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格差構造の原因を知りたくなったら読む本
時代は繰り返す...ね。

経済学

小島寛之, "使える経済学の考え方-みんなをより幸せにするための論理-"

この本を読むまで、幸せが数学的に扱われているとはしらなかった。経済学の考え方を紹介している本であるが、その根本には、幸せをどのように定式化すべきかという思想があった。すごくよくまとまっている。


一般書

小飼弾,"働かざるもの、飢えるべからず。"

研究室の先輩に著者を教えられて薦められて買った気がする。小飼さんがどんな人か知らなかったが、こんなにクリエイティブで、みんなのことを考えられる人だったのかと感心。今の世の中のしくみに悩んでいる人は気持ちがすっきりするかも!!

スーザン・ジョージ, ``Whose Crisis, Whose Future? これは誰の危機か、未来は誰のものか。なぜ1%にも満たない富裕層が世界を支配するのか''

格差が発生する要因を、
社会構造だけでなく、金の配分構造、食料、水の配分に着目してまとめられている。
地球温暖化が格差を拡大する可能性について記載されている点も興味深い。

ジョセフ E スティグリッツ, "世界の99%を貧困にする経済"

著者は、情報の経済学を構築したと言われるノーベル経済学賞受賞者。格差を拡大した社会システムについて熱く語ってくれる。

ロバート キヨサキ, "金持ち父さん貧乏父さん"

格差社会の現実を描いたものとしてもとらえられる。別の意味で、上の側の人間でいるべきとの推薦書とも読み取れる。 ビジネス本のようだけど、あえて格差を生み出す要因の書物として分類した。

渡邉 正裕, "10年後に食える仕事 食えない仕事"

重力の世界とかそんな概念を持ち出している。グローバル化による職の変化を指摘している。

田村 耕太郎, "君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?"

"10年後に食える仕事 食えない仕事"と似たような主張をしている。そのなかで、どのような方向性へ自分を持っていけば良いかを説明している。 留学の方法など、話題が盛りだくさんで、夢が広がると思う。人生設計の参考にもなる。

三浦 展, "下流社会 新たな階層集団の出現"

正直、偏ったデータに基づいてる意見が盛り込まれている気がする。

最終更新:2014年01月06日 17:23