14-825

こなた「シン~(ぎゅっ)」
シン「うわっ こなた!抱きつくなよ、暑苦しいっ!」
こなた「(がーん!)・・・orz」

かがみ「し、シン!前に言ってたラノベの新刊!
よ、読みたいんだったら貸してあげてもいいわよっ!?」
シン「悪いな、今はラノベ読む気分じゃないんだ」
かがみ「そ、そう・・・ならいいわよ・・・」

つかさ「あ、シンちゃん。クッキー焼いたんだけど食べない?」
シン「いや、いいよ。さっき飯食べたばっかだし」
つかさ「そ、そっか・・・」

みゆき「あの、シンさん。日本史が分からないのであれば、私でよければ・・・」
シン「ごめん、自分で解きたいんだ」
みゆき「そう・・・ですか」

ゆたか「あ、お帰りお兄ちゃん!実はお願いしたいことが・・・」
シン「悪い、今日はちょっと疲れててさ。こなたかそうじろうさんに頼んでくれ」
ゆたか「あ・・・はい・・・」

シン「ふぅ・・・」
レイ(いいのか?シン)
シン(レイか・・・いいんだ、これで)
レイ(だが彼女たちの気持ちは・・・!)
シン(わかってる。わかってるよ・・・全部)
レイ(なら何故・・・!?)
シン(俺もお前も、なんでこの世界に居るのかはわからないだろ?)
レイ(あぁ、お前はもとより、死んだ俺まで幽霊としてこの世界に居られるのかは謎のままだ。
だが、それがどうした?)
シン(つまり、いつこの生活が終わっても不思議じゃないよな?)
レイ(!! シン、お前・・・)
シン(いつここから居なくなるのかもわからないのに、いつまでも期待させてたらダメだろ?)
レイ(・・・)
シン(だからこれでいいんだ。みんな、俺なんかよりももっといい奴と出会えるさ)
レイ(お前がそう思うのなら俺はもう何も言わない。
だがシン、俺は親友としてお前の幸せも願っている)
シン(ありがとう、レイ)
レイ(気にするな。俺は気にしない。)

シン(これでいい・・・これでいいんだ)

『もしもシンがみんなの好意に気づいていたら ~フラクラの理由~』

~fin~

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最終更新:2009年05月01日 01:52
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