バージョン管理システムとは・・・
ファイルの変更履歴を保存し、いつでもその履歴の状態を復元できる環境を提供するもの。
また、複数人が同一ファイルの同一箇所を変更した際に生じる競合の解決手段など、チームでファイル操作を行う際に有用な機能が含まれます。


ここではバージョン管理システムのひとつ、“Subversion”について、その利用手順を示します。
※Subversionとはコンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステムです。特にソフトウェア開発においてソースコードの管理に用いられます。
そのほかにも、
  • プロジェクト単位でバージョン管理ができる
  • ファイル名の変更ができる
  • ディレクトリの移動ができる
  • バイナリファイルもバージョン管理可能
等の特徴があります。

本稿では以下の2つのソフトウェアを活用することでVisual Studioのソルーションを効率的にバージョン管理する事を目的としています。
WindowsからSubversionを利用するソフトウェア
Visual Studio※からSubversionを利用するソフトウェア
※Visual Studio 2008, 2010 Professional Edition以上




利用手順

1. TortoiseSVNAnkhSVNを導入

2. TortoiseSVNでファイルをリポジトリに登録

3. ファイルをリポジトリから編集を行うPCにコピー(チェックアウト)

4. ファイルを編集

5. AnkhSVNで他の人の編集を取得(Update)

6. AnkhSVNで編集結果をリポジトリに反映(Commit)




参考サイト














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最終更新:2010年11月22日 12:43