Claim CE425:
The red shift from distant galaxies has been interpreted as a Doppler effect from the universe expanding. However, it may instead be due to "tired light." Photons age and shift to the red after a very very long time.
遠くの小宇宙からの光の赤方偏移は膨張宇宙のドップラー効果として解釈されている。しかし、これは「くたびれた光」によるものと解釈できる。長い時間が経過して光子が年を取り、赤方偏移したのだ。
Response:
- 「くたびれた光」モデルでは、超新星光度曲線に観測される時間の遅れを説明できない。20日で崩壊する超新星は、z=1の赤方偏移では40日かかる。
- 「くたびれた光」モデルでは宇宙マイクロ波背景放射の黒体放射スペクトルをつくれない。「くたびれた光」モデルは恒星からの光が高度に赤方偏移していると言っているが、我々が見る宇宙マイクロ波背景放射の黒体放射スペクトルをつくるとは言っていない。
- 「くたびれた光」モデルはトールマン表面輝度テスト(Tolman surface brightness test) [Lubin and Sandage 2001]に失格する。
- 「くたびれた光」を説明できるメカニズムが存在しない。光子の運動量を変えることなく、光子のエネルギーを減少さえる相互作用は知られていない。
- ビッグバン理論は、宇宙の膨張による赤方偏移や宇宙背景放射以外にも多くの観測を説明する
- ビッグバンの最初の3分間に起きる反応から予測される光子の多さ
- 夜空の暗さ(Olberのパラドックス)
- 等方性と一様性:宇宙はどの方向を見ても同じように見える。地球の位置は特別なものではない
- 電波星やクェーサーの数は時代とともに変化しており、宇宙が進化していることを示している。
Links:
-
Wright, Edward L., 1996. Errors in tired light cosmology.
References:
- Lubin, Lori M. and Allan Sandage, 2001. The Tolman surface brightness test
for the reality of the expansion. IV. A measurement of the Tolman signal and
the luminosity evolution of early-type galaxies. Astronomical Journal (on-line
preprint). .http://arxiv.org/abs/astro-ph/0106566?
最終更新:2011年08月06日 07:49