みさお「はーっ……」
かがみ「なんか日下部、元気無いわね…どうかしたの?」
みさお「ああ…いや最近さ、ちょっと兄貴が入院しちまってな…あまり具合も良く無いんだよ」
かがみ「入院!?そ、それってちょっとどころか充分過ぎるくらいに一大事じゃない!?」
シン「みさおの兄さんか…だったら、俺達も見舞いに行こうかな。勿論、
あやのとか皆も誘ってさ」
かがみ「馬鹿ねシン、他はとにかく峰岸だったら一人で行くでしょう。
峰岸と日下部のお兄さんとは付き合ってるって話なんだから」
みさお「……いや、実はあの二人、別れたらしいんだよ」
シン・かがみ「「な、なんだってぇー!?」」
みさお「理由までは良くわからないけどさ、兄貴も随分とヘコんでたなぁ…体調を崩したのも同じ頃だし」
かがみ「なんか私、お兄さんよりも今の日下部の方が心配になって来た…」
シン「ああ…それに今は元気そうにしてるけど、やっぱりあやのの奴も本当は気にしてるだろうしな。
おせっかいかもしれないけれど、何とかしてやりたいよな」
かがみ「…日下部のお兄さん、調子良くなったんだって?」
みさお「まあ、ちょっとだけな。そうそう、この間はお見舞いありがとうな」
かがみ「気にしないでいいわよ、本当にお大事にね。…ただ、私が気になるのはあっちの方よ」
みさお「あやのとウサ目か……なんか最近仲いいよな、あいつら」
かがみ「峰岸が日下部のお兄さんと別れて落ち込んでるから気になるって言うのは、まあわかるわよ。
でもあの二人、ちょっと仲良くしすぎじゃないの?まったくシンったら、デレデレしちゃって」
みさお「なんだ柊、ヤキモチか?」
かがみ「そ、そんなんじゃないわよ!」
みさお「とうとうウサ目とあやのは公然のカップルかー。いや残念だったなー、柊」
かがみ「むぐぐ……シンのバカ…」
みさお「でもなー?最近ウサ目の様子、ちょっとおかしくないか?」
かがみ「そーお?いつも峰岸と一緒にくっついてて、鼻の下伸ばしてるだけじゃないの?」
みさお「いやそーゆーコトじゃなくてさあ…なんかウサ目の奴、やつれたっつーか、元気無いっつーか…
ぶっちゃけ、入院する前の兄貴みてーな雰囲気になってるんだよな…」
かがみ「…シンにおはぎでもあげようかと思ったら、物凄い勢いで拒否されたわ…
なんか、中に針がどーとかおかしなことを叫んでいたけど…」
みさお「普通の飯食ってる時でも、弁当には血の味がこーたら…とかいきなり騒いだりしてたな…
本当に今のウサ目って、入院直前の兄貴とまったく同じような状態なんだよな」
かがみ「峰岸に聞いてみましょうか?最近シンの様子がおかしいけれど、何か知らないって」
みさお「…いや、実はもう聞いたんだよ…でもあやのの奴からは何でもないって言われた」
かがみ「はあ!?アレが何でもないワケが無いじゃない!?」
みさお「私もそう言ったんだけどさ…そしたらあやの、顔は笑っているんだけど
スゲー恐い目で私のことを睨むんだ…私とウサ目のことに立ち入らないで、って…」
みさお「……ウサ目、一体何処に行っちまったんだろうな…もう一週間ぐらい音沙汰ねーけど…」
かがみ「シン…ひょっとして、元の世界って所に帰っちゃったのかしら…」
みさお「だからって、普通なら挨拶ぐらいはしていくのが友達ってモンだろ…!?」
あやの「――あら、二人とも。一体何の話をしているのかしら?」
かがみ「峰岸…!」
みさお「あやの…最近ウサ目の姿を見ないけどさ、お前、あいつのこと何か知らないか?」
あやの「ウサ目……?だぁれ、その人?」
かがみ「シンのことよ!シン・アスカ!あんた、あいつと付き合ってたんでしょうが!?」
あやの「シン…
アスカ君?嫌だわ二人とも……一体何のことを言っているの?」
みさお「あ、あやの…?」
あやの「だってもう、シン・アスカ君なんて人は…
何 処 に も い な い わ よ ?」
最終更新:2009年04月17日 01:02