『冒険ダン吉』まとめ

『冒険ダン吉』まとめ。
<そして海鷲は異界に渡る>編参考資料。


想定されるネタ。

島田啓三『冒険ダン吉漫画大全集 : 少年倶楽部名作選別館』(講談社 1967年)
p29 昭和八年九月号
酋長は早速部下の主だったものを集め、ダン吉に紹介します。『エエ、王様、こちらの端から部下の名前を申し上げます。これが「バナナ」と申します。こちらは「パイン」で、これが「パン」、これが「ビンロウ」で、これが「ヤシ」といいます。』
ダン吉君も閉口しました。いずれを見ても黒ん坊ばかり、どれが『バナナ』やら『パイン』やら、とても覚えきれたものじゃありません。『ま、待ってくれ、それよりか、一目見てわかるような名案があるんだ。』早速植物の白い汁を取り寄せると、蛮公のタドンのような体に123と番号を入れ始めました。『どうだい、これはなかなか名案だろ、酋長はこれから第一号というんだぞ……。』


【帝國主義】こんな虎太郎くんはいやだ【創氏改名】

(,, ゙八)「ええ、天神の御使い様、こちらの端から我が牙の民の名前を申し上げます。こちらは「トゥーリア」、「アヒャイネン」、「ニルス」、「ラッセ」、「イルマリ」……」
(; ゚д゚)「ちょっと待ってくれ。覚えきれない。」
虎太郎君も閉口しました。いずれを見ても(,,゚∀゚)ばかり。どれが「トゥーリア」、「アヒャイネン」、「ニルス」、「ラッセ」、「イルマリ」なのか覚えきれたものじゃありません。
(; ゚д゚)「よし、思いついた。弟に読んだあの漫画と同じことをしよう。」
虎太郎君はその辺にある炭と動物の脂で墨をつくって、一人ひとりの腹に123と番号を入れ始めました。
(,,゚д゚)「長老、俺は今からあんたのことを第一号と呼ぶ。巫、お前は今日から第二号だ。戦士長、お前は第三号だ」

最終更新:2011年03月09日 19:04