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2007年12月31日
結局今年はシンに想いを伝えることが出来なかった。

そう思って今年1年を思い返してみる。

初めはまだかがみやみゆきさんたちのフラグ立てを見て楽しんでたのに、
いつのまにかそれを自分も求めるようになってた。そしてそれ以上を求めていた。
それは今も同じ。

私はシンが好き。

でもシンは鈍感だから気づいてくれない。
っていうかまだ誰の好意も気づいてないんだから、つかさじゃないけどどんだけ~って感じだよ。

でもシンが悪いわけじゃない。
本当に悪いのは自分。同じ屋根の下で暮らしていることを利用して、
誰よりもシンとそばにいて、誰よりもシンを近くに感じているのに、それを失うのが怖くて。

だから私はシンに想いを伝えることが出来ない。出来ていない。

私はテレビを見ているシンをちらっと見てから時計に目を移す。

(今年もあと5分か)

ゆーちゃんはもう寝ている。
お父さんは今年最後だから!と、まだお風呂に入っている。

つまり今、この部屋には私とシンの二人だけ。

心臓が大きく高鳴る。

ごくりと唾を飲み込む。

「ねぇ、シン」
震えそうな声をなんとか抑えて、私はシンの名を呼んだ。

「ん?どうしたこなた
シンがこっちを振り向く。この1年間の成果か、緊張感の欠けたゆる~いシンの顔。

「もうすぐ年も明けるからさ。シンに言っておこうかなって、ね?」

「何を?」
怪訝な顔をするシンの上では時計が12時を指そうとしていた。

「うん、え~っと・・・」

あと2分。

「私ね・・・あの・・・私は・・・その・・・シンが・・・」

「こなた?」

あと1分

もう時間がない・・・伝えなきゃ。私の想い!

「その・・・私!シンのことが・・・!!」


「好き!!・・・ってあれ?」
辺りを見渡すとそこは私の部屋だった。見慣れた布団の中に私はいる・・・。

コンコンコン
「こなた、もう起きたのか?正月なのにいつまで寝てるんだ?」

ドアをノックするシンの声

つまり・・・


(なんだぁ・・・夢オチかぁ。しかも年明けちゃってるんだね~。)

「はぁ・・・」

正月になんて夢みてるんだろう? 

「は~い。今から下行くよぉ」

せめて最後まで言ってから起きたかったな。

がちゃっ
「おはよ~。シン」
「あぁ・・・おはよ。」

シンは無表情で、どこかよそよそしい。

「シン?」
「昨日の返事はまだできないけど、嬉しかった。今年もよろしくな」

「え?」

「ほら、早く神社行こうぜ?かがみ達がうるさいからな(///)」

「う、うん!
シン・・・今年もよろしくね!」


その後二人の関係が進展したのかは誰にも分からない。
今年はまだ始まったばかりなのだから。

~fin~

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最終更新:2008年03月12日 13:44
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