公式通知002 ニコニコ耐久選手権 開幕戦 Niconico Endurance Monterey 開催コース紹介と注意ポイント
2013.03.03
【コース紹介】
ラグナ・セカ(マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ)はアメリカ合衆国のカリフォルニア州モントレーにあるサーキット。マツダが2001年に命名権を獲得し、その名が冠されている。ラグナ・セカとは『乾いた内海』の意。
1957年にオープンし、15m近くの高低差を下るS字シケイン「コークスクリュー」で世界的に有名。
1周の距離が短く(3.602 km)、高低差が大きいテクニカルコーナー主体の低速サーキットである。近年はMotoGP、グランダム、アメリカン・ル・マン・シリーズなどの開催地となっている。
1996年のCARTシリーズ最終戦のファイナルラップに、コークスクリューにおいてアレッサンドロ・ザナルディがブライアン・ハータをオーバーテイク(「アレックス・パス」と呼ばれる)。これはターン8をショートカットするもので、後年にこれを真似ようとしたことによる死亡事故が発生したためコークスクリューにおけるオーバーテイクは禁止となった。
コースレコードは2007年のチャンプカーのテスト中にセバスチャン・ボーデ(ニューマン・ハース・ラニガン・レーシング)が記録した1'05.880である。(ただし非公式記録)
【コースの注意ポイント】
緩い左コーナーなので全開で曲がれる。
1コーナーイン側にはピットアウト時の走行レーンが存在します。本コース内から侵入できますが当然コース外走行及びショートカット行為になるので入ってはいけません。白線内の本コースをちゃんと通過しましょう。
また本コースとピットレーンの間に路肩(白と青線で囲われた場所)が設けられていますがここもコース外扱いなので進入、カットは禁止です。
ヘアピンというよりきつい2つの左コーナーからなる複合コーナー。最高速地点から下りながらの進入となるためブレーキングのミスに注意。
2つめの方がよりタイトになっているのであらかじめスピードをしっかり落とすこととライン取りが重要。
2コーナー進入地点のアウト側には舗装のランオフエリアがありますがコース外なのでアクシデント回避時以外は進入、使用してはいけません。
2コーナー終わりまでイン側にピットレーンがあります。ピットアウト時以外にここを走行するのは当然ショートカット行為になります。
レイホールストレートへと繋がる中速コーナー。アウト側のランオフエリアが広くなっているのでついつい突っ込んでしまいコースオフをするといった場面が多い場所。
6コーナーと7コーナーの間にあるストレート。(ストレートと言っても真っ直ぐではなく左に少し曲がっている)
コークスクリューに向け一気に丘を駆け上がっていく。
このコースの目玉。約15mの高さを一気に駆け下りる。
コークスクリューへのブレーキングは8コーナーの手前、7コーナーからブラインドの状態から始めなければ間に合わないので注意。
当然シケイン(コークスクリュー)をカットするのは禁止です。もしコースオフしてしまった場合はちゃんと減速して後続車を先に行かせてから復帰しましょう。
アレックス・パスの真似もショートカット行為なのでやってはいけません。
高速で駆け下りる左コーナー。複合になっている。
タイヤが摩耗してきた時などはここでのコースオフに注意。ランオフは広めにとられているがグラベルなので大幅なタイムロス、足を取られてスピンなどに繋がる。
最終コーナー。V字型になっておりかなりタイト。
手前2つが高速コーナーなため突っ込んでしまいがち。
ホームストレートへと繋がるのでここでミスをしてストレートでスリップに入られ2コーナーで抜かれるというシーンは多い。
最終コーナー手前よりピットレーンに進入する。黄色い線を踏まないようにしましょう。
ピットレーン進入前にしっかり減速をしないと最終コーナーで壁に激突しタイムを大幅にロスします。50kmぐらいまで自動運転開始前に減速する必要有り。
ピットアウトはレーン終了まで自動運転が解除されません。後ろをよく見て復帰しましょう。
このコースでは1コーナーとピットレーン間の路肩にパイロン、各コーナー手前に距離表示の看板が立ててあります。
ブレーキングの目印となる他、飛ばすと景観が悪くなるのでこれらに車を接触させないように走りましょう。
ニコニコ耐久選手権広報部長 Morris
最終更新:2013年03月03日 11:29