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2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する
質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm
2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する
質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm
1-4
Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない
1-6
Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
1-7
Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
2-1
Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
■1.ORとは何か
「ORとは、①執行部に、②その管轄下にあるオペレーション(作戦)関する決定に対して、③定量的(計量的)な判断の基礎を与える、④一つの科学的な方法をいう」 ~ P.M.キンボール(MIT教授)とG.E.モース(コロンビア大教授)による定義 |
ORの定義、4つの特徴 |
ORとは |
① |
執行部に |
⇒ |
スタッフ機能である |
|
② |
その管轄下にあるオペレーション(作戦)関する決定に対して |
⇒ |
ソフトであるオペレーション(作戦)を検討の対象とする |
|
③ |
定量的(計量的)な判断の基礎を与える |
⇒ |
定量的な評価をしている |
|
④ |
一つの科学的な方法をいう |
⇒ |
科学的な方法である |
- ORとは第二次世界大戦の頃に大きく芽吹いた作戦立案・活用(あるいは問題解決・運用)のための「方法」である。
- その「方法」には、①考える対象、②検討の仕方、③検討結果の位置づけ、について、他の方法とは異なる大きな特徴があり、その効果が大きいので、今では多くの国々の組織で研究され活用されている。
(2).OR誕生の経緯
- 第二次世界大戦期の英国では、当時最先端の防衛設備となるレーダーが既に完成していたが、ドイツ空軍の来襲に対していざ運用してみると、当初思い描いたような成果を得られなかった。
- その原因を探る際に、<1>レーダーなどのハード資源に求めず、<2>レーダーや周辺設備を含む資源「全体」の用い方、即ち「オペーレーション(作戦、運用)」に求めて研究を進めた。
- この研究を、<1>テクニカルな研究(技術研究)、と区別するために、<2>オペレーショナルな研究(運用研究、作戦研究) と呼ぶようになった。
- つまり、研究の眼目を、<1>個々のハード資源、に置かず、<2>それらのハード資源全体を一つのシステムとして捉え、その組み合わせ方(ソフト)に置いたのである。
- OR適用の効果は直ちに現れて、レーダーだけでなく他の多くの戦闘部署にも適用され、数々の成果がもたらされた。
(3).ORの具体的内容
- 現在までに様々なORの技法が開発されています。⇒ OR - Wikipedia
の 関連項目にある「日本オペレーションズ・リサーチ学会」の基礎編を参照下さい。
■2.ORと通常の意思決定の違い
(1).一般的な意思決定の仕方
① |
解決すべき問題を認識する |
↓ |
② |
解決案を考え出す |
|
(1)ハード面 |
(2)ソフト面 |
↓ |
③ |
各案を評価する |
|
(1)定性的評価 |
(2)定量的評価 |
↓ |
④ |
意思決定する |
(2).一般的な意思決定の問題点
1.検討の対象について
⇒ ハード面(資源)ばかりに目が向き、ソフト面(運用方法)にまで考えが及んでいない。
- 例えば、ある兵器の使用効率がなかなか現れないと、すぐに製造台数が足りない、とか性能が低い、という風にハード面に原因を求めてしまう。
- その兵器の操作手順や、操作要領を見直す、といったソフト面への視点が欠落しがち。
2.評価方法について
⇒ 主観的な定性的評価になりがちで、客観的な定量的評価に乏しい。
|
設備案 |
評価要素 |
パンテル戦車100台製造 |
ティーゲル戦車50台製造 |
①.信頼性 |
◎ |
△ |
②.整備の容易さ |
△ |
○ |
③.稼動性 |
○ |
△△ |
総合評価 |
採用 |
不採用 |
- 上記のような定性評価表を作成して意思決定することが多い。
- 個々の評価要素を独立的に捉え、各要素が最終結果に及ぼす影響を確たる根拠もなく感覚的に捉える「定性的評価」のみで終わっている。
- そのために、評価が主観的になり、意思決定を誤らせる恐れが(定量評価を行った場合よりも)大きくなってしまう。
- 特に、個々の比較要素について、いわゆる「権威者」や「先達(ベテラン)」と呼ばれる人々が幅を利かせ、結局は主観的な判定を下し易くなっている。
- このような定性評価では、「やや」「少し」「若干」といった微妙な差異を正しく評価できず、その僅かな差異が積もれば、結局は大きな違いが生じてしまう。
(3).定量的評価の利点
- 定量評価の場合は、例えば、次のような数式を使った評価となる。
稼働率=f(故障頻度 , 故障修復時間 , 定数)
①各々の設備の故障頻度(=信頼性)と、
②故障修復時間(=整備の容易さ)
の数値を用いて、最適な③稼動率を算定し、客観的に比較することが出来る。
- 数値に基づく評価なので、個々人による評価のブレがなく、かつ設備毎の微妙な差異も把握でき、その上、実行結果まで予想可能である。
(4).まとめ
- 定性的な表現は、一般的に、①曖昧で、②抽象的であり、③説得力に乏しい
- 定量的な表現は、数値を用いているために、①差異が明確で、②具体的であり、③説得力がある。
- ORは、ソフトであるオペレーション(作戦、運用)を対象とし、定量的評価を行う。
以上は、ORの教科書に記述されている、(1)一般的な意思決定と、(2)ORを活用した意思決定、の違いの例です。
実際に観察される行動例では、定性的評価すら、果たして行っているのか怪しい人が多々見受けられます。
(例:児童ポルノ法は評価要素の一つに過ぎないのに、その一点で麻生元総理への支持を止め、叩く方に廻ってしまう)
⇒ 意思決定をする場合には、少なくとも選択肢の比較までは行いましょう(その決定がもたらす効果まで考える)。
■3.ORは科学的方法である。
(1).ゲーム理論と「しっぺ返し戦略」
「しっぺ返し戦略」は、有名な「繰り返し囚人のジレンマ」ゲームで実証された、協調と裏切りの組み合わせに関する理論です。 この戦略のもとでは、交渉は以下のようになされるべきだとされます。 |
(a) |
交渉において協調的に誠実に振舞うことが、まず出発点において重要です。 |
(b) |
もし先方が交渉過程で不誠実な対応をした場合には、すかさず「しっぺ返し」をし、当方は単にお人好しではなく不誠実な対応を許しはしないこと、及び、そのような姿勢を相手に分るように伝えることが重要です。 |
(c) |
しかし先方が「しっぺ返し」を受けて速やかに誠実な対応に復帰するならば、当方も先方の不誠実をいつまでも根に持たず水に流して、再び協調的に誠実に対応すること、及び、そのような姿勢を先方に分るように伝えることが重要です。 |
(d) |
これらのプロセスを通じて、当方も誠実に対応し、また、相手方も不誠実になる誘惑を克服して誠実に対応することが確保され、長期的な協調関係の形成ができるというものです。 |
- ここで日中関係や日韓・日朝関係を考えて見ましょう。結論は明らかで「しっぺ返し(Tit-for-tat)」戦略を取る事が日本にとって正解です。
- 従って我々も、政府の外交交渉や、各党の外交政策を比較し評価する時は、この「しっぺ返し(Tit-for-tat)」戦略に則っているか否かを基準として考えるのが正解となります。
- アメリカは確実に、このような科学的知見を活用して外交戦術を決定していることでしょう。
- 翻って、我が日本政府(ことに安倍元総理の登場以前の歴代政権、そして石破政権)はどうだろうかと暗澹たる気持ちになります。
(2).モデルの活用
- ORによって我々が解こうとするのは現実の問題です。
- しかし現実の世界は非常に複雑ですから、分析に必要な範囲でこれを抽象化して、本質的要素を抜き出す必要があります。
- このようにして抜き出されたものをモデルといいます。モデルを作成することにより、我々は現実を整理し、問題点や因果関係を検出することが可能となります。
- 例えば、車を開発する場合は、デザインが固まったのちに、クレイ(粘土)・モデルを作ります。エンジンなどは積んでいない動かない物体ですが、デザインを確認するにはそれで十分ですし、ミニチュア・モデルでは今一つはっきりしない量感の良し悪しまで確認することも可能になります。
- OR(作戦研究)では、①図モデル、②表モデル、③関数モデル(数式モデル)などを作成し活用します。
- 例えば、以下は②表モデルです。
安倍晋三とは
たった就任3ヶ月で、教育改革と防衛省昇格を成し遂げ、 → 小泉の時から決まってました
就任早々から各国との外交を精力的にこなし、 →首相になったら誰でもやります
経団連の圧力に負けずにWCエグゼンプションの対象者を
目標だった年収1000万円以上の近くで踏みとどめ、 →サービス残業は未だ解消されず
それでいて企業側に非正社員の社会保険と厚生年金の適用を認めさせ → 実際に採決したのは
6年後の野田
児童福祉と子育て手当てとフリーター自立支援を予算に設けつつ → 予算を組んだだけで辞任
国債を減らして財源建て直しをスピードアップ、 → 減らす前に辞任、以後国債は増大し格付けも韓国より2ランク下
北朝鮮制裁をガンガン強化して朝鮮総連をガサ入れ、 → 統一教会信者なので北には厳しい
パチンコ屋を税務調査の波状攻撃で締め上げて総連を逆ギレさせ、 → 韓国系のパチ屋は無事でした
貸金規正法を改正してグレーゾーン完全廃止で悪徳サラ金業者を締めだし、 → 抜け道は残す
「負けたら即引退スペシャル」の重圧下でも重要な選挙に連勝し、 → 仮病で引退しました
「女系天皇容認」を白紙に戻し、「日本海」を「平和の海」
に改名しようと提案した盧武鉉大統領のアホな要求を見事に拒否し、 → 誰でも拒否します
人権擁護法案を凍結し日本国民の言論と表現の自由を守って、 → 誰でも凍結する欠陥法案です
国民の大多数が疑問に感じていた「ゆとり教育」の見直しを明記し、 → 実際に脱ゆとりさせたのは民主党
中国への武器輸出禁止解除反対をEUに働きかけて、 → どの総理も言ってること
在日や凶悪犯罪を取り締まる共謀罪成立に全力をあげた政治家。 → 法案提出したのは小泉時代
これが、在任1年での功績。
最終更新:2025年04月23日 01:49