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ある、晴れた日の午後のこと

つかさ「見てみてシンくん!私…携帯買って貰ったのー♪」
シン「…へぇ、そっか。それは良かったな…」
つかさ「それでね、折角だから…番号やアドレス交換しようよ」
シン「え…!実はさ…俺、自分の携帯を持ってないんだ。だからアドレスとかの交換はできない」
つかさ「え、でもピンクの携帯持ってるんじゃ…」
シン「今、オレが持ってるこのピンクの携帯電話は…使えない。誰にも繋がることはないんだ…」
つかさ「あ…」
シン「………!!ごめん。暗い話をしちゃっt」

つかさ「…もしかして料金が払えなくて、電話止められちゃってるの?」
シン「へ?…あ、いや…そういうことじゃ…!」
つかさ「シンくん、えらいね…!電話料金まで自分で取り持っちゃうなんて…!なんだか尊敬しちゃうな…!」
シン「おい、それは違うってn」
つかさ「…もし電話が繋がるようになったら、その…私といっぱい電話やメールしてね♪…それじゃ」

シン「だ…だから勘違いを…って、もうどっかに行っちまった…。
   …どこまで天然なんだよ、アイツは」

 しかし、つかさの天然っぷりに呆れの溜息をつきながらも…シンはそれをどこか微笑ましく思ってもいた。
ふとした会話から、また鬱になりかけていた自身の心を…、つかさが天然ボケ?で癒してくれたのだ。

シン「………よく考えれば、いつまでもこのピンク携帯握りしめてるだけってのも…アレだな。
   自分の携帯なんて持ってても意味ないって思ってたけど、暇な時に誰かとメールとか…電話するのも、悪くないかもしれない…」

 そしてどこか清清しい心で晴れた空を見つめながら、シンはポツリと一言、呟いた。

シン「…自分の携帯、買ってみるかな…」

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最終更新:2007年11月24日 19:40
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