AVR-gccの注意点

1.整数の大きさ

   要するに sizeof(int)の帰り値は2になる。つまり2byteってこと。
  2byteの符号付き整数型の値の範囲は -32768 ~ 32767である。大きな数値を扱うと桁があふれるので注意!
   大きな数値を扱いたいなら、

    long  int    i;     // 4byteの整数型

   もしくは

    long   i;    // 4byteの整数型

      でも良い。

2._delay_ms( )関数について

 待ち時間を作成する関数。引数に変数を指定するとコンパイルエラーが発生する事がある。これを回避するには、コンパイルオプションとして、-ffreestandingを指定する。具体的には、
 ① AVR Studioの「Project」メニューから「Configuration Options」を選択し、

                              

 ②「Custom Options」を開く。オプションに -ffreestandingと入力し「Add」 → 「OK」で設定完了

                            

最終更新:2015年05月08日 15:43