| 種別 | 狸 |
| 別名 | |
| 住所 | 愛媛県川内町 |
| 特徴 | ある日、和尚さんが則之内の安国寺の施餓鬼会に行った帰りのこと。宝泉川下流の土手にある大榎の枝が垂れて、和尚さんの頭をチョロチョロと撫でた。暫く進んでもまだ頭を撫でられるので不思議に思い振り返ると、可愛らしいお小僧さんが立っていた。小僧は「和尚さんを寺の門前まで送るよう言いつけられたのです」と頭を下げた。暫く行くとまた頭を撫でられたので、和尚さんはのびゃがり狸が小僧に化けてついてきたものと思い、次に頭を撫でられた瞬間に振り返って一喝した。驚いた狸は、頭を撫でるため飴のように伸びた姿のまま元に戻れなくなってしまった。狸は伸びきった姿で和尚さんに涙ながら謝り、これからは決して悪さはしないと誓った。和尚さんが法力で元の姿に戻してやり、安国寺で貰った御馳走を与えると、狸は喜んで大榎の方へ帰った。以来、のびゃがり狸は大変おとなしくなり、榎の元のお地蔵さんと仲良く暮らしたという。 |
| 資料 | 『ふるさとの記録』川内町老人クラブ連合会 |