トップページ > どうすれば骨折を早く治せるか > カルシウムのサプリメント摂取時の注意

最終更新日:2014/04
骨折を早く治したいために、カルシウムを含んだサプリメントを大量に飲みたい衝動に駆られます。しかし、そこには注意点があります。


カルシウム摂取量の上限を守る

800mg以上のカルシウム(年齢と性別により一日430mgから986mg)を摂った方が良いという勧告と同時に、これ以上のカルシウムはとらない方が良いという値も示されており、それが一日2300mgとなっています。



牛乳とサプリメントを一緒に飲むことは避ける

カルシウムの上限値を決められたのは、高カルシウム血症という症状を発症するからです。ただ、高カルシウム血症は、そこまで多量のカルシウムでなくても、牛乳などとの飲み合わせによっては高カルシウム血症を発症する可能性もあり、ミルクアルカリ症候群と呼ばれているようです。



サプリメントに含まれる他の成分が、一日の摂取量の上限値を超えてしまう可能性

カルシウムは2300mgまでは大丈夫とされています。しかしカルシウムが含まれるサプリメントには、他の成分が含まれていることも多々あります。たとえばカルシウムとマグネシウムが含まれているサプリメントを多量に摂った場合、カルシウムの上限値は守られていても、マグネシウムの一日の上限値を超えてしまうことがあります。


サプリメントにマグネシウム以外の他の栄養素が含まれているときは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2010年版)で確認すると良いでしょう。
特にミネラルは、比較的低量で副作用が現れることがあるようなので、注意が必要です。


タグ


名前:
コメント:
最終更新:2014年04月17日 01:41