玄霧藩国林業組合

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玄霧藩国林業組合 - (2017/09/07 (木) 22:38:05) の編集履歴(バックアップ)


部品構造



  • 大部品: 玄霧藩国の森林管理組合 RD:36 評価値:8
    • 部品: 玄霧藩国の林業
    • 大部品: 森林の整備 RD:7 評価値:4
      • 部品: 森林整備業務
      • 部品: 間伐
      • 部品: 枝打ち
      • 部品: 苗木を植える
      • 部品: 木々の生育
      • 部品: 伐採
      • 部品: 古い樹木への尊崇
    • 部品: 森林地区の見回り
    • 部品: 入山者への注意
    • 大部品: 森林火災の予防 RD:2 評価値:1
      • 部品: 森林火災の予防
      • 部品: 火から目を離さない
    • 大部品: 燃料としての薪、炭 RD:4 評価値:3
      • 部品: 森国人の特性
      • 部品: 家庭での燃料
      • 部品: 炭の種類
      • 部品: 充分な換気に注意
    • 大部品: 林業組合管理者 RD:12 評価値:6
      • 部品: 管理者任命
      • 大部品: 林業者/共共 RD:11 評価値:5
        • 部品: 林業者とは
        • 部品: 林業に必要な道具
        • 大部品: 山林知識 RD:3 評価値:2
          • 部品: 山林での活動知識と経験
          • 部品: 山林の植生について
          • 部品: 棲息している動物の知識
        • 大部品: 新米作業者に求められる能力 RD:6 評価値:4
          • 大部品: 労働者の資質 RD:3 評価値:2
            • 部品: 求められる教育レベル
            • 部品: 基本職業倫理
            • 部品: 法令の遵守
          • 部品: 先輩の指導
          • 部品: 作業マニュアルの遵守
          • 部品: 指示の遵守
    • 大部品: 林業者の職場 RD:8 評価値:5
      • 大部品: 木こりの作業場 RD:4 評価値:3
        • 部品: 伐採・植林道具の保管
        • 部品: 苗木畑
        • 部品: 薪割り場
        • 部品: 木材の保管倉庫
      • 大部品: 炭焼き小屋 RD:4 評価値:3
        • 部品: 炭焼き窯
        • 部品: 木酢液の収集
        • 部品: 木こりの作業場との連携
        • 部品: 作業員の宿泊施設



部品定義


部品: 玄霧藩国の林業

玄霧藩国は、国土の大部分を森に覆われた森国であるため林業資源は豊富に見える、が一方で、森国人には死んだあとは魂が樹に宿るという伝承があり、森には祖先の魂がとどまっているという考えもあることから、樹を切り倒して木材とする乱開発には強い忌避感がある。森国で木材を得ようという際には、伐採できる樹をまず植林するところから始める必要がある。
玄霧藩国では建築材としての木材はあまり用いられない(生きている樹の枝ぶりや幹、虚を借りることのほうが多い)が、燃料として薪・炭が多用されるため、そのための植林と伐採は行われている。

部品: 森林整備業務

森林の開発ではなく整備が主業務となる。森林区の維持、土砂災害を防ぐ土壌の保持、環境としての下草、採光の確保などを主目的とする。

部品: 間伐

地面への日射をコントロールし、日当たりの改善を促すために行われる。樹木相互の競争に負けた劣勢木や入皮が生じた木などを中心に伐採する。日光が不足すると下草が生えなくなって保水力が低下することが知られている。

部品: 枝打ち

これも日射量のコントロールをかねて行われる。人工林では、木材とするために植林された木について、枝の部分が節となり木材の価値を下げることをさけるために積極的に行われる整備である。落とされた枝は薪としての用途に再利用される。



部品: 苗木を植える

苗木を用意する。別途農場にて露地植えの苗木を育てて、植林対象区域に苗木のサイクル、季節、適切な間隔など条件を合わせて植えていく。

部品: 木々の生育

魔法を使う森国人の特性として、森の木々にも魔法で手助けをすることがある。病気の兆しが見える樹に手助けをすることは行われるが、折れた木を戻す、枯れた木に魔法を注ぐことは行われない。自然のバランスを破壊し大地を枯渇させるため過度の魔法の使用は禁忌とされる。

部品: 伐採

最初から木材として使用される予定の人工林、病気や物理ダメージなどで枯れて周囲に危険になった樹などは伐採の対象となる。

部品: 古い樹木への尊崇

森国人の長老は大抵木に憑依して死ぬと言われ、色々教えてくれる木というものが森の中には存在していた。大破壊からの復興を経て現在の森にその木が残っているかはわからないが、森国人として、古い樹木へは尊敬の念をもって大事に扱う習慣を保っている。

部品: 森林地区の見回り

禁猟区、禁猟シーズンの密猟者を見つけたら通報する。また個人所有の領地について、とくに要請がないかぎり立ち入りは行わないが、不審者を見かけた際はこれも通報の対象とする。

部品: 入山者への注意

森林管理の主業務ではないが、山の幸を求めて入山する一般人が毒性をもつ植物を誤って口にしないように、教育・啓発のための資料を作成したり広報したりすることも業務の一環として行っている。一般人が入るには危険な経路・区域を知らせることも必要である。

部品: 森林火災の予防

森林火災の大多数は、乾燥して燃えやすくなった枯れ草類、風向きと強風、そして火気がそろったところで発生する。状況としては春先が最も多いが、これは冬に枯れて乾燥した可燃物が堆積していること、入山者が増えることが原因になる。
春先に森の近辺で火を起こすことは厳に慎むべきであり、山菜採りへの注意とともに広報される。

部品: 火から目を離さない

炭焼きなどでも火を用いるものであり、これらは、森林への延焼を万が一にも起こさないよう河近くなどで周囲が開けた場所に炭焼き小屋が設置されるものである。
森林近くで火を用いる必要がある場合は、周囲の可燃物を取り除いて場の安全を確保した上で、火を完全に消火するまで目を離さないようにすることが重要であると子供の頃からたびたび教えられる。
また火の魔法を森の近くで練習することは厳に禁じられている。

部品: 森国人の特性

森国人の国である玄霧藩国では、国民の多くが火の魔法が使える状態であり、ごく短時間の灯りや加熱としては魔法が使われる場面も多い。もちろん火に適さないものに火の魔法を使うと、燃えたり焦げたりするため対象を燃やすつもりでなければならない。

部品: 家庭での燃料

料理、入浴のための温水の確保などには、かまどと薪、炭などの自然燃料が用いられることが多い。最初の点火に用いられるのが魔法であれ別の方法であれ、目的が達せられるための燃料補充は必要となる。

部品: 炭の種類

木材を焼いて作られる木炭、輸送中などに生じる木炭の細かい粉を固めて再利用する成型木炭の炭団(たどん)、製材時に発生するオガクズを加圧成形してから炭化させるオガ炭などが用いられている。成型炭は火力が弱めになるが一定の熱を長時間安定して得やすいという特徴があり、よく用いられている。

部品: 充分な換気に注意

木炭は、燃焼時に一酸化炭素など有害な燃焼ガスを多量に発生するため、室内での使用時はとくに換気に気をつけることが必要である。頭痛・耳鳴り・めまい・嘔気などの症状が見られる場合はすぐに火のそばを離れ、新鮮な外気を吸える場所に移動しつつ、室内の換気を充分に行うよう注意喚起しなければならない。被害の拡大を防ぎつつ直ちに救急外来を受診のこと。

(以下省略)