シン「……クソッ」
こなた「シンが風邪をひくなんて珍しいねー」
ゆたか「もしかして、私の風邪……」
シン「そんなことないさ……いいから……早く学校行けよ……」
こなた「(むぅ、休んで看病してあげたほうがポイントを……)」
ゆたか「わ、私が休んでシンお兄ちゃんを看病します!」
こなた「(先を越されたっ!?)」
シン「いいから……早く行けよっ!」
こなた・ゆたか「(びくっ!)」
シン「あ……悪い、でも本当に大丈夫だからさ」
こなた「(うーん、まさにツンデレの鏡。シンの性格からして下手に留まると血圧上がって余計悪くなりそうだねー)ゆーちゃん、行くよ」
ゆたか「え、……うん」
こなた「(まぁお父さんいるし、学校も半日だし何とかなるよね)」
シン「……ふぅ」
シン「(熱……39度か。だけどこれくらい、アカデミーに入りたてのころストレスで高熱出して一人で治したときに比べれば……)……はぁ、はぁ」
そうじろう「シン君、大丈夫かい?」
シン「はい、このくらいすぐに……!」
そうじろう「39度もあるじゃないか。しっかり休まないと駄目だよ」
シン「でも……(学費を出してもらってんのに何日も休めるか!)」
そうじろう「休みなさい!!」
シン「は、はい!」
そうじろう「……本当にわかったのかい?」
シン「うん……お父さん……」
そうじろう「へ?」
シン「あ、いや、その……」(顔真っ赤)
そうじろう「はは、……さっきまで魘されていたよ。もう少し寝なさい」
シン「は、はい」
そうじろう「(お父さん、お母さんってね……)シン君、もう少し家族を頼ってもいいんだよ」
シン「……zzz」
こなた「(帰って来たらシリアスな雰囲気……私の看病
イベントのフラグがバキボキに折られてるし……)」
最終更新:2009年04月22日 00:05