都立トップ校の英文法(助動詞)

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都立トップ校の英文法(助動詞) - (2009/02/14 (土) 19:16:31) の編集履歴(バックアップ)


都立トップ校の英文法 助動詞

 

★助動詞の基本

 助動詞は中学2年生で学ぶ重要単元です。まずは、下記の基本助動詞を覚えているか確認してみてください。万が一覚えていなければ、基礎中の基礎なのでしっかり覚えましょう。

・can      ~することができる  過去形 could

 = be able to

・will      ~だろう ~つもりだ   過去形 would

 = be going to

・must    ~しなければならない

 = have to

・should  ~するべきだ

・may    ~かもしれない ~しても良い

 この中で注意しなければならない点をいくつか言っておきます。まず、「must = have to」であることはイイですよね?ところがこれ、否定文になると意味が変わるんでした。「must not」は「~してはいけない」という禁止を表すのに対して、「don't have to」だと「~する必要はない」という意味になるんでした。mustを使った疑問文に答えるときも注意が必要だったよね。 

(疑問文)

Must I clean this room?  (この部屋を掃除しなければなりませんか?)

(答え)

Yes, you must. (はい、あなたはしなければなりません)

No, you don't have to.(いいえ、あなたはする必要はありません)

     × No, you must not.

 「掃除しなければなりませんか?」と質問して「No, you must not.」って答えたら「いいえ、あなたは掃除してはいけません」って意味になっちゃう。だから、答えるときは「No, you don't have to.」って答える。

それから、mayの意味2つを意外と覚えていない人が多い。都立の共通問題でも普通に出題されるバリバリ基本知識だからネ。あとは、こんなものもあった。

・Will you~?   ~してくれませんか

・May I ~? ~してもいいですか

・Shall I ~?  (私が)~しましょうか

・Shall we ~?  (いっしょに)~しましょうか

 =Let's ~.

これも基本事項。Shall we~?はLet's~.の文と書き換えられる。あとは「would like」で「want」の丁寧な言い方になるということも忘れずに。以上が中学で習う助動詞の基礎。もしもこの中で分からないところがあったら、やさしめの英文法参考書を開いてみましょう。

  

 

★助動詞の発展

 

1.助動詞canの書き換え

 助動詞のcanの意味は「~できる」。書き換えといえば「be able to」だけど、発展になるともう少しイコール表現が増える。頑張って全部覚えてみよう。

・can  ~できる

=be able to do

=be capable of doing

=It is possible (for 人)to do

 

 

〈例文〉私は海で泳ぐことができる。

・ I can swim in the sea.

・ I am able to swim in the sea

・ I am capable of swimming in the sea.

・ It is possible for me to swim in the sea.

 

 

  ※ cannot ~できない

   = be unable to do

      = be incapable of doing

      = It is impossible (for 人) to do

 

 

2.助動詞canの他の意味

 助動詞のcanは「~できる」のほかに覚えるべき意味がいくつかあります。例文で全部覚えてしまいましょう。

・ (否定文で) ~はずがない

 〈例文〉This story cannot be true.  この話は本当のはずがない

・ (疑問文で) いったい~だろうか

 〈例文〉 Can this story be true.  この話はいったい本当なのだろうか?