・焼肉屋<具冷凍>にて
「ソレデハ文化祭デノ成功ヲ祝ッテ~…」
一同『かんぱーい!』
グラスの当たる音が小気味良く響き、
こなた達ダンス組の打ち上げが始まった。
―その中にダンスには参加(させられかけたが)しなかったものの、大道具などで協力した俺、シン・アスカもいた。
正直この打ち上げに来るのは何となく気が引けたが、皆の厚意により有り難く参加させてもらっている。
「でも緊張したね、私あせっちゃったトコあるし…」
「いやいや、ゆーちゃんは良く頑張ったよ~エライエライ(ナデナデ)」
「エヘヘ…ありがとうこなたお姉ちゃん、
みなみちゃん。」
「(こ、これは三つ巴の新しいカップリn…て何考えてんだ私は!)」
勿論ゆたかだけじゃ無く、全員もの凄く努力した。ダンスだけでなく、衣装を作った
ひよりや音頭を取った
パティも賞賛されて然るべきだ。
「しっかし、開始直前の白石の顛末には笑わせて貰ったわねー」
「でもアレのお陰でリラックス出来て楽しく踊れたよ~」
「そうですね、<笑う>行為は脳に作用して心身を休ませる効果がある様ですから。」
確かに、あの白石の一人漫才には観客席から見てた俺も笑わせて貰った。アレが
かがみ達にも良く作用したらしい、明日礼を言っておこう。
「お客さんも楽しんでくれたみたいですしね。」
「彼氏なんていませんよ?」
「…アレ?だっけか?」
沢山の観客が楽しんでくれたのを見て、俺も嬉しかった。こんな気持ちはあちらの世界では味わえなかっただろう。レイには感謝しても仕切れな…。
「シ~ン~、どうしたの一人押し黙っちゃってさ。」
「うわ、いきなり顔近付けるなよこなた。ビックリした」
「でも最刻からずっと一人満足げにしてたわよね。」
「一人静かに感慨に耽ってたんだよ。俺、こんな気持ちになったのは初めてなんだ。皆と一緒に人を喜ばせることが出来て、すごく嬉しかった…」
『シン(ちゃん)(さん)(先輩)(君)(お兄ちゃん)(ウサ目)…///』
「ハイハイ恥ずかしいセリフ禁止!(///)それにこういう場でそんなしんみりした雰囲気は不粋だよ~?」
「そ、そうよ!もっと騒いだりして良いんだから空気読みなさいよね!(///」
「そうか、そりゃ悪かったな。ところで皆顔赤いけどどうs『何でもない!』…ハイ。」
その後は食えや飲めや歌えやの大騒ぎだった。誰かが頼んだ(どうせこなただろうが)チューハイを飲んで皆が暴走した時はどうしようかと思った。
こなたやかがみ、
つかさは酔ってやたら俺に引っ付いてくるわ
それを見て高良は突然「脱ぎます!」とか言い出すわ。
ゆたかは止めたのに無理して一口で引っくり返るわ。
みなみはしきりに俺の手を自分の胸に当ててくるわ。
パティはいきなりハ〇ハ〇をエンドレスデ踊り出すわ。
みさおは謎の三秒ルールで頬に口付けしてくるわ。
峰岸は服を微妙にはだけさせて耳元で息を吹き掛けてくるわ。
ひよりはその様子を鬼気迫る様子で克明にスケッチしだすわ。
皆を抑えるのは大変ってレベルじゃなかった。結局酒で潰れた皆は、俺が各々の親を呼んで連れ帰って貰った。(ゆたかも一旦ゆい姉さんに預けた。)因みにこなたは
そうじろうさんが寝てしまっており来れなかったため俺がおんぶして帰った。
…気が引けたのはコレを予見してのことだったのかもしれない。まぁ楽しかったのは言うまでも無かったし、機会があればまた参加しようと思う。その時は、ノンアルコールで。
おわり
最終更新:2009年12月17日 22:40