実機と取り扱い方法

 本稿で使用しているマイコンボードについて、以下のとおり解説する。
 知っている人にとっては、「またか...」と言われそうであるが、 かの㈱秋月電子通商が販売する、AKI-H8/3052F-USB開発セットである。
 ボードの主要部について、以下に説明する。

  • ACアダプタ用電源コネクタ
     今回は、USBバスパワーを使用するので、こちらからは給電しない。
  • USB
     バスパワーによる電源供給用に使用
  • LCD液晶キャラクタディスプレイ
     16文字 x 2行のキャラクタ(グラフィックではない)ディスプレイ。ポートBに接続されている。
     
  • 実行モード/書き込みモード切り替えスイッチ
     Flashメモリを書き換える場合は書き込みモード(写真は実行モード)に切り替える。デバッグモニタを使う場合は、写真のとおりにする。 
     
  • LED(発光ダイオード)
     I/Oポート(ポートB)の下位4ビットにPB3~PB0が接続されている。一番右端は、実行モード/書き込みモードの切り替えスイッチが、書き込み側に切り替えられた時に点灯。
     
  • SW(押しボタンスイッチ)
     I/Oポート(ポートA)の下位4ビットに接続されている。

マイコンボードの回路図は、こちらを参照。



PCとの接続
 

 パソコン(以下、PC)との接続は、以下の様に2本のケーブルを使って行う。


 

PC側の接続は、以下のとおり。(2本のケーブルは、常に同じコネクタに挿入する事)



 

最終更新:2014年06月12日 10:31