【HMP NAME】エクリプス
【TYPE NAME】
【HMP SIZE】30cm
【HMP TYPE】ヒュームボット
【HEAD】Valkyrja_Thrud HEAD
光を照り返す濃紺の兜を纏った女性型の頭部
黄金を形容するシヴの娘の名に相応しい、美しい金色の髪を持っており、移動するたびにそれが靡く様は思わず見惚れてしまうほどのものである
ヴァルキリーシリーズの特色として広範囲のレーダーを有しているが、AIの処理方向性の問題で遠距離適正は低いため、ただ見える、というのが正しい
非常に特殊なAIを積んでおり、武器の威力をその場で調整するということが可能である
これはスルーズが力を意味するところから来ている特殊能力であり、プログラマーも「どうやってこんな風にプログラムしたか覚えてない」らしく、ブラックボックスである
兜の上を血管が走るような改造と、毒々しい羽根が挿されている以外、これといって不気味な改造は施されていない
ちなみに防御力は低下するが兜はキャストオフ可能
【BODY】
絡新婦之肚
妖怪立体化シリーズの一つ絡新婦のBODYパーツ
人型の胴体の背部分に蜘蛛の頭胸部が付いており、そこから伸びる四本の腕はサブアームとして認識される
人型の胴体部はまるで蜘蛛の部分から侵食されているかのような、細い毛が徐々に胸へと迫ってくるような独特の配色をしており、エロチックさを醸し出している
胴二つ分というかなり巨大な胴体ということもあってバッテリーはかなり大容量のものを採用
サブアームは通常の腕部と加えて六本(アセン次第では八本)にもなるため、人工知能の処理負荷が非常に高いパーツであり、専用に調整された頭部以外では、能力の低下を引き起こす可能性を有している
アセン的には処理能力のギリギリ許容範囲内のようだが、積極的にサブアームを動かすのは難しいようだ
元々の造型的に改造する気がなかったらしく、ほぼ原型そのままで、背の頭胸部を毒々しい色に塗り替えているのと、卵状の物体を付属させる程度の改造が施されている
重量がかなりあるため、軽量脚部に乗せようとすると可哀想なことになる
【SUB.ARM】絡新婦之繊手
BODYパーツから伸びる四本の脚。蜘蛛の脚を模したそれは、先端部が尖っており、そこには人間の目では捉えられないほどの極小の毛を有している
その毛の効果によって、元となった蜘蛛と同じように壁面などに張り付くことが可能だが、通常のアームのように武器を持たせることは難しい
引っかけて保持することは可能なので、ハンガー代わりに使用するファイターもいるようだ(あくまでも引っかけているだけなので、移動中に落とす可能性や、格闘中に奪われる可能性も大きい
エクリプスでは、右側の一本をムベンガ保持の為の補助として、
左側の二本をミセリコルデの威力を上げるための射出レールとして使用している
ただし左側の脚は常に使用しているわけではないので、一応壁上りは可能だが、右脚が一本しかないため不安定である
【ARM】バンカースナッチ
細腕ながらに怪力を誇る軽量腕部パーツ
これ単体では一部の小さい火器ぐらいしか規格が合わず、もっぱらバンダースナッチのための腕部パーツと言われている
シンはこの右腕に繊手を組み合わせることで、僅かに規格の大きいムベンガを無理矢理装備している
施された改造は警戒色のようなどぎつい色合いと、内部から侵食を行っているように見える蔦をBODYに向けて伸ばす程度の改造
【L.ARM】ミセリコルデ
先端部が尖っている十字架型の短剣
切る為の剣というよりも、突く為の剣であり、刃は付いていない
その為、格闘戦ではいまいちダメージに欠けるが、その欠点をバンカースナッチの剛力で補うという強引なアセンである
繊手のレールを通すことによって超高速の突きを実現させており、その速度は狙撃銃のそれにも匹敵する
"電磁式刺突(レールガン)"だとか抜かしているのはずいぶん昔のゲームの影響
【R.ARM】ムベンガ
非常に衝撃力の高いショットガン型の武器
俗にバイトショットと呼ばれる特殊な弾は、名前の由来であるムベンガの獰猛性を忠実に再現しており、
着弾した部位に噛み千切ったかのような範囲状のダメージと、強烈な痛みによる麻痺効果を有している
ただし、その反面、射程距離が非常に短く、射撃武器であるにも関わらず近接戦闘を強いられる
また、装填数がたった一発しかない上にリロードにも非常に時間が掛かるために、牽制として使うにもファイターの技量が要求される
ハイリスクハイリターンな武器であるといえるだろう
【LEG】Royal Rose_Stratosphere
至高の薔薇と言われる、ホビーガーデン社のメインストリーム・ローズシリーズの特殊装備、
ロイヤルシリーズの一つ
パニエによってふわりと広げられた大きなスカートとその内側に搭載されたブースター、特殊な機動をするハイヒールを履いた美しい脚部が特徴
スカートには弧を描くレームが四本連なって防御力を高めており、スカート内部の脚部へのダメージを防ぐ、
ロイヤルローズの名にふさわしく、気品のある造型をしており、一説にはこの脚部を考えるのにデザイナーが一ヶ月缶詰になったと言う
ドレスにハイヒールという戦場に全く似つかわしくない脚部であるが、その性能はローズシリーズの中でも最高クラスを誇り、スカートの独特の空気抵抗を利用したハイヒールの脚から生み出される変態機動は初見の相手に衝撃を齎す
欠点は、高い、重いのWH
また、肝心なスカート部分はキャストオフ可能であり、初っぱなからスカートをパージした状態で参戦しているHMPもいるようだ
その際は四本のレームのみが空中に浮かんでいるため、何かの土台を連想させる
シンの施した改造は、亀裂が走ったかのような特殊な色合いのドレスへの変更と、色合いによって脚部の細さの錯覚を起こす着色、そしてレームを亡者の顔に作り替えるというものである