シン「腹減ったな……。下校途中の買い食いは校則違反だけど、店でパンでも買ってくか」
パン屋に入る。
シン「どれにしようかな……。って俺、あんまり金持ってなかったような……」
シン、自分の財布を確認する。
シン「ちぇ、コッペパンぐらいしか買えないじゃないか。まぁ、いいか……」
シン、コッペパンに手を伸ばすと、
ダン! ダン! ダン!
シン「なに!?」
?「悪いが、そのコッペパンは諦めてもらおう。それは俺が買う」
シン「お前何者だ!」
?「コッペパンを買う者だ」
シン「……その銃、本物だな」
?「ほぅ、この国でこの銃が本物か疑う者は数多くいたが、断定したのはお前が始めてだ」
シン「そりゃあ、銃の真偽が一目見てわからないようじゃ、軍人なんか出来ないからな」
シン、スッとナイフを取り出して構える。
?「やはりそうか。お前の動きから軍人じゃないかと踏んでつけて来たが、ビンゴのようだな」
シン「やっぱり付けられていたのか。ならコッペパンはただの口実だな」
?「貴様がどこの馬の骨か確かめさせてもらう」
シン「軍人に会う度に、お前はこんな事をしてるのか?」
?「この国に軍人はめったにいない。特に、貴様のように人を殺した事がある軍人となると尚更少ない」
シン「!?」
?「目を見れば分かる。貴様は俺と同類だ。そしてその同類がアイツの付近にいるのを俺は許容できない」
シン「……話が見えないな」
?「分からないように喋っているし、分からなくていい。殺しはしない、確かめるだけだ」
シン「簡単に確かめさせるつもりはない」
?「銃にナイフで敵うと思っているのか?」
シン「銃は同居人に取り上げられてるから、武器はナイフしか持ってないんだよ」
?「ふむ、そうか」
?、銃をしまってナイフを取り出し構える。
?「ならば、無粋な真似は止めるとしよう」
シン「……いいのか。お前の勝ちは消えたぞ」
?「大した余裕だが。俺はナイフでも強いぞ」
シン「言ってろよ!」
そしてシンはその男に向かっていった。
十分後。
シン「お前、中々やるなぁ……」
?「いや、そっちも大したナイフさばきだった……。君が本気だったら負けていたかも知れんな」
シン「いや、そっちだって本気だしてないだろ。お互い様さ」
?「名前はなんと言うんだ?」
シン「なんだ、俺の名前も分からずに襲ってきたのか?」
?「君を見つけたのは偶然だったからな」
シン「ふ~ん。まぁいいや。俺の名はシン・アスカ。君は?」
?「俺か、俺の名は――」
泉家
シン「♪」
こなた「シン、ご機嫌だねぇ~」
シン「男友達と仲間が一度にできたもんでね」
ひよりとかがみが狂喜乱舞しそうな組み合わせが完成した。
最終更新:2008年03月03日 11:55