減容化・リサイクル等の中間処理等を経て最終的に残った
廃棄物を処分する施設。要するに埋め立て処分場のこと。
最終処分場は構造から見ると3種類に分けられる。
安定型
素掘りの穴。安定5品目(廃プラスチック類・金属くず・ガラス陶磁器くず・ ゴムくず・がれき類)を埋め立てる
処分場。
管理型
安定5品目以外の
産業廃棄物も埋め立てる処分。ゴムシートなどによる遮水措置、排出される水の処理施設等が設置され管理される。鉱滓・燃えがら・ばいじん・タールピッチ・紙くず,木くず・繊維くず・動植物の残渣・動物のふん尿・動物の死体・燃えがら、のうち、含まれている有害物質が基準よりも少ないもの。他安定5品目も埋めることができる。
遮断型
鉱滓や汚泥などの廃棄物で、含まれる有害物質が基準を超えているものを埋め立てる処分場。有害物質を含む漏水が地下水へ浸透しないよう、コンクリートで周囲を覆うなどの遮断対策が厳重に行われる。
(株)ジェネス『図解産業廃棄物処理がわかる本』、日本実業出版社、2006年、p.61
最終更新:2006年11月19日 03:52