タイマと応用およびAD変換器の説明をよく読んで、以下の設問に解答せよ。
タイマ割り込み(インターバルタイマ)を用いて、温度の時間変化を計測するプログラムを作成せよ。
温度センサは、配布したものを用いること。また、温度センサを手のひらで握った時の温度変化を、1分間
計測し、結果をexcelに貼り付けて、グラフ化する事。
- 時間変化は、1秒間隔でサンプルする事。
- 温度センサは1℃の温度変化で10mV(0.01V)出力電圧が変化する。
- 温度センサの初期値(実習室の気温)を使って、値の補正を行うこと。(おおまかで良い)
- 温度センサとマイコンボードとの接続は、以下の通り。
+Vs → CNX551の40ピン、 Vout → CNX550の12ピン、 GND → CNX551の2ピン
センサのピン配置は、説明書を参照。なお、BOTTOM VIEWとは、センサを「足の方向から見た」ということ。
【注意】接続の際は電源(USBケーブル)を抜いた状態で行うこと。接続を間違うと、マイコンボードと温度センサを破壊する。
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計測した温度データは、teratermのログ機能を使えば簡単にテキストファイルに保存できる。ログ機能とは、teratermの画面に表示された文字列を、テキストファイルとして保存するもので、メニューバーの「ファイル(F)」→「ログ(L)」を選択し、データを保存するファイル名を選択することで、実行できる。
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ログに記録したデータをexcelに張り付けて、下記のようなグラフを作成し、プログラムリスト(main.c、monitor.h)と共に、提出する事。

【注意】H8/3052FおよびHEWは、単精度、倍精度の浮動小数点演算を行うことはできるが、モニタが対応していないため、
printfによる表示は出来ない。どうしても表示したい場合は、浮動小数点の整数部分と、小数点以下を分離し、
整数に変換して表示する事。
最終更新:2014年08月28日 08:42