シン「イテテテ…」
白石「どうしたんだシン、全身ボロボロでじゃないか!」
シン「ああ、実はな…話すと長くなるんだが」
~回想中~
シン「
かがみ止せ!不慣れなお前がそんな料理を作るのは無理だ!」
かがみ「うるさいわね!私だってやれば出来るわよ!
そ、それに、
つかさと二人きりで台所に立つなんて…
そんなの黙って見ていられる出来る訳ないじゃない!」
つかさ「お、お姉ちゃん…」
かがみ「…よいしょ!ほーら御覧なさい、この私のフライパン捌き…
って、あれ?中に何もありませんよ…?」
シン「うぁっちぃー!せ、背中に何か熱い物が直撃してるー!」
つかさ「し、シンちゃーん!」
ゆたか「ごめんねお兄ちゃん。あそこ、高いから私じゃ手が届かないから…」
シン「なーに気にするな。俺がすぐに取ってやるからな…って、どわー!」
ゆたか「ああーっ!お兄ちゃんが荷物の下敷きにーっ!きゃああぁ、こっちに来たー!?」
シン「危ないゆたかー!」
こなた「…おいおい、二人とも騒がしいよー……って、シン?
密室でゆーちゃんを押し倒して…ナニをやっているのかなぁー?」
シン「違う!誤解だ!話を聞け、物を投げるな!陶器とかガラス瓶はまずい、まずいから…ごわー!」
ゆたか「うわ~ん、お兄ちゃんの首が斜め45度に~!」
みゆき「きゃっ…!」
シン「危ない!」
みゆき「し、シンさん…ありがとうございます…」
シン「ふう。お前に怪我が無くて何よりだ。こんな所で転んだら洒落にならないもんな」
みなみ「……!せ、先輩…みゆきさん…二人して抱き合って…な、何を…」
シン「うお、みなみ!?待て、落ち着け、話せばわかる!」
みなみ「す…すみません、お邪魔しました…!」
シン「待てみなみー!そんな泣きそうな顔で走って行くなー!――ぬおおおおぉぉーっ!?」
みゆき「ああーっ!?シンさんが階段をアルマジロのような格好で転落をーっ!?」
~回想終了~
シン「その後も日下部と峰岸が食いたいって言うパンを食堂まで買いに行ったら
運悪くすっ転んで他の生徒達にもみくちゃにされるわ、
ついうっかり八坂の奴の胸に手を触れたと思ったら勢い余ってロッカーに叩き付けられるわ、
ひよりの買い物に付き合えば店の陳列物が上から倒れ込んで来るわ、
パティと一緒にバイトへ行ったらクソ熱いコーヒーを頭から引っ被る羽目になるわ、
ひなたさん家に夕飯を作りに行ったらまたうっかりあの人の胸を触っちまって
それを見たひかげちゃんに三角定規やら何やらを投げられてそれが頭に突き刺さるわ、
悪酔いして裸同然のゆいさんには風呂場に連れ込まれて湯船の中に沈められ掛けるわ、
黒井先生の家にお邪魔したら酔っ払った先生にしこたま関節技をキメられるわ、
桜庭先生と一緒にプラモを作ってたらカッターが指に刺さるわ、
そうかと思えば、学校で怪我をしたから保健室で天原先生に手当てをして貰うついでに
最近のこーゆー災難を説明したら何故だかキツキツに包帯を巻かれるわ…
ひょっとして俺、何かに呪われてるんだろうか?
なんだか夜中寝る時にも『いい加減に態度をハッキリさせなさ~い?』みたいな
女の人の声が聞こえて来るし……いや、最近ロクなことが起こっていないんだよ、本当に」
白石「……自業自得だこのスーパーモテ男がぁーッ!!
何が『ロクなことが起きていない』だ、この幸せいっぱい夢いっぱいの選ばれし者めが!
ええい、許せぬ!その傲慢を見逃す訳にはいかん!貴様には地獄すら生ぬるい!
今より我ら陵桜学園モテナインジャーズの洗礼をたっぷりと味あわせてくれるわ!覚悟しろ!」
605
白石「だから体が半透明で浮いてるのか」
シン『えっ?』
606
レイ「何だ俺のことか」
最終更新:2010年01月29日 15:04