静岡県立浜松西高校中等部
概要
1924年創立の浜松二中が前身の伝統校であり、静岡県内の中学校の中では最難関です。創立者は英文学者であった枩田与惣之助で、イギリスのパブリックスクールであるイートン校をモデルに「ヤングジェントルマン」の育成を目標としました。中高一貫生は先取り学習型のカリキュラムで学び、中学段階で高校内容にも踏み込みます。英語と数学は1クラスを半分に分けた少人数授業や習熟度別授業編成。授業はハイレベルで、将来の難関国立大学現役合格を目標とした学力養成に努めています。土曜日にはサタデークラブを実施。進路探究では、大学教授を招いた講演会や、東京大、京都大の訪問をおこなっています。2008年に初の中高一貫生の卒業生を出して以来、難関国立大学の合格実績が大幅に伸びて注目を集めています。中学3年次にはシンガポールやマレーシアへの海外研修旅行をおこなっています。
○偏差値 60 ○募集人数 160名 ○高校募集 あり
<公立中高一貫校専門家の視点>
■中高一貫生の難関国立大現役合格率はすでに県内No.1に
中高一貫校化によって難関国立大の進学実績が大幅に伸びている。すでに中高一貫の160名のみの難関国立大(東大・京大・旧帝大・国立医学部)の現役合格率は、浜松北高校をも超えて、県内No.1である。もちろん、県内の他の私立中高一貫校とは比較にすらならない圧倒的な実績だ。
東大・京大合格7名(うち現役6名)も素晴らしいが、特に国公立医学部の合格実績の伸びが著しく、ついに2桁合格にまで達した。一橋大や東京工業大の現役合格も突出して多い。静岡県内の中学校の中では、もはや敵なしと言っていいだろう。まだまだ進学実績は伸びること確実だ。
■岡山操山中学校リンク集