| 種別 | 狸 |
| 別名 | |
| 住所 | 兵庫県淡路三原郡広田村字門内 |
| 特徴 | 広田村字門内の藪に生える大楠に眷属共々暮らしていたが、楠が切り倒されたことで村民を恨んで様々な怪異をなし、祟って病死させていった。地元の老人の中には、これは狸ではなく荒神の祟りだと主張する者もいたという。 ▽おきよさん狸の名前の由来は次のようなもの。昔、門内におきよという1人暮らしの女がいた。ある日おきよは藪で小僧と出会う。小僧は自分は藪の中に年久しく住む狸であると名乗り、親が怪我をしたため薬草を分けて欲しいと言った。おきよが薬草を与えると、小僧は礼としておきよの手に、他人の患部を擦るだけで痛みを消す力を与えた。この不思議な力が評判となって、近隣の村からも多くの人がおきよを訪ねてやって来るようになった。3年後にこの能力はなくなったが、おきよは裕福になり、藪の狸はおきよさん狸と呼ばれるようになったのだという。 |
| 資料 | 『神戸新聞』明治39年 |