Claim CH561.3:
The order of fossils in the fossil record is explained by the animals' ability to escape the rising floodwaters. Slow animals, such as clams, are found low in the fossil record, while quicker animals, such as mammals and birds, appear higher.
化石記録における化石の順序は、増水する洪水から逃げる動物が能力によって説明できる。二枚貝のような遅い動物の化石は低い地層から見つかり、哺乳類や鳥類の化石は上層から見つかる。

Source:
Morris, Henry M., 1974. Scientific Creationism, Green Forest, AR: Master Books, p. 119.

Response:
  1. 化石は増水する洪水から逃げる能力の順にソートされていない。もしそうなら、ナマケモノやカメのような動きの遅い種や低地の植物は化石記録の底に埋まっていなければならない。またヴェロキラプターや翼竜や巨大トンボのような高速に移動できる動物は上層に埋まっていなければならない。しかし、実際に観察できる化石はそうなっていない。多くの場合、それとは真逆なものを見出す。たとえば、乱れていない地層の中に、もっとも上層のヴェロキラプターよりも下には一個たりともナマケモノの化石は埋まっていない。花を咲かせる植物は、羽のある昆虫や恐竜よりも上にしか埋まっていない。
  2. 普通の今日の洪水でも人や動物が様々な形でトラップされる。全地球を40日にわたって覆い尽くす洪水に威力は、最速の種の多くの個体も、特に年老いた個体や弱った個体などの手足を不自由にしたり、低い場所にトラップしたりする。したがって、化石記録の底の方にも、最速移動する種に属する個体がときおり見つかると予測できる。しかし、化石化した種の大多数は、化石記録の特定の狭いレンジの層からしか見つからない。たとえば、人類の化石は化石記録の最上層(更新世及びそれ以降)にしか見つからない。また。ティラノサウルスは白亜紀の終わりにしか見つからない。
  3. 化石記録は個々の種ではなく生態系全体を保存する。一つの種の化石は同じ生態系に共通する他の種の化石とともに見つかる。洪水から逃げる能力によって化石の分布が決まっているなら、ひとつの生態系のすべての種が同じような逃げる能力を持っていないと、いっしょには化石として保存されない。しかし、動き回れる動物とまったく動かない植物がいっしょに化石として見つかるので、これは明らかに主張に反している。

Further Readings:
  1. Cuffey, Clifford A., 2001. The fossil record: Evolution or "scientific creation". or other URL







最終更新:2012年04月30日 18:50