Rnd

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Rnd - (2013/09/23 (月) 12:24:32) のソース

*標準ライブラリ - Rnd
**説明
>Kuinでは、実はLib@RndやLib@RndFで乱数を生成することが出来るのですが、このライブラリを使用すれば、乱数のインスタンスを用意したり、乱数のseedの値を指定した乱数の生成などが行えます。&br()これはゲームのリプレイデータを生成する時など、常に固定の乱数列が得たい場合などに有効です。&br()因みにKuinで生成することが出来る乱数は、全てMT系乱数となっています。線形合同法とは格が違うのだ(ドヤァ)
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#contents(fromhere=true)
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*&aname(Rnd所有メソッド)所有メソッド
**Make() : Rnd@CRnd
***&aname(Make説明)説明
>その昔MakeSeedと呼ばれていたものです。Seed値を指定して、乱数を生成するクラスを作ります。&br()1.00の中でも、古いやつはMakeSeedな仕様になっていないので、注意してください。
**&aname(Make引数)引数
-seed : int
--初期化したいseed値を指定します
***&aname(Make戻り値)戻り値
-Rnd@CRnd
--Rnd@CRnd型のクラスインスタンスが返ります。
--このインスタンスを利用して、様々な乱数を得ます。
--このメソッドで得た乱数のseedの値は実行ごとにオートで変わります。
***&aname(Makeサンプルコード)サンプルコード(Ver1.00)
#highlight(linenumber){{
func Main()
	var rndIns0 : Rnd@CRnd :: Rnd@Make(0)   {Seed値を0として乱数クラスを生成}
	var rndIns1 : Rnd@CRnd :: Rnd@Make(917) {検証用にSeed値を917とした乱数クラスも生成}
 	
 	for i(1,10,1)
 		do Dbg@Log("実行 : " ~ i.ToStr() ~ "回目")
	 	do Dbg@Log("初期SEED値 :   0,乱数値 : " ~ rndIns0.GetF().ToStr())
	 	do Dbg@Log("初期SEED値 : 917,乱数値 : " ~ rndIns1.GetF().ToStr())
 	end for
 	
 	do Dbg@Log("全く同じSEEDでもう一度初期化します")
 	
	do rndIns0 :: Rnd@Make(0)   {Seed値を0として乱数クラスを生成}
	do rndIns1 :: Rnd@Make(917) {検証用にSeed値を917とした乱数クラスも生成}
 	
 	for i(1,10,1)
 		do Dbg@Log("実行 : " ~ i.ToStr() ~ "回目")
	 	do Dbg@Log("SEED値 :   0,乱数値 : " ~ rndIns0.GetF().ToStr())
	 	do Dbg@Log("SEED値 : 917,乱数値 : " ~ rndIns1.GetF().ToStr())
 	end for
 	
 	do Dbg@Log("初期化したSEED値が違えば得られる乱数が異なるが、")
 	do Dbg@Log("初期化したSEED値が同じならば、同じ順番に同一の乱数列が得られることが分かる。")
end func}}