねてきた。<br> 「足首を捻ったみたい、腫れてるかも知れないわ」<br> ゆっくりと足首を擦る動作をして、大袈裟に痛がる私。<br> 勿論、本当は怪我なんてしてない。<br> お尻が少し痛いかも知れないけど、いくらなんでもいきなりお尻を見てなんて言ったら逃げだすでしょうし...今はまだ、その時ではない。<br> 「う...ど、どこだ?」<br> 「ここよ。でも、顔をそんなに背けちゃ分らないでしょう」<br> 「う、く...」<br> 耳まで真赤にしながら、恐る恐る私の方へ顔を向けてくる播磨君。<br> サングラスで目の動きは分らないけど、きっと目の向けどころに困って目まぐるしく動き回っているのでしょうね。<br> 「ほら、ここ。触ってみて」<br> 「な、なにを!」<br> 私はサッと播磨君の手をとると、そのまま私の足首へ導く。<br> 「熱持ってるみたいなの。少しの間でいいから擦って貰える?」<br> 播磨君の手に自分の手を重ね合わせ、ゆっくりと動かす。<br> 播磨君の手が、私の肌を擦るたびに体全体にゾクゾクとした感覚が走り、快楽の波が襲って来る。<br> 声が出そうになるのを必死に抑え、顔の紅潮もどうにか制御し、ピンク色に染まろうとしている頭を冷却して、播磨君の顔を盗み見た。<br> 彼は、今はまだ混乱している。<br> 下着を穿けだとか、カーテンを巻けだとか言ってこないことから鑑みるにそれは確実。<br> それなら今こそが勝機。この時は逃せない。<br> 「ねぇ播磨君」<br> 私はあまり得意ではない猫撫で声で彼の名を呼ぶ。少しでも雰囲気を作ろうとしてだが、効果のほどは不明だ。<br> 「もう少し、上の方もお願い」<br> 既に私の手は離れているが、播磨君の手は動き続けている。<br> 少しづつ、少しづつだ。<br> 慎重に、逃げられないよう、逃がさないよう、確実に彼を堕とす。<br> 私は、彼の手の感覚に酔わないように、ふくらはぎを撫でる彼の手を見つめ続けた。<br> <br> <br> <br> <br> すまん、っつかエロに入るまで長すぎね?<br> gdgdになる悪寒orz<br> <br> 次の人任せました</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>350 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/19(日) 01:50:11 ID:YyOAqwZn  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/348">&gt;&gt;348</a><br> <br> 柔らかい……<br> イヤイヤイヤ……<br> 怪我をさせたのは俺の責任だしな。<br> 煩悩退散……煩悩……<br> 「ねえ、播磨君……もっと優しくお願い」<br> 「え?」<br> 声をかけられ、とっさに高野の顔を見上げる。<br> 高野は少し悲しいような、どこか痛々しい表情を浮かべていて、普段見せない表情に俺の胸は高鳴る。<br> ……やべえ……かわいい……<br> 「もっと優しく……」<br> 「あ……ああ……」<br> 俺は首をガクガクと振って肯いた。<br> そして、視線を患部に戻す……途中で、俺はあるものに視線が釘付けになった。<br> 見ないようにしていた、高野の秘められるべき場所……<br> ごくっ<br> 思わず生唾を飲み込んでしまう。<br> 丁度目の前にあり間近から観察ができるそれは、初めて見るものであり、とても美しかった。<br> 「もう少し上、お願いできる?」<br> 「ああ……」<br> 高野に言われるがまま、俺は擦る部分を上げる。<br> だが、俺の視線は、目の前にあるものから全く動かない。<br> サングラスのせいで俺の視線に気が付かないのか、気が付いていてやらせているのか、俺には分からない。<br> ただ、高野の普段との雰囲気のギャップと、高野の姿のエロさと、そこから発せられる高野の匂いに、俺は軽い眩暈を覚えていた。<br> にちゃ……<br> 「……ん?」<br> しばらくそうしていると、高野の足を擦る俺の手に粘り気のある液体がついた。<br> 足から手をはずし、手についたものを観察する。<br> 「これは……?」<br> どうやら、高野の足を伝って落ちてきたらしい。<br> 俺は擦っていた部分から視線を上げ、出所を確認する。<br> 少しずつ視線を上げていくと、先ほど俺の視線を釘付けにした場所から、その熱い雫は零れ出していた。<br> 「……!!!!」<br> 「あ!」<br> 見ないようにしよういと、俺は他に目を向けようとする。<br> そして、反射的に声をかけられたほうを見てしまった。<br> 「あの……これは……」<br> 高野は頬を赤くし、表情に出ていないが恥かしそうな雰囲気だ。<br> 普段はほぼ無表情で感情を表に出さない高野が、顔を赤くして恥かしがっている……<br> ……ヤベエ……マジ、カワイイ……<br> ブチィィィィィ!!!<br> 俺の固くて太くて切れにくい何かが、ものすごい音をたてて切れるのを俺は白くなる頭の中で聞いていた。<br> <br> <br> <br> 焦らすつもりは無かったんだけど、失敗しました<br> 個人的にはgdgdでは終ってほしくないです<br> 次の人、お願いします<br> <br> <a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/348">&gt;&gt;348</a><br> 乙です</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>386 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/21(火) 01:06:34 ID:aknfUJ5q  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/350">&gt;&gt;350</a><br> <br> ブチィィィィィ!!!<br> 何かが切れる音が聞こえた気がした。<br> 「?」<br> 何だろう?<br> この部室にも部室周辺にも、そんなものはなかったはず……<br> そう思っていると、しゃがんで私の足を擦っていた播磨君が、急にスッと立ち上がった。<br> 「播磨君?」<br> 少しまずいかも知れない。<br> さっきの音で播磨君が正気付いたのだとすると、本格的に逃げられてしまう。<br> 「播磨君、どうしたの?」<br> 早く、次の策を考えないと……<br> ガシッ<br> 「え?……きゃ!!」<br> 播磨君は、次のことを考えていた私の肩を押さえ、部室の机に私を押さえつけた。<br> そして、播磨君は私の上に覆いかぶさってくる。<br> 「播磨君、痛いんだけど」<br> 私はそう言いながら、冷静になろうと努めた。<br> 私を押さえつけた衝撃で、播磨君の端正な顔がはっきりと見える。<br> だが、目が血走り、明らかに理性を失っているせいで、その魅力は半減している。<br> 「大丈夫?」<br> その目を覗き込みながら、私は播磨君に聞いた。<br> どうやら、作戦は成功していたらしい。<br> だが、少しやりすぎた感じがする。<br> 播磨君は私の質問に答えず、自分の手の動きを見もしないで、私の身体にてを伸ばしてきた。<br> 「あ……んん!痛い!」<br> 制服の上をたくし上げ、播磨君は私の胸をブラの上から荒々しく揉む。<br> いつもの彼なら、決してしないであろう相手の女の子のことを考えない動き。<br> でも、彼が自分の身体を求めてくれている事に、痛みよりも喜びと快感を強く感じていた。<br> 「播磨君……ああ……」<br> でも、どうしてだろう……<br> これは私が望んだことであり、途中変更があったが全て上手く行っている。<br> 彼が私の身体を求めてくれることはすごく嬉しいし、彼の手が触るところは全てが気持ちいい。<br> でも……彼の血走った目を見ていると、悲しくなってきてしまう……<br> 「播磨君……ん……」<br> 「んん!!」<br> 私は播磨君のそんな顔を見たくなくて、彼の頭を押さえてキスをした。<br> 特に考えがあったわけではない。<br> ただ、彼の目を見たくなかったから……<br> 「あむ……ちゅ…ん……」<br> 「ん……ちゅ……んん……」<br> 播磨君の口の中に舌を入れ、彼の舌に絡めるように動かす。<br> 播磨君も私の舌の動きに合わせ、絡んでくる。<br> 茶道部部室の中に、二人の唾液を交換する音だけが響いていた。<br> <br> <br> とりあえず、落ち着きましょ?<br> 個人的にリレーは終らせたくないし、誰がどんな風に終らせるのか読んでみたいです<br> 微エロになってしまいましたが、次の人お願いします</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>395 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/22(水) 00:30:34 ID:CNm3sOw1  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/386">&gt;&gt;386</a><br> <br> 腕が何かを求めて動き回る。<br> と、いうより、苦しくてたまらない!<br> 「……ぶはぁ!!」<br> 俺の口を塞いでいたものを引き剥がすと、俺は新鮮な空気を思いっきり吸い込んだ。<br> 酸欠のせいで、少し頭がくらくらする。<br> ……何してたんだっけ?<br> 「播磨君、大丈夫?」<br> 「ああ……大丈夫だ。って……うわっ!」<br> 心配してくれた高野は下半身丸出し、上もブラのみというマニアックな格好をしていた。<br> そして俺は、高野を組み敷いている格好になっている。<br> 「お前……俺の下でなんて格好を……」<br> 「播磨君が押さえつけたんじゃない」<br> 「!!!!!」<br> 確か、俺が高野を怪我させて……それからどうしたんだっけ?<br> 途中肝心なことを忘れている気がする。<br> 「と…とにかく、悪い!責任はとるから……」<br> 「私の上で、謝らなくていいから」<br> 「あ?!ああ……そうだな。今、退く」<br> とにかく、高野の上から降りて、土下座でもなんでも……<br> 「違う」<br> 「え?」<br> 「私は謝らなくていいって言ったの」<br> なんだ?<br> どういう意味だ?<br> 混乱している俺を、高野は優しく抱きしめてきた。<br> 「これは私が望んだこと。播磨君は気にしなくていいの」<br> 「いや……しかしだな……」<br> ちゅ……<br> なおも言葉を続けようとする俺を、高野は優しいキスで黙らせた。<br> 「続き……して?」<br> 「!!!!」<br> 「責任……取ってくれるんでしょ?」<br> 「ぐ……」<br> 男に二言はない……けど、本当にいいのか?<br> こんななし崩しにやったら、俺はともかく高野が悲しむんじゃないのか?<br> 高野の上でそんな風に悩んでいると、高野は俺を押しのけ、机から降りた。<br> 一見無表情に見える高野にも、ちゃんと表情があるということは良く知っている。<br> だから今、高野がどれだけ怒っているかも良く分かった。<br> <br> <br></dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>396 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/22(水) 00:33:33 ID:CNm3sOw1  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/395">&gt;&gt;395</a><br> <br> 「た…高野……」<br> 「動かないで」<br> 「ああ……」<br> 俺は何をされるのだろう。<br> この状況は、どんな誤解があったとしても、俺が悪いはずだ。<br> 俺は目を瞑り、最後の審判を待つ罪人の気持ちで待つ。<br> 何を考えているか分からない、この女のことだ。<br> 頬をひっぱたくなんて甘いものじゃなく、隠し持っているナイフでグサリ……いやいや、銃や毒薬で即死にされるパターンもある。<br> 俺は、どんどん最悪のほうへ想像を膨らませていった。<br> かちゃ…かちゃ……<br> 「……?」<br> 覚悟を決めていた俺の耳に、聞きなれた金属音が聞こえた。<br> 俺の腰の辺りに何かが触っている感触もする?<br> 目を開けてみると、高野が俺の前にひざまずき、とてもデンジャーになっているものを取り出そうとしていた。<br> 「な!何をしている!」<br> 「なんか、播磨君のここが苦しそうだったから、出してあげようと思って」<br> 「なるほど……って、嫁入り前の娘さんがそんなことしてはいけません!!」<br> 不良の俺が、こんな訳の分からない説教をする羽目になるなんて……世も末だぜ……<br> 心の中で俺が嘆いていると……<br> 「ほら、こんなに苦しそう……あむ……」<br> 「うほ!」<br> 高野は、手馴れた手つきで俺のものを取り出すと、一言呟き、すばやく口に咥えた。<br> 俺の知らない間に限界まで大きくなっていたせいで、高野に咥えられた瞬間、あまりの快感に思わず腰が引けてしまう。<br> 「はひまふん、ふほはないへ」<br> 「何言ってるか、わかんねよ!」<br> 何かを喋った高野に、俺は虚勢をはった。<br> 高野の絶妙な舌使い、高野の鼻から出る息、喋り声すらも気持ちが良い。<br> このまま、流されてしまいそうだ。<br> 「動かないで、って言ったの」<br> 俺のものから口を離し、高野は答えた。<br> 「分かった……分かったから、もう止めろ。な?」<br> 離したのをこれ幸いにと、俺は自分の息子をしまおうとする。<br> 「だめ」<br> しかし、あっさり高野に却下され、またしても高野は俺のものを咥えてきた。<br> 「や、止めろって!」<br> 「………」<br> 高野は俺の声を無視し、一段と情熱的にしゃぶってくる。<br> 「それ以上されると、出ちまう!」<br> もう、恥も外見もなかった。<br> これ以上されると、情けないことになってしまう。<br> だが、高野に咥えられる前から限界だったから、今はもう限界を超え、理性で持っている状態だ。<br> 「いいほ……はひて……」<br> 「ぐ……出る!!」<br> 高野の声がきっかけで、俺は高野の口の中に白濁液を思いっきり吐き出した。<br> 高野は口を離さず、俺の吐き出すものを全ての飲み下していった。<br> <br> <br> 読み返してみたら、あまりエロく無かったorz<br> 次のエロイ人、お願いします<br></dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>402 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/23(木) 00:32:42 ID:zrzNtetY  <br></dt> <dd> 播磨君があたふたとした姿を晒しているのが遠く別の世界のように思われる。<br> 口の中に広がるいがらっぽく粘性の高い、一言で言うなら不味いものを吐き出す訳にも行かず<br> 私は飲み込むと何度か深呼吸をした。その度に鼻を通る臭いに多少の不快感を示しつつ、<br> これが播磨君以外の物だったら嘔吐物だったわねと自身を納得させた。<br> 「お、おい、高野?」<br> 「大丈夫。問題ないわ」<br> それは理性の部分での話だ。女の私は征服できた事に大変満足している。<br> そう、彼をイかせた事に興奮してしまっているのだ。<br> 「高野……さん?」<br> じっとしてて、と彼を制しながら彼の上に倒れていく。わざとらしくボタンを外したり外さなかったり<br> 焦らしながら私の体を押し付けてる。ほら、もうこんなに硬くしちゃって。彼にそんな事を言うと<br> ピクピクと熱いモノで答えてしまう。そんな自分に恥ずかしさを感じているのか、<br> 彼は顔を背けて頬を真っ赤にしている。可愛い。<br> 「播磨君、こっちを向いて? ……お願い」<br> 「高野……俺は!」<br> 播磨君は私を抱きしめたまま起き上がると、私を諭すように言ってくる。<br> 「この辺にしとかないか? 今なら普通のクラスメートで終われる――」<br> 「終われる? 終われないわ。だって、普通のクラスメートがフェラして半裸で抱き合って、なんて事はしないわ」<br> 「それは、そうだけどよぉ」<br> 泣きそうな彼の声に思わず笑ってしまったけれど、妙に暖かいものが胸の中に生まれてきた。<br> 彼なりの倫理観があるのだろうし、そのものさしで今の状況を案じているのだろう。それには私も含まれている。<br> 「今日の事は一時の気の迷い、そういう事にしましょう。私も播磨君もこのまま終われないじゃない?」<br> 彼の熱を放つ自己主張を指の先で弄りながら、その先から出ている先走りの汁を塗りたくっている。<br> こんなに暴れん坊さんなのに、このまま治まるのかしら?<br> 「高野……」<br> 「何? その気になってくれた?」<br> 「その……初めてなんで、よろしくお願いシマス」<br> 「っ、ふふっ」<br> 観念の仕方が可愛らしい。私は彼に抱きしめるように言って、優しく抱きしめてもらいながら互いのタイミングを探す。<br> 遠慮が無くなり始め緊張がほぐれてきた彼に床に倒してもらい、彼の為に心も体も開いていく。<br> 息を呑む彼を導いてやりながら「優しく、優しくね」と手順を教えてやる。<br> 「高野……すまねぇ」<br> 私が願ってこういう場を用意したというのに。彼はそれに引っかかってしまっただけなのに。やっぱり決心をしてよかったわ。<br> 膣をゴリゴリと開いていき女の芯に到達したのが他に無い感動だったのか、播磨君ははぁと深いため息をついた。<br> 「そのまま腰を動かすだけでいいから。ほら、簡単でしょ?」<br> 播磨君は「ああ」と自信無さ気に腰を前に出しているが、その分身は私を征服しようといきり立っている。</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>411 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/08/27(月) 00:29:12 ID:+7XJtfdK  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/402">&gt;&gt;402</a><br> <br> 気が付いたら、俺は――――夢中になって、高野へ己の物を突き入れていた。<br> 「ハァッ、フッ、ぁハァッ」<br> 耳元で高野が、荒い息をついているのがわかる。強く抱き締めた高野の体は柔らかく、か細く、今にも折れそうで、しかしどうしようもなく俺の劣情は駆り立てられた。<br> もう何も考えられない。更にさらにと快感を快楽を求めて、俺はただひたすら高野の体を犯す。<br> 「ぁあっ! ぁん、あんっ、あああ」<br> 「高野、高野...」<br> 俺は、うわ言の様に高野の名前を繰り返しながら、その肌にキスの雨を降らせた。<br> 強く強く俺の体を抱き締めてくる高野。<br> 人肌がこんなにも気持ちの良い物だとは知らなかった。<br> 真っ白になる頭に寄せては返す快楽の波。結合部から溢れ出す高野の愛液に、それと混じり合う俺の精液。<br> まるで高野と溶けあっている――そんな気がした。<br> 耳元で、甘く淫蕩な喘ぎと共に何度も何度も囁かれる愛の言葉。<br> ――愛してる。<br> ――好き。<br> ――もっと強く抱き締めて。<br> ――私を放さないで。<br> 俺は言葉も発する事が出来ず、返事をキスで返す。<br> 「ちゅく、ん...くちゅ、ちゅ」<br> 「くちゃ、はぁ、ちゅ...にちゅ」<br> いやらしい音を奏でながら熱い息と唾液を交換しあいお互い唇を貪るようにキスをした。<br> 目をつぶるなんてことはしない。<br> しっかり高野の瞳を見すえながら、舌と舌を絡ませる。<br> 高野の目は熱っぽくぬるぬると湿っており、赤く色付く顔には小さな笑みと明らかな快感を浮かべていた。<br> 長く、長く続いたキスを終え、唇を離すと、そこに一筋の橋がかかる。<br> それが綺麗で面白く、俺が少し見つめていたら、高野に思い切り顔を引き寄せられ、またキスをされた。<br> 「ん、ぁん、あっ! はりまく、んっ凄い...あっぁんぁんっ気持ちっ、んはっ、いいっ!」<br> 「はあはあ、うおっ、ああ、俺もだ...くっ!」<br> <br> <br> <br> 夕暮れの茶道部で激しく蠢く影。<br> 赤い光りが淡く優しく、しかし、若い二人には情熱的に降注ぐ。<br> しかし、入口の扉を見ればそこにもう一つ。光に照らされた影があることを、絡み合う影達はまだ知らない。<br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> 播磨の初々しい部分とか高野姐さんのリードの部分とか過程をすっ飛ばしてしまいました。すみませんorz<br> いや、どうしてもフラグを(ry<br></dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>574 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/09/28(金) 04:19:42 ID:8kxDU3tt  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/411">&gt;&gt;411</a><br> これが前回のリレーの最後のやつかな?<br> <br> <br> これは一体なんなのだろう。私の視線の先では二人の男女が絡み合っている。<br> 私はその二人を知っている。だからこそ目の前の光景を信じられない。いや、信じたくないだけかもしれない。<br> しかし、夕焼けの赤い光はひどく残酷に、私に生々しい現実を突きつける。<br> <br> ーー汚らわしい<br> 瞬間、そう思った。だが私は視線を外すことができない。<br> 目の前の二人はまるで獣のようにお互いをむさぼりあっている。<br> <br> 私の耳には二匹の獣の鳴き声まで聞こえる。<br> 「高野っ、...お前ん中...すげぇ気持ちぃ...」<br> 「ああっ...嬉しい...。もっと奥にぃ...ちょうだい...」<br> 女のその言葉に応えるように男はにぃっと笑うと強引に体位を入れ替え、自分の体をまたがった女の体に激しく腰を打ちつける。<br> 「ひぃ、深っ...」<br> 女はその刺激に耐えかね上体が男の厚い胸板に倒れ込む。<br> 同時にその刺激から逃れようと腰を浮かそうとするが、血管の浮きでた男の逞しい腕が白く形のいい女の尻を鷲掴みにしてそれをさせない。<br> ーー快感が脳まで突き抜ける。<br> <br> 私の位置からはちょうど二人の結合部が丸見えだ。<br> 男に尻を掴まれてるせいでむきだしになった女の肛門は何かを求めるようにぱくぱくその口を開閉させている。<br> 男の腰が打ちつけられるたび愛液が飛び散り、男のペニスはぬらぬらと艶かしく光っている。<br> どこかで、ごくり、と唾を飲み込む音がした。スカートの中が気持ち悪い。<br> <br> <br> エロくなくてスマン。<br> これ廃棄してもいいから誰か続けてくれ。<br> 覗いてる悪い子は誰なんだろ?</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>589 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/09/29(土) 21:15:30 ID:byiedEul  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/574">&gt;&gt;574</a><br> <br> 「あぁ...んあ」<br> 「ぅおおぉっ...!」<br> 肉と肉がぶつかり合う音に、淫らな水音をかき鳴らす。<br> 一体どれ程の時間がたったのか、播磨の腰は疲れも知らない様に、激しく動き続けていた。<br> 晶は、既に意識も朦朧とし口の端からは涎が垂れている。<br> 目はトロンと恍惚として、視線も定かでは無いが、腕だけは決して離すまいとするように、しっかりと播磨の体に巻き付いていた。<br> 晶の体へむしゃぶりつく播磨。<br> 深いキスから始まり、首筋を舐め、乳首をつまみ、口の中で転がし、強く吸う。<br> それは、とても稚拙な愛撫であったのだが、今の晶を蕩かせるには十分であった。<br> <br> じゅぶっ、じゅぶっ、じゅぼっ、じゅぶ...<br> <br> 「ああっ! ああん! あはぁっ」<br> 赤く染まっていたはずの空は既に闇の衣を纏い始めていた。<br> 「高野...! もっと、もっとだ!」<br> まばらに現れだした星々は淡く輝き、夜をキラキラと飾り付ける。<br> 闇を切り裂き、一際その存在を主張し始めた月は、高く高く昇り。まるで嘲らってるかの様に<br> <br> ――――涙を流しながらも己を慰める事が止められない彼女の、滑稽な姿を見下ろしていた。<br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> 短かったorz<br> でも短くても良いと思うのですよ。<br> まあリレーですし、大勢で短い文をテンポ良く展開するのも楽しいと思います。<br> 決して自己弁護ではありま(ry</dd> </dl> </blockquote> <p> </p> <blockquote style=""> <dl> <dt>653 :<a href="mailto:sage">名無しさん@ピンキー</a>  2007/10/09(火) 20:00:37 ID:1KMW/asU  <br></dt> <dd><a target="_blank" href= "../test/read.cgi/eroparo/1181492050/589">&gt;&gt;589</a>の続き ダメだったら没にしてくれ<br> <br> <br> 一体私が昼間見たあの光景は何なのだろう。<br> いや、考えるまでもない。自分に近い位置にいると思っていたあの二人。<br> だがその二人は秘密裏に肌を重ねていたのだ。そういうこと、なのだ。きっとそうなのだろう。<br> それ以上の説明は必要ないはずなのに私はひたすらに思考を繰り返す。<br> <br> 「…ム゛」<br> <br> 差し出された年代物のカップからの香ばしい香りが私の意識を呼び戻す。<br> メイドのマサルが淹れてくれる紅茶は美味しい。食後の一杯は私の心に安らぎを与えてくれる。<br> 優雅にそれを唇に運ぶ私の姿を見れば、それだけで有象無象の男子達が擦り寄って来るのは間違いない。<br> 何かを憂いた表情が男の子のウィークポイントを刺激するのだろう。<br> けれどもその実、私の意識はあの光景にそのほとんどを奪われていた。<br> スカートの中の下着が湿っているのが分かる。お腹の下がじんと熱い。<br> 一人になりたい――そんな思惑を悟ってくれたのか、マサルは無言で視界の外へ消えてくれた。<br> <br> 「……」<br> <br> 意を決し、私はつい右手で自分の服に触れる。視線を移すと、それに合わせるように束ねた双対の髪が垂れる。<br> さらにその先に進もうとしたその時。<br> <br> 「ちょっとナカムラ!また私の格好して!」<br> 「屋敷の中です。問題ありますまい」<br> 「そーいうこと言ってるんじゃないわよ!」<br> <br> 制服が一着無くなっていることに気付いたのであろうお嬢様の鋭い一撃が私の脳を揺らす。<br> いつもなら数秒間記憶が消失するところだが、それでもなお私はあの淫靡な宴を忘れることができなかった。<br> この五体に漲る張り裂けんばかりの感情をどうすればいいのか私には皆目検討がつかない。<br></dd> </dl> </blockquote> <p> </p>

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