Claim CC215:
There is a great gulf between reptiles and mammals, with no transitional fossils between them.
爬虫類と哺乳類の間には巨大な隙間があり、その中間化石は存在しない。
Source:
Watchtower Bible and Tract Society, 1985. Life--How Did It Get Here? Brooklyn, NY, p. 80-81.
Response:
- 爬虫類から哺乳類への移行には素晴らしい記録がある。以下の化石はただのサンプルである。特に、これらの化石は、顎関節がひとつのタイプから別のタイプへの移行を記録している。爬虫類は中耳に1個の骨があり、下顎に複数の骨がある。哺乳類は中耳に3つの骨がアリ、下顎には1個しか骨がない。これらの種は顎と耳の構造の移行を示している[Hunt 1997; White 2002b]。これらの系列は、頭蓋や脊柱や肋骨や爪先など他の移行段階も示している。
- Sphenacodon: ペンシルヴァニア紀の後期から二畳紀の初期、約2.7億年前。下顎は複数の骨で構成されている。顎のヒンジは完全に爬虫類のものであり、鼓膜はない。
- Biarmosuchia: 二畳紀の後期。最も初期の獣弓類のうちの1つ。顎のヒンジは哺乳類に近くなっている。上顎は固定されている。後足は、よりまっすぐ。
- Procynosuchus: 二畳紀の終わり頃。哺乳類のような獣弓類の一群である原始的な犬歯類。大半の下顎の骨は顎のヒンジ近くの小さな部分に集まっている。
- Thrinaxodon: 三畳紀の初期。より発展した犬歯類。鼓膜は下顎で発達し、大気中を伝わる音が聞ける。方形骨と下顎の骨は関節が自由に動き、顎骨として機能しつつ、声を出すことも可能。4足すべて完全にまっすぐ。
- Probainognathus: 三畳紀の半ばの2億3500万年前。顎のジョイントが哺乳類的なものと爬虫類的なものの2個[White 2002a]。
- Diarthrognathus:ジュラ紀の初期の2億900万年前。より発展した犬歯類。顎のジョイントはまだ2個あるが、爬虫類のジョイントはほぼ聴力のために機能している。
- Morganucodon: ジュラ紀の初期の2億2000万年前。まだ爬虫類の顎のジョイントの残りがある[Kermack et al. 1981]。
- Hadrocodium: ジュラ紀の初期。中耳の骨が顎から頭蓋へと移動している[Luo et al. 2001; White 2002b]。
Links:
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Flank, Lenny, 1995. The Therapsid--mammal transitional series.
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Hunt, Kathleen, 1997. Transitional vertebrate fossils FAQ, part 1B.
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Theobald, Douglas, 2004. 29+ evidences for macroevolution, part 1: The unique universal phylogenetic tree.
References:
- Hunt, K. 1997. (see above)
- Kermack, K. A., F. Mussett and H. W. Rigney, 1981. The skull of Morganucodon. Zoological Journal of the Linnean Society 71: 1-158.
- Luo, Z.-X., A. W. Crompton and A.-L. Sun, 2001. A new mammaliaform from the Early Jurassic and evolution of mammalian characteristics. Science 292: 1535-1540.
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White, T., 2002a. Palaeos Vertebrates 420.500: Cynodontia: Probainognathia.
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White, T., 2002b. Palaeos Vertebrates 420.300: Mammaliformes: Symmetrodonta.
Futher Readings:
- Benton, Michael J. 1991. The Rise of the Mammals. New York: Crescent Books.
最終更新:2009年10月23日 19:43