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三年目、8月31日

シン「今回かがみが貸してくれたラノベ思ったより面白かったな、」
かがみ「だからオススメだって言ったでしょ」
シン「主人公がベランダにいると吸血鬼がぶつかって来た!、なんて凄い変わったストーリー初めて見たぞ」
かがみ「仕方ないでしょ、もう十年以上になるしその作家のデビュー作なんだから。」
シン「十年か……そういえばあのラノベに写真が挟んであったんだけど」
かがみ「写真……?あっ!写真入れたままで渡しちゃった!?」
シン「やっぱりそうか(笑)ところであの写真に柊家と一緒に写ってた二人は誰なんだ?」
かがみ「あぁあれ、九年くらい前に親戚の兄弟が夏休みだけ遊びに来たのよ、で、その時に撮った集合写真よ」
シン「九年前かぁ…昔のかがみはどんな子供だったんだ?」
かがみ「文武両道天才無欠、歩けばアイドル座れば子役のスカウトがわらわらと…」
シン「なぁかがみ」
かがみ「何よ」
シン「言ってて恥ずかしく無いか」
かがみ「う…うるさいわね!即興で考えたんだから仕方ないでしょ///」
ガチャ
つかさ「シンちゃんいらっしゃ~い、お姉ちゃんお菓子とお茶持ってきたよ~」
シン「つかさは今と変わらなそうだな」
つかさ「へ?」

シンは事の顛末をつかさに話した

つかさ「えへへ、それなら昔のアルバム持ってこようか?」
シン「お、それなら頼むよつかさ」
かがみ「えっ!?ちょっとつかさやめなさいよ、恥ずかしいじゃない///」
つかさ「それじゃ持ってくるね」

ドサ
シン「お、結構あるな」
かがみ「そりゃ柊家の歴史ですもの、これくらいあって当然でしょ?」
つかさ「え~とこれとこれがお姉ちゃん達のでこれとこれがお姉ちゃんと私のだよ」
シン「どれどれ…ぷふっ」
つかさ「あれ?どうかしたの?」
シン「やっぱり、つかさは今とあんま変わらないな」
つかさ「シンちゃんヒドいよ~」
シン「かがみはすごい…可愛らしいな」
かがみ「べ、べべべ別にうう嬉しくなんかななな無いわよ///そっそれよりもあんた時間は平気なの?」
シン「時間?」
かがみ「ふぅ、まったく呆れたヤツね、こなたから買い物頼まれてたんじゃなかったのかしら」
シン「ふ~ん、そうだったな」
かがみ「あら?余裕そうね」
シン「よ…よよ余裕にきき決まってるささささ」ガタガタブルブル
かがみ「やれやれ…ほら、さっさと行きなさい」
シン「つかさ!!お菓子ありがと!!じゃあな!!」
つかさ「あ…行っちゃった、凄いスピード」
かがみ「まったく安定感の無いヤツ」
つかさ「シンちゃん明日もまた来てくれるかなぁ?」
かがみ「そんなに毎日来るわけ………あっ!!」
つかさ「どうしたのお姉ちゃん」
かがみ「もしかしたら明日来てくれるかもよ」
つかさ「えっ?」

シン「すまないこなた!少し遅れ…」
こなた「なる程なる程、アスカくんの『少し』は頼んだDVDに録画したかったアニメの放送時間が終わるくらい長いんだね」
シン「これには色々と訳があって…それで急いで買いn(ry」
こなた「ふ~ん、それで急いでかがみの家で『くつろいで』からDVD買って来たんだ」
シン「べ…別に少し寄っただけで…」
こなた「『少し』長いよね、本当に『少し』長いよねぇ~」
シン「も…もういい加減勘弁してくれ……プレッシャーで胃がやられそうです…」
こなた「許してほしい?」
シン「はい、本当に反省していますから…」
こなた「じゃあ連座Ⅱで私に勝ったら許してあげないでもないかな」
シン「もし負けたら……」
こなた「二学期中は私の奴隷になってもらうかな~」
シン「さすがにそれは少し無理が…」
トゥルルルルトゥルルルル

シン 「電話だ!俺が出る!!」
こなた「むぅぅ早くしてよ~」
ガチャ
シン 「はい泉です」
かがみ『あっシン、私よ私』
シン 「おおかがみか、どうしたんだ?」
かがみ『あんた今日ラノベ返しに来たのに返すの忘れてたでしょ』
シン 「しまった、完全に忘れてた」
かがみ『と、言うわけで明日にでも持って来なさいよ』
シン 「いや今日行く」
かがみ『え!?』
レイ 「シン!助けてくれ」
シン 「うわっ!いきなりどうしたんだよ」
レイ 「かなたさんから逃げて来たんだ…お盆がが終わったのに帰らなくて……」
かがみ『何かあったのシン?突然叫んだりして』
シン「い、いや気にしないでくれ俺は気にしない。とりあえず今から柊家に行くから、問題無いな」
かがみ『まぁ…早いにこしたことは無いけど……』
シン「わかった、今から行くな」
ガチャン
こなた「電話終わったね~、さあさあ早く連座をry」
シン「すまないなこなた、実は今さっき用事が出来てしまってさ(笑い)」
こなた「えぇっ!!むむむむむ…そんな卑怯なアスカ君には晩ご飯抜きだね」
シン「わ…わかった、早く帰って来るから……」

シン「それじゃ行って来る」
こなた「『本当に』早く帰って来てね~」ニコ
シン「は、はい…」

バタン

レイ「早く行くぞ」
シン「うわぁ!!いきなり出て来るなよ、本当に『出た』かと思ったろ」
レイ「ふん人聞きの悪い、お前も一度エンドレスこなた自慢を体験すれば逃げたくもなる」
シン「霊には時間が無限にあるんだから別にいいだろ」
レイ「…ああ言えばこう言う……どうだっていいが早くしないこなたに晩飯抜きじゃ無かったか?」
シン「く…とりあえず急ぐぞ」

レイ「なるほど月夜の境内もなかなか風流だな」
シン「え~っと母家は…レイこっちだ」
レイ「母家は向こうじゃ無かったのか?」
シン「近道だよ近道」

シン「あれ?変なとこに出ちまったな、おっと」
ベリ
シン「あ……」
レイ「どうしたシン、」
シン「岩に張ってたお札が剥れちま(ry」
ゴゴゴゴ
レイ「まさか…シン!!早くその岩から離れろ!!」
シン「えっ?」
ピカッ!!
シン「うわぁぁぁあぁぁぁ………」
レイ「うぉおぉぉぉぉぉぉ………」

…………………

…………………

…………………

ドサッ×2
シン「うぐぅ…ここは……」
レイ「ここは…埼玉県の…」
シン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
レイ「うるさいぞシン、そんなに何度も叫ぶんじゃうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
シンレイ「レイが!!」「シンが!!」
シンレイ「人間になってる!!」「子供になってる!!」

このお話しは(おつむも)小さくなったシンと実体化したレイが9年前の夏休みの始めに飛ばされ柊家と一緒に一夏を過ごす物語である。

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最終更新:2008年03月12日 12:14
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