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**おとん女郎 おとんじょろう |種別|[[狐]]| |別名|おとん狐| |住所|鳥取県| |特徴| 立見峠に棲む。人を化かして坊主頭にしてしまうという。ある時、村の若い者が退治することとなり、2人で立見峠に出かけた。すると黄金色の古狐がぶらぶら歩いていたが、やがて若い女に化け、道端の石地蔵を抱き上げて川の水草をつけて赤子の形に変えた。それを背負って歩き出したので尾行すると、女はある家の老夫婦を起こし、その子を抱かせた。老夫婦は孫だと思い込んで喜び、若者が見た様子を話しても信じない。仕方がないので湯に赤子を投げ込んだが、赤子はそのまま死んでしまった。老夫婦が怒っている所へ和尚が通りかかり、若者2人を剃髪して弟子とした。2人は一心に礼拝して木魚を鳴らした。夜が明けて村人達が立見峠へ行くと、2人の若者が野原に座り、竹櫛に馬糞を刺したものを振って騒いでいたという。また、江戸に出て女郎に化け、恩義を受けた人に大金を送って報恩したという話もある。▽八頭郡では子育ての為に油屋宗兵衛が昼寝をしている最中に油を我が子に舐めさせていたという。狐は恩返しとして遊女に化け、京都の一力に売られて有名になったという。| |資料|『旅と伝説』| ||『現行全国妖怪事典』佐藤清明|

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