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太郎坊

たろうぼう

種別
別名  
住所 宮城県桃生郡桃生町
特徴  昔、お惣前山にはたくさんの狼がいて、晩方には子供は恐れて外に出られない程だった。ある晩、太田に住む作という炭焼きが、山の峠で狼に遭遇した。作は度胸のある人だったので、近付いてくる狼の足に棘が刺さっているのを見つけ、刈串で抜いてやった。数年後の晩秋の夜、濁酒を呑んで酔った作は、皆が止めるのも聞かずに峠を越えて家へ帰ろうとして、狼の群れに囲まれてしまう。狼が今にも作に飛びかかりそうになった時、一際大きな狼が現れて他の狼を追い払った。これこそ作が助けてやった狼で、太郎坊という狼の大将だったという。
資料 『冬の夜ばなし』佐々木みはる

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最終更新:2011年09月04日 21:08