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Claim CD011.4:
A freshly killed seal was carbon-14 dated at 1300 years old.
死後間もないアザラシが、炭素14年代測定で1300年前のものと推定された。


Response:
  1. この主張はWakefield[1971]から導かれている。
Radiocarbon analysis of specimens obtained from mummified seals in southern Victoria Land has yielded ages ranging from 615 to 4,600 years. However, Antarctica sea water has significantly lower carbon-14 activity than that accepted as the world standard. Therefore, radiocarbon dating of marine organisms yields apparent ages that are older than true ages, but by an unknown and possibly variable amount. Therefore, the several radiocarbon ages determined for the mummified seal carcasses cannot be accepted as correct. For example, the apparent radiocarbon age of the Lake Bonney seal known to have been dead no more than a few weeks was determined to be 615 +/- 100 years. A seal freshly killed at McMurdo had an apparent age of 1,300 years.

Victoria Land南部のミイラ化したアザラシから得られた試料の放射性炭素分析から、年代は615~4600年前と推定された。しかし、南極海の水は特に世界標準よりも炭素14の比率が小さい。したがって、海洋生物の放射性炭素による年代測定は見かけ上、実際の年代よりも古くなる。その幅は不明で、しかもおそらく変動する。したがって、ミイラ化したアザラシの死骸の放射性炭素よる年代は正しいとは言えない。たとえば、数週間以内に死んだことが分かっているLake Bonneyのアザラシの見かけ上の放射性炭素年代は615±100年だった。McMurdoで殺されたばかりのアザラシの見かけ上の年代は1300年前だった。

これはよく知られた貯留効果であり、水中で生息する軟体動物などで起きる。これは、"古い"炭素が水中に混入することによって起きる。上記のアザラシの例では、古い二酸化炭素が深海底の水にあって、何千年もかけて海洋底を循環してから、南極の海岸付近に上昇してくる。

アザラシは栄養豊富な海流上昇域に生息する動物を餌とする。上昇してくる水は、海面に来るまでに何千年も海底を流れている。したがって、海水中の炭素は大気中にいた時から数千年も年をとることになる。放射性炭素による年代測定は、これを反映する。植物は"古い"炭素を組織内にもったまま成長する。動物は植物を食べ、アザラシは動物を食べ、海底の"古い"炭素は食物連鎖を通じてわたってくる。結果として、放射性炭素成分は数千年前の古い放射性炭素と、現在の大気圏の放射性炭素の混合物となる。結果として、見かけの年代は、アザラシの真の年代はずれる。

年代測定法の限界を理解すべく精励する科学者によって、この貯留効果は良く知られている。たとえば、Faure[1986]やHigham(nd)によって説明されている。創造論者たちの宣伝と違って、年代測定法にある限界は、年代測定方法を使えなものにはしない。

References:
  1. Faure, G., 1986. Principles of Isotope Geology, 2nd ed. New York: Wiley.
  2. Higham, Thomas, n.d. Corrections to radiocarbon dates.
  3. Wakefield, Dort, Jr., 1971. Mummified seals of southern Victoria Land. Antarctic Journal 6(5): 210-211.

Further Reading:
  1. Aitken, M. J., 1990. Science-based Dating in Archaeology. Longman, England.
  2. Bowman, Sheridan, 1990. Radiocarbon Dating. Berkeley: University of California Press.
  3. Taylor, R. E., 1987. Radiocarbon Dating. An archaeological perspective. Orlando, USA: Academic Press.