二代目貴女・藤村契 - 「乱心院さんの、これで安心！聖杯戦争ウィキ！」

• 藤村 契　（ﾌｼﾞﾑﾗ ﾁｷﾞﾘ）　　　　　　　　　　　《代理AA：菱川立花》

　　　【筋力】：E-（-１）　 　　【耐久】：E-（-１）　　　　【敏捷】：E-（-１）　　　　　【魔力】：E-（-１）　　　【幸運】： E-（-１）

【スキル】

◆負完全（－）　　分類：過負荷 
このスキルの所有者はあらゆる性質の負を完全化している。 
特殊なスキルを持ち合わせる場合がある。 

◆ギャンブラー（B＋）　　　　　分類：技能 
ギャンブルの熟練度。突発的な策略の成功率が上がり、博打的な戦略にも補正が付く。 
しかし負完全の影響でそれらの用途には使えない。相手の戦略を狂わせる効果。 

◆麻婆魔術（A）　　　　　　　　分類：過負荷 
言峰綺礼に対して嫌がらせをするためだけに極めたスキル。 
魔術と謳っているが、その実は手品のようなもの。 
麻婆豆腐に高速で砂糖をぶち込んだり、こっそり食品サンプルと入れ替えたり。 
言峰の足を引っ張って、行動にマイナス補正を掛けることが可能。 

【来歴】 
穂群原学園の一年生。 
大災害の被害者であり、孤児になったところを藤村に引き取られた。 
そのことから衛宮士郎と関わりが深い。 
また、幼少期に言峰綺礼と出会っており、愉悦を開眼させたことがある。 
友好は現在も続いており、時たま教会へと足を運ぶ。 

【能力】 
精神が終わっている。 
普通の人間なら喋るだけで発狂するほど。 
ただし、彼女は絶対に勝てない。 

何故か異性に持てる。 

【性格】 
気まぐれで気分屋。 
他人を慮ることはないが、妙に優しく接することも。 
そしてなにより、過負荷。 

《乱心院さんの、これで安心！貴女対策！》
この負完全を相手取るにあたって気を付けることなんてない。
そもそも気を付けるという行為自体が無意味だろう。
遭ったらそこまで、どうされるかは彼女の気分次第といったところかな。
球磨川くんと違うところは、誰かの何かを偽物にすることに躊躇がないという点。
球磨川くんもあれはあれで相当にためらわないやつだけど、この女の子はそれ以上……いや、それ以下だ。
目があった瞬間に自分を取り巻く環境が別物になっていたっておかしくない。

それでもあえて対策を述べるとしたら、彼女に気に入られることだ。
言峰さんと岸波君がいい例かな。
仲がいいだけじゃだめだぜ。それじゃ士郎くんの二の舞だからね。
気に入る、というのが具体的にどういう方向性の感情なのかは計り知れないけれど。
ただ、注意すべきは気に入られたから無事で済むわけではないという点。
例に挙げた二人を見れば、どういうことかわかるだろう？