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8-705

変態な流れに出遅れているのを自覚しつつ便乗してみた。

そうじろう「…ええ。黒のフルフェイスを一つ。あとマーキングシールも頂きたい」
チン
そうじろう「やれやれ。ここは一つ、娘のために久しぶりにやるか」

ゆい「きよたかさんが持ってたけど、これでいいの?」
そうじろう「ああ、ありがとう」
ゆい「それにしても、着古した黒い皮のスーツに花火と単一電池12本なんて何に使うの?」
そうじろう「…まぁ、娘のため、とだけ言っておくよ」
ゆい「ふ~ん…まぁ、悪いことをしないならタイホはしないよ」

変態一号「あんたって人はぁぁぁ!」
変態二号「やめてよね、僕が本気を出したら君がかなう筈無いじゃないか!」
あきら「こちら現場です!二人の変態仮面の激闘は尚続いており、付近の住民は…」
???「ライダー、キィィック!」
バリバリバリバリ
変態二号「ぎゃああああぁぁぁ…!」
小神「ああっ!?突如現れた謎の人物がキック一閃、一撃で変態の一人を倒しました!パンツの隙間から縮れパーマになった髪が伸びて、なんとも卑猥です!」
変態一号「黒いフルフェイスヘルメットにドクロのマーク…アンタは一体誰なんだ!?」
???「かよわい乙女の貞操を守る男…仮面(マスクド)ライダー」
小神「ま、まさかあの仮面ライダーがこの乱痴気騒ぎを治めるべくやって来たというのでしょうか!?変態一号は気圧されている模様です!」
変態一号「だ、だが、俺にだって譲れない事だって」
ライダー「馬鹿者!!」
変態一号「!?」
ライダー「お前が力を持ち、戦う理由は何だ?か弱く力無き人を守るための力であり、戦う理由だろう!それをつまらない挑発に乗って見失い、己のプライドのために振るうとは言語道断!」
変態一号「う、ううっ…うああっ!」
ライダー「少し、頭を冷やそうな…ライダァ、パンチ!」
ドゴォォォ
変態一号「ぐはぁっ!」
小神「ああっと!ライダーが握っていたメリケンサックが火を噴き、変態一号の脇腹に突き刺さる!変態一号が崩れ落ちたぁ!」
ライダー「…行くぞ」
小神「ライダー、そのまま変態一号を抱えて去っていきました!二号は放置の模様です!それでは、これから不精、リポーターの小神が変態二号のマスクを派がしてみたいと思います!カメラさん、こっちこっち!」

シン「うう、ん…はっ!?」
そうじろう「この季節、河原で寝ていたら風邪を引くぞ、シン」
シン「俺、寝てたのか…ライダーは?」
そうじろう「シン、とりあえず帰ろうか。もう夕飯の時間だからね」
シン「は、はい」

そうじろう「テレビで見ていたよ。こっぴどくやられたみたいだな」
シン「はい」
そうじろう「これに懲りたらもう娘のパンツを被らないようにな」
シン「すいません」
そうじろう「謝るのは娘に、だ」
シン「はい」

そうじろう「シン」
シン「はい?」
そうじろう「私は、君があの変態に何を言われたか知らない。だが、主人公の座を奪われても、どんなに酷いことをされても、怒りに我を忘れ、大切な物を見失ってはいけないんだ。シン、君の大切な物は何だ?」
シン「!」
そうじろう「わかっているなら、それを忘れるな。それが本当に危機に晒された時だけ力を振るえばいい。その時は私も、みんなも、きっとあのライダーも何も咎めることは無いだろう」
シン「はい…ありがとう、ございます」
そうじろう「礼を言うのは私じゃないよ…お、もう着いたか。話をしていると家路も短くなるな。ところでシン」
シン「なんですか?」
そうじろう「今君が持っているこなたのパンツ、私が預かろう」
シン「…直接返します」

こなた「お父さん、シンを連れて帰るって言ってたけど、何処まで行ったんだろ?」
ゆたか「あれ?」
こなた「どうしたの?」
ゆたか「玄関に、こんなヘルメットが…」
こなた「あー、多分父さんが買ったヒーローの資料だよ。部屋に置いておけばいいさ」
ゆたか「はーい」

仮面ライダーSPIRITsの滝ライダーは格好いいよね。

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最終更新:2007年11月29日 18:24
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