そうじろう「
こなた、どうやら時間になったようだな!」
こなた「お父さん待ちくたびれたよー。さぁシン、とっととボコされてもらおうか!」
シン「
みゆきさん、悪いが今の俺は気が昂ぶってる……まかり間違うこともあるけどいいか?」
みゆき「シンさん、1時間という短時間の中で泉さんと毎日ゲームをしてるシンさんとほぼ素人同然の私……どちらの方がより多く成長出来るとお思いですか?」
かがみ「みゆきの目の色が……変わった!?」
つかさ「どんだけぇ~」
シン「確かに俺と比べたらみゆきさんの方が伸びしろは多いかもしれない……だが!明鏡止水のそうじろうさんを倒した今、この俺を倒せる敵などいない!」
パカーン
こなた「種割れしたっ!自由自在に使えるのはキラだけだったのに!」
かがみ「……おいおい」
つかさ「それではぁ~、ぷよぷよふぁいと決勝戦~、れでぃ~」
そうじろう「ごぉぉぉぉ!」
かがみ「つかさアンタまで……」
つかさ「シンちゃん選手、ゆきちゃん選手、共にぷよをたくさん積んでま~す」
シン「みゆきさん、中々の判断スピードだ!それでこそ戦うに相応しい相手!」
こなた「お~っと!シン選手、先制攻撃です!2連鎖、3連鎖……いきなり5連鎖です!」
そうじろう「仕掛けてきましたねぇ、これは返さないと高良選手厳しいですよ」
かがみ「……って、いつの間に実況解説席まで出来てるのよ!」
みゆき「高良みゆきは……伊達じゃないですよ!」
つかさ「ゆきちゃん選手、ここで積んでいたぷよを崩しましたぁ~」
こなた「さぁ、これでどれだけ相殺されるか……シン選手の方におじゃまぷよが落ちました!」
シン「なっ!俺のデスティニーに傷が!」
みゆき「シンさん、私をなめてもらってはいけませんわ」
かがみ「……勝手にやってろ」
こなた「試合が始まってから7分が経ちましたが、お互いに均衡を保ったままです!」
そうじろう「お互いに決め手を欠いてますねぇ」
つかさ「……こくん……ふぁ!ね、寝ちゃった~!今どうなってるの、お姉ちゃん?」
かがみ「五分五分よ、さっきから崩しては相殺の繰り返し……って、いつまで続くのよ」
みゆき「(目がチカチカしてきました……)あっ!」
こなた「おっと!ここでみゆきさんまさかの操作ミス!シンからの邪魔ぷよが降ってきたー!」
かがみ「ちょ、みゆき!頑張りなさいよ!じゃなきゃ、私が……」
シン「みゆきさん、いい勝負だったが俺の勝ちだ!俺のこの手が真っ赤に燃えるぅぅう!」
そうじろう「行けぇぇ、シン!!我が明鏡止水を打ち破ったその奥義でメイドを手に入れろ!!」
みゆき「(このままではかがみさんが……!)」
一人だけ名前で呼ばれないのが悔しかった――だから、私はこのぷよぷよで私の運命を切り開きます!
パリーン
こなた「ちょwみゆきさんまで種割れ!w」
そうじろう「何っ!この危機的状況で覚醒をするとは……!だが、時すでに遅し!!」
シン「勝利を掴めと轟き叫ぶ!爆熱!ゴッドパルマァァァァ!」
みゆき「……シンさん?」
シン「……ゴッドパルマが相殺された!何なんだ、この圧倒的な力は……何なんだ、その笑顔は……この絶望感……もしや、みゆきさん……アンタは……!」
こなた「ピンクの悪魔化キター!」
シン「や、やめてくれぇぇぇ!俺から主人公の座を奪うなぁぁぁ!」
みゆき「さよなら、シンさん」
ゆたか「お姉ちゃん、シンお兄ちゃん、叔父さん、ただいまぁ~。あ、かがみ先輩につかさ先輩に高良先輩こんにちわ!皆さんそろって、一体何をやってるんで……ふぁ!」
ブツン
シンこなかがつかゆきそう「……あ」
ゆたか「……あぁ!ごめんなさい!」
こなた「ゆうちゃん、気にしないで……配線あんな所まで伸ばしてた私たちが悪いんだよ」
つかさ「この勝負、ドロ~」
かがみ「どうなるのよ、これ?」
ドローで終わらせましたが……落ちてないですorz
最終更新:2008年06月09日 14:51