編成用幻影使い(霧の結界術使い)

ページ作成:玄霧

編成用幻影使い霧の結界術です




部品構造


  • 大部品: 玄霧藩国の編成用幻影使い(霧の結界術使い) RD:44 評価値:9
    • 大部品: 幻影使い RD:10 評価値:5
      • 部品: 幻を見せる者
      • 大部品: 幻影を使いこなす修行6年 RD:8 評価値:5
        • 部品: 日常における世界の観察
        • 部品: 動かない物の幻影作る
        • 部品: 生き物を再現する
        • 部品: 自分の幻影を出す
        • 部品: エレメントを表現する
        • 部品: 複数の幻影を操る
        • 部品: 幻影で物を覆う
        • 部品: 虚実を交えた幻影術
      • 部品: 幻影使いの特徴的な格好
    • 大部品: 玄霧の民 RD:10 評価値:5
      • 大部品: 森国人 RD:9 評価値:5
        • 大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2
          • 部品: 長い耳
          • 部品: 長身痩躯
          • 部品: 長い髪
        • 部品: 革製の日常着
        • 部品: 瞑想通信を使うことが出来る
        • 部品: 基本の職業適性
        • 部品: 森国人の習慣
        • 部品: 森の恵みを得る
        • 部品: 森国人の流用実績
      • 部品: 玄霧藩国の森国人
    • 大部品: かくれんぼ上手 RD:7 評価値:4
      • 部品: かくれんぼ上手とは
      • 部品: そもそもかくれんぼってなに?
      • 部品: 物陰にひそむ
      • 部品: 音と気配のコントロール
      • 部品: 誘導
      • 部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
      • 部品: 運
    • 大部品: 霧の結界術 RD:17 評価値:6
      • 部品: 霧の結界術とは
      • 大部品: 水の魔法 RD:5 評価値:3
        • 部品: 水の魔法とは
        • 部品: 水を自在に動かす
        • 部品: 水をぶつける
        • 部品: 水を呼び出す
        • 部品: 水を抜き取る
      • 大部品: 霧の護り RD:11 評価値:5
        • 部品: 前提となる技術と術式の伝授について
        • 部品: 霧を発生させる
        • 部品: 視線を遮る
        • 部品: 霧に濃淡をつける
        • 部品: 霧の動きを把握する
        • 部品: 魔法を妨害する
        • 部品: 結界の防御相性
        • 部品: 複数人による結界の同時展開
        • 部品: 結界基点の準備による強化
        • 部品: 気象条件による効果
        • 部品: 霧の迷路の魔法との連携



部品定義


部品: 幻を見せる者

玄霧藩国には幻影使いと呼ばれる者達がいる。
いわゆる魔術師の系譜にあたり、もともとは理力使いの集団であったと言われている。
藩国内に発見された遺跡から出土したアイテムより幻影を操る術を知り、以後その術を伝え続けてきた者達である。もっとも、公式には理力研究発展の結果として幻影を操る力を得たのであると発表されているのだが。
ともあれ、幻影使いはその名のとおり幻影を作り、操ることで相手を惑わし、自分のペースへ引き込んで戦うことを得意とする。その力は今日に至っても、藩国を守るため密かに鍛えられ続けている。


部品: 日常における世界の観察

幻影を出すにはイメージが重要となる。
幻影使いを志すものは、目に映るものすべて、音に聞こえるものすべてに注意を払い、いつの日かそれを幻影として再現する準備をし続ける必要がある。

部品: 動かない物の幻影作る

幻影の初歩として、物品の幻影を作る訓練を行う。
果物や花、道端に落ちている石などを手本として、その隣にそっくり同じ幻影を作ることから始まり、以前作った幻影を手本を見ずに再現すること、あるいは手本からあえてずれた幻影を作ることが求められる。最後の訓練は、例えば果物の色を変えたり、葉のつきかたを変えたりすることで、一度も見たことのない幻影を作る基礎となる。

部品: 生き物を再現する

動かないものの幻影が作れるようになったら、次は動くもの、つまり生き物の幻影を作る訓練を行う。
例えば馬の幻影を作るとして、馬の姿形を知っていることはもちろん、その幻影を動かそうと思えば歩き方や走り方、風を受ける鬣や筋肉の動きを再現できなければ、その幻影はすぐに幻であると看破されるであろう。
幻影使いの修行においては、往々にして鳩の幻影を違和感なく飛ばせてみせることが最低ラインとして求められる。

部品: 自分の幻影を出す

生き物の幻影が出せるようになったら、次は自分自身の幻影を生み出す訓練を行う。
人間、自分を正確に把握することは難しいものだ。うっかり本来より美形に作ってしまったり、その逆だったりする。そもそも人間は成長や老化するだけでなく、服装が変わったりするため、自分自身の幻影でありながら日々調整し続ける必要がある。
また、相手を惑わす目的で使用されることが想定されるため、自分が喋る言葉に合わせて幻影の口を正確に動かす訓練なども行う。

部品: エレメントを表現する

エレメントと気取った言い方がされているが、つまり燃え盛る炎や流れる水、風に揺れる草木や地形そのものの幻影を作る訓練である。
触れると火傷しそうと思わせられるか、切り立った崖に洞窟があるように思わせられるか、そういった人の心理に迫る技術を習得する。

部品: 複数の幻影を操る

他の修行と並行して行われる訓練として、幻影を一度に複数出す訓練を行う。幻影は相手を惑わすことにかけて非常に有効であるが、一度に一つしか幻影を出せないのではその効果は半減してしまうだろう。
幻影使いの修行においては往々にして、自分の周囲を踊るように飛び回る鳩の群れの幻影を作ることが求められる。

部品: 幻影で物を覆う

他の修行と並行して、何もない場所に幻影をだすのではなく、現実に存在するものの上に幻影を重ねる訓練を行う。
これはそこにあるものを別のものとして見せる訓練だけでなく、確かにそこにあるものをないものであるように見せる(何もない風景の幻影をかぶせる)訓練も行われる。
自分の服装を異なる衣装に見せる幻影を重ねる技術は、自身が幻影使いであることを隠したいときにも役立つ。

部品: 虚実を交えた幻影術

幻影使いの戦闘法において真っ先に学ぶことは、幻影を使わないことである。
本末転倒しているように思えるが、幻影使いの繰り出す攻撃がすべて幻影であっては、簡単に対処されてしまうのだ。
例えば、ナイフを一本、的へ向かって投げる。本物のナイフの十倍の幻影を同時に的へ向けて飛ばす。
例えば、落とし穴を三つ掘る。一つはそのままに、一つは穴を幻影で隠し、一つは草や土で隠し、そして草や土で偽装された落とし穴の幻影を何もない地面に作る。
何が本物で何が幻影なのか、相手を惑わす技術を学んでいく。

部品: 幻影使いの特徴的な格好

幻影使いはそろってシルクハットを被っていることで知られる。正装としての意味合いよりも、どちらかと言えば手品師や奇術師をイメージして着ているようだ。
このため、マントや燕尾服のような小洒落た衣装を好む者も多い。
また、幻影使いは手に指輪をはめることが習わしとなっている。宝石の煌めきが眩い幻影に通じるからか、はたまた魔力の焦点具としてであるのか、それは幻影使い自身に聞かねば分からないことである。

部品: 長い耳

長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。

部品: 長身痩躯

種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。

部品: 長い髪

森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。

部品: 革製の日常着

天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。

部品: 瞑想通信を使うことが出来る

森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。

部品: 基本の職業適性

人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。

部品: 森国人の習慣

自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。

部品: 森の恵みを得る

森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。

部品: 森国人の流用実績

このアイドレスは玄霧藩国が製作しました。
飛翔@海法よけ藩国さんに流用いただきました。
ありがとうございます。

部品: 玄霧藩国の森国人

森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。

部品: かくれんぼ上手とは

かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。
かくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。
判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。
何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。
大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。

部品: そもそもかくれんぼってなに?

「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。
鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。
一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。
子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。


部品: 物陰にひそむ

隠れる側の基本は隠密である。
鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。
建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。
そして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。
もし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。

部品: 音と気配のコントロール

人がいる音というのは存外目立つものである。
この音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。
「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。
足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。
膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。
また、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。

部品: 誘導

より能動的な隠密として、誘導がある。
自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。
失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。

部品: 走って逃げる。走って捕まえる。

万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。
相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。
自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。

部品: 運

運も実力のうちである。
たまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。
実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。

部品: 霧の結界術とは

魔力を多く含んだ霧を発生させ、これを操り魔法的な脅威から自身と周囲を護る結界魔法である。
濃密な霧は視界を制限する効果もあり、結界内への侵入を躊躇わせることも効果のひとつと言える。

部品: 水の魔法とは

水を操る低位魔法の総称。
水を自在に動かすことから始まり、熟練すれば空中から水を呼び出したりすることも出来る。
ある程度までならほぼすべての国民が使うことができるが、消防活動や戦闘行動に用いることができるようになるには相応の訓練と才能が必要である。
紅茶を淹れることは誰にでもできるが、素晴らしく美味しい紅茶を淹れることができる人間は限られる。水の魔法も同じことだ。


部品: 水を自在に動かす

水の魔法のもっとも基本となる術。水の魔法の練習は誰でもここから始めるし、そして奥義へと通じるのもまたこの技術である。
コップの中の水を魔力だけで回すことから始まり、水の形を変えて水で動植物を象ったりする。
タライに水と洗剤をいれて、この魔法で洗濯できるようになれば、立派な家事魔法使いだ。冬場の水仕事でも手荒れ知らずで、ご近所さんの尊敬を集めることができるだろう。

部品: 水をぶつける

水を浮かせたりして任意の場所へぶつける術。
水の魔法の攻撃的な応用と言えば言えるが、しょせんは水であるため、通常はバケツで水をぶっかけられた、くらいの衝撃がせいぜいである。
また、夏場には子供達がこの魔法を使って水のかけ合いをして遊んでいる姿が見られることもある。
低物理国家の消火活動ではしばしばこの魔法が使われる。狙った位置へ水をかけて消火を行うだけでなく、延焼しそうな建物や樹木があるならば、先回りしてこの魔法で水をかけて回るという。

部品: 水を呼び出す

何もない所から水を呼び出す。雨だって何もない空から降ってくるのだから、水だって何もない空中から出せるのは道理である。
しかし、湿気の多い日は消費魔力が少なく、乾いた空気の日は消費魔力が多い。また川や湖の傍、森の中では水を呼び出しやすく、砂漠では呼び出しにくいといった経験則から、どうも水の属性が強い地域や環境というものがあるらしいということが分かっている。

部品: 水を抜き取る

水を含んだものから水を抜き取る。熟練した魔法使いであれば、切り花をドライフラワーにすることも容易い。
ただし、動物や地面に根付いている植物は魔力抵抗が高いため水を抜きとれない。これは水を抜き取る対象が生物であるかどうかというよりも、それに魔法抵抗力が備わっているかどうかで、水を抜き取れるか否かが決まる。強い効力の魔法ではないため、魔法に対して抵抗されるようなものには使えない、と考えてよい。
横着な魔法使いが洗濯物をこの魔法で乾かしていたが、太陽の光にあてて乾かしたものと違いだんだん臭くなっていくという噂がある。

部品: 前提となる技術と術式の伝授について

霧の結界術を使うには水の魔法に対する熟練を必要とする。また、その上で霧の結界を張るための術式や心得の教えを受ける必要がある。
この魔法を伝授できる師範は藩国内でも限られており、彼らに実力と人格を共に認められなければそもそもの伝授が行われない。
また、霧の結界術を習得したとしても、師範として伝授を行えるようになるには、さらに霧の結界術自体の扱いに習熟した上で、藩王に任命を受ける必要がある。

部品: 霧を発生させる

魔力を含んだ霧の結界を発生させる。
基本的には自身を中心として周囲に発生させるが、複数の術者で共同して広い範囲に結界を張ったり、基点となる触媒で囲んだ範囲に発生させる場合もある。
個人で霧の結界を張る場合、その範囲の広さは個人の技量と魔力量による。
ただし、風通しの良い場所では霧が吹き散らかされるだろうし、逆に風通しの悪い場所では実力以上に広い範囲に霧を充満させることもできるだろう。魔法と頭は使いようである。

部品: 視線を遮る

霧の結界が十分に張り巡らされた場所では、濃密な霧によって視線が遮られ、霧の向こうに居る術者の姿を見ることは基本的にできない。
このため、弓矢などの射撃武器の単純な命中率は著しく低下することになる。
もちろん、術者の側から結界の外を見ることも出来なくなるため、注意が必要である。

部品: 霧に濃淡をつける

霧は一様な濃度で散布するのでなく、意図的に濃淡をつけることができる。この技術に習熟することで、重点的に防御したいところに霧を集中させることができる。
また、霧の中に踏み込んできた者の視線を誘導する目的でも使うことができる。人間、霧の濃いところと薄い所があれば、まだしも先が見える場所へ進みたくなるものである。また、あえて霧の濃い場所に術者が潜んでいると予想する者もいるだろう。霧の結界の内部は、術者と侵入者の心理的な駆け引きの場でもある。

部品: 霧の動きを把握する

自身の魔力を含ませた霧を動かし、その濃淡まで操ることができるということは、すなわち霧の動きを理解しているということである。
霧の粒一つ一つの位置が分かるわけではないが、水中で水の動きからその流れを感じるように、霧の流れから結界内の動きを感じることができる。
これを応用して、霧の結界に踏み込んだものや魔法を把握し、そこへより多くの霧を送ることができる。

部品: 魔法を妨害する

魔力を含んだ霧で空間を満たすことで他の魔法を使いづらくすることができる。
濃密な霧の中でマッチに火を点けることが難しいように、大量の「他者の魔力」に包まれた状態では、技量の低い者は上手く魔法を使うことができなくなるだろう。
ただし、これは術者の側も同じである。結界を張っている術者本人は他の魔法を使うことはできないし、その霧の中で魔法を使うという条件は同じであるため、仲間の術者にとっても魔法の妨害効果は発生する。
この課題を乗り越えるために、霧の結界術を使う者と共に戦う者は、普段から結界内での魔法行使の練習や、視界の悪い中での戦闘訓練を行う必要がある。

部品: 結界の防御相性

攻撃魔法、特に火炎の魔法のような炎系魔法に強い。魔力の矢を直接飛ばすような魔法に対しても、十分な減衰効果が期待できる。
反面、ストーンバレットを投げつけるような物理的効果のある魔法には効果が薄い。あくまでも霧の結界なのである。


部品: 複数人による結界の同時展開

複数人で結界を作ることで効果を増大させることができる。より濃密な霧を発生させることも可能であるし、複数の術者自身が結界の基点となり、広い範囲に結界を展開することも可能である。
もちろん、この連携は一朝一夕にできるものではなく、普段から詠唱や魔力の波長を合わせる訓練などを行う必要がある。

部品: 結界基点の準備による強化

結界の基点となる触媒を用意することでより強力な結界を作ることができる。触媒となる宝石を予め埋めておいたり、大きく育った樹木などと契約を交わして基点とすることもできる。
また、個人で結界を張る場合にも、魔力を含んだ水を瓶から振り撒いて魔法で操り、地面に陣を描くことで簡易な基点とすることもできる。

部品: 気象条件による効果

じめっとした曇りの日などは発動も早いし効果も高い。砂漠などでは消費魔力が増え、発動も遅くなる。
風の強い日はあまり広範囲に結界を広げることができない。代わりに風上から風下へと結界を普段より広く張ることができる。
自然の霧が出ている場合は効果が明らかに強くなるなど、気象条件によって効果の増大・減衰・変化の激しい魔法でもある。
このため、霧の結界術を使うものは天候を常に気にかけている。
ある意味では、屋内や洞窟の中など、閉所の方が強い効果を得ることができると言える。


部品: 霧の迷路の魔法との連携

この魔法は、ゴロネコ藩国に伝わる霧の迷路の魔法と同時に使用することで、より効果の高い「霧の迷路の魔法」として発動することが出来る。
本来、霧の結界術はほかの魔法の発動を阻害するが、同系統の魔法である霧の迷路の魔法との間では高い相乗効果を発揮する
その迷路に入り込んだ者は、方向感覚を狂わされ、魔法の行使も阻害される状況に陥り、また、動きを把握されて誘導され、一度撤退するしかなくなるだろう。



提出書式


 大部品: 玄霧藩国の編成用幻影使い(霧の結界術使い) RD:44 評価値:9
 -大部品: 幻影使い RD:10 評価値:5
 --部品: 幻を見せる者
 --大部品: 幻影を使いこなす修行6年 RD:8 評価値:5
 ---部品: 日常における世界の観察
 ---部品: 動かない物の幻影作る
 ---部品: 生き物を再現する
 ---部品: 自分の幻影を出す
 ---部品: エレメントを表現する
 ---部品: 複数の幻影を操る
 ---部品: 幻影で物を覆う
 ---部品: 虚実を交えた幻影術
 --部品: 幻影使いの特徴的な格好
 -大部品: 玄霧の民 RD:10 評価値:5
 --大部品: 森国人 RD:9 評価値:5
 ---大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2
 ----部品: 長い耳
 ----部品: 長身痩躯
 ----部品: 長い髪
 ---部品: 革製の日常着
 ---部品: 瞑想通信を使うことが出来る
 ---部品: 基本の職業適性
 ---部品: 森国人の習慣
 ---部品: 森の恵みを得る
 ---部品: 森国人の流用実績
 --部品: 玄霧藩国の森国人
 -大部品: かくれんぼ上手 RD:7 評価値:4
 --部品: かくれんぼ上手とは
 --部品: そもそもかくれんぼってなに?
 --部品: 物陰にひそむ
 --部品: 音と気配のコントロール
 --部品: 誘導
 --部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
 --部品:  運
 -大部品: 霧の結界術 RD:17 評価値:6
 --部品: 霧の結界術とは
 --大部品: 水の魔法 RD:5 評価値:3
 ---部品: 水の魔法とは
 ---部品: 水を自在に動かす
 ---部品: 水をぶつける
 ---部品: 水を呼び出す
 ---部品: 水を抜き取る
 --大部品: 霧の護り RD:11 評価値:5
 ---部品: 前提となる技術と術式の伝授について
 ---部品: 霧を発生させる
 ---部品: 視線を遮る
 ---部品: 霧に濃淡をつける
 ---部品: 霧の動きを把握する
 ---部品: 魔法を妨害する
 ---部品: 結界の防御相性
 ---部品: 複数人による結界の同時展開
 ---部品: 結界基点の準備による強化
 ---部品: 気象条件による効果
 ---部品: 霧の迷路の魔法との連携
 
 
 部品: 幻を見せる者
 玄霧藩国には幻影使いと呼ばれる者達がいる。
 いわゆる魔術師の系譜にあたり、もともとは理力使いの集団であったと言われている。
 藩国内に発見された遺跡から出土したアイテムより幻影を操る術を知り、以後その術を伝え続けてきた者達である。もっとも、公式には理力研究発展の結果として幻影を操る力を得たのであると発表されているのだが。
 ともあれ、幻影使いはその名のとおり幻影を作り、操ることで相手を惑わし、自分のペースへ引き込んで戦うことを得意とする。その力は今日に至っても、藩国を守るため密かに鍛えられ続けている。
 
 
 部品: 日常における世界の観察
 幻影を出すにはイメージが重要となる。
 幻影使いを志すものは、目に映るものすべて、音に聞こえるものすべてに注意を払い、いつの日かそれを幻影として再現する準備をし続ける必要がある。
 
 部品: 動かない物の幻影作る
 幻影の初歩として、物品の幻影を作る訓練を行う。
 果物や花、道端に落ちている石などを手本として、その隣にそっくり同じ幻影を作ることから始まり、以前作った幻影を手本を見ずに再現すること、あるいは手本からあえてずれた幻影を作ることが求められる。最後の訓練は、例えば果物の色を変えたり、葉のつきかたを変えたりすることで、一度も見たことのない幻影を作る基礎となる。
 
 部品: 生き物を再現する
 動かないものの幻影が作れるようになったら、次は動くもの、つまり生き物の幻影を作る訓練を行う。
 例えば馬の幻影を作るとして、馬の姿形を知っていることはもちろん、その幻影を動かそうと思えば歩き方や走り方、風を受ける鬣や筋肉の動きを再現できなければ、その幻影はすぐに幻であると看破されるであろう。
 幻影使いの修行においては、往々にして鳩の幻影を違和感なく飛ばせてみせることが最低ラインとして求められる。
 
 部品: 自分の幻影を出す
 生き物の幻影が出せるようになったら、次は自分自身の幻影を生み出す訓練を行う。
 人間、自分を正確に把握することは難しいものだ。うっかり本来より美形に作ってしまったり、その逆だったりする。そもそも人間は成長や老化するだけでなく、服装が変わったりするため、自分自身の幻影でありながら日々調整し続ける必要がある。
 また、相手を惑わす目的で使用されることが想定されるため、自分が喋る言葉に合わせて幻影の口を正確に動かす訓練なども行う。
 
 部品: エレメントを表現する
 エレメントと気取った言い方がされているが、つまり燃え盛る炎や流れる水、風に揺れる草木や地形そのものの幻影を作る訓練である。
 触れると火傷しそうと思わせられるか、切り立った崖に洞窟があるように思わせられるか、そういった人の心理に迫る技術を習得する。
 
 部品: 複数の幻影を操る
 他の修行と並行して行われる訓練として、幻影を一度に複数出す訓練を行う。幻影は相手を惑わすことにかけて非常に有効であるが、一度に一つしか幻影を出せないのではその効果は半減してしまうだろう。
 幻影使いの修行においては往々にして、自分の周囲を踊るように飛び回る鳩の群れの幻影を作ることが求められる。
 
 部品: 幻影で物を覆う
 他の修行と並行して、何もない場所に幻影をだすのではなく、現実に存在するものの上に幻影を重ねる訓練を行う。
 これはそこにあるものを別のものとして見せる訓練だけでなく、確かにそこにあるものをないものであるように見せる(何もない風景の幻影をかぶせる)訓練も行われる。
 自分の服装を異なる衣装に見せる幻影を重ねる技術は、自身が幻影使いであることを隠したいときにも役立つ。
 
 部品: 虚実を交えた幻影術
 幻影使いの戦闘法において真っ先に学ぶことは、幻影を使わないことである。
 本末転倒しているように思えるが、幻影使いの繰り出す攻撃がすべて幻影であっては、簡単に対処されてしまうのだ。
 例えば、ナイフを一本、的へ向かって投げる。本物のナイフの十倍の幻影を同時に的へ向けて飛ばす。
 例えば、落とし穴を三つ掘る。一つはそのままに、一つは穴を幻影で隠し、一つは草や土で隠し、そして草や土で偽装された落とし穴の幻影を何もない地面に作る。
 何が本物で何が幻影なのか、相手を惑わす技術を学んでいく。
 
 部品: 幻影使いの特徴的な格好
 幻影使いはそろってシルクハットを被っていることで知られる。正装としての意味合いよりも、どちらかと言えば手品師や奇術師をイメージして着ているようだ。
 このため、マントや燕尾服のような小洒落た衣装を好む者も多い。
 また、幻影使いは手に指輪をはめることが習わしとなっている。宝石の煌めきが眩い幻影に通じるからか、はたまた魔力の焦点具としてであるのか、それは幻影使い自身に聞かねば分からないことである。
 
 部品: 長い耳
 長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。
 
 部品: 長身痩躯
 種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。
 
 部品: 長い髪
 森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。
 
 部品: 革製の日常着
 天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。
 
 部品: 瞑想通信を使うことが出来る
 森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 
 
 部品: 基本の職業適性
 人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。
 
 部品: 森国人の習慣
 自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。
 
 部品: 森の恵みを得る
 森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。
 
 部品: 森国人の流用実績
 このアイドレスは玄霧藩国が製作しました。
 飛翔@海法よけ藩国さんに流用いただきました。
 ありがとうございます。
 
 部品: 玄霧藩国の森国人
 森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。
 
 部品: かくれんぼ上手とは
 かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。
 かくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。
 判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。
 何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。
 大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。
 
 部品: そもそもかくれんぼってなに?
 「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。
 鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。
 一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。
 子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。
 
 
 部品: 物陰にひそむ
 隠れる側の基本は隠密である。
 鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。
 建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。
 そして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。
 もし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。
 
 部品: 音と気配のコントロール
 人がいる音というのは存外目立つものである。
 この音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。
 「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。
 足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。
 膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。
 また、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。
 
 部品: 誘導
 より能動的な隠密として、誘導がある。
 自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。
 失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。
 
 部品: 走って逃げる。走って捕まえる。
 万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。
 相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。
 自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。
 
 部品:  運
 運も実力のうちである。
 たまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。
 実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。
 
 部品: 霧の結界術とは
 魔力を多く含んだ霧を発生させ、これを操り魔法的な脅威から自身と周囲を護る結界魔法である。
 濃密な霧は視界を制限する効果もあり、結界内への侵入を躊躇わせることも効果のひとつと言える。
 
 部品: 水の魔法とは
 水を操る低位魔法の総称。
 水を自在に動かすことから始まり、熟練すれば空中から水を呼び出したりすることも出来る。
 ある程度までならほぼすべての国民が使うことができるが、消防活動や戦闘行動に用いることができるようになるには相応の訓練と才能が必要である。
 紅茶を淹れることは誰にでもできるが、素晴らしく美味しい紅茶を淹れることができる人間は限られる。水の魔法も同じことだ。
 
 
 部品: 水を自在に動かす
 水の魔法のもっとも基本となる術。水の魔法の練習は誰でもここから始めるし、そして奥義へと通じるのもまたこの技術である。
 コップの中の水を魔力だけで回すことから始まり、水の形を変えて水で動植物を象ったりする。
 タライに水と洗剤をいれて、この魔法で洗濯できるようになれば、立派な家事魔法使いだ。冬場の水仕事でも手荒れ知らずで、ご近所さんの尊敬を集めることができるだろう。
 
 部品: 水をぶつける
 水を浮かせたりして任意の場所へぶつける術。
 水の魔法の攻撃的な応用と言えば言えるが、しょせんは水であるため、通常はバケツで水をぶっかけられた、くらいの衝撃がせいぜいである。
 また、夏場には子供達がこの魔法を使って水のかけ合いをして遊んでいる姿が見られることもある。
 低物理国家の消火活動ではしばしばこの魔法が使われる。狙った位置へ水をかけて消火を行うだけでなく、延焼しそうな建物や樹木があるならば、先回りしてこの魔法で水をかけて回るという。
 
 部品: 水を呼び出す
 何もない所から水を呼び出す。雨だって何もない空から降ってくるのだから、水だって何もない空中から出せるのは道理である。 
 しかし、湿気の多い日は消費魔力が少なく、乾いた空気の日は消費魔力が多い。また川や湖の傍、森の中では水を呼び出しやすく、砂漠では呼び出しにくいといった経験則から、どうも水の属性が強い地域や環境というものがあるらしいということが分かっている。
 
 部品: 水を抜き取る
 水を含んだものから水を抜き取る。熟練した魔法使いであれば、切り花をドライフラワーにすることも容易い。
 ただし、動物や地面に根付いている植物は魔力抵抗が高いため水を抜きとれない。これは水を抜き取る対象が生物であるかどうかというよりも、それに魔法抵抗力が備わっているかどうかで、水を抜き取れるか否かが決まる。強い効力の魔法ではないため、魔法に対して抵抗されるようなものには使えない、と考えてよい。
 横着な魔法使いが洗濯物をこの魔法で乾かしていたが、太陽の光にあてて乾かしたものと違いだんだん臭くなっていくという噂がある。
 
 部品: 前提となる技術と術式の伝授について
 霧の結界術を使うには水の魔法に対する熟練を必要とする。また、その上で霧の結界を張るための術式や心得の教えを受ける必要がある。
 この魔法を伝授できる師範は藩国内でも限られており、彼らに実力と人格を共に認められなければそもそもの伝授が行われない。
 また、霧の結界術を習得したとしても、師範として伝授を行えるようになるには、さらに霧の結界術自体の扱いに習熟した上で、藩王に任命を受ける必要がある。
 
 部品: 霧を発生させる
 魔力を含んだ霧の結界を発生させる。 
 基本的には自身を中心として周囲に発生させるが、複数の術者で共同して広い範囲に結界を張ったり、基点となる触媒で囲んだ範囲に発生させる場合もある。 
 個人で霧の結界を張る場合、その範囲の広さは個人の技量と魔力量による。 
 ただし、風通しの良い場所では霧が吹き散らかされるだろうし、逆に風通しの悪い場所では実力以上に広い範囲に霧を充満させることもできるだろう。魔法と頭は使いようである。
 
 部品: 視線を遮る
 霧の結界が十分に張り巡らされた場所では、濃密な霧によって視線が遮られ、霧の向こうに居る術者の姿を見ることは基本的にできない。
 このため、弓矢などの射撃武器の単純な命中率は著しく低下することになる。
 もちろん、術者の側から結界の外を見ることも出来なくなるため、注意が必要である。
 
 部品: 霧に濃淡をつける
 霧は一様な濃度で散布するのでなく、意図的に濃淡をつけることができる。この技術に習熟することで、重点的に防御したいところに霧を集中させることができる。
 また、霧の中に踏み込んできた者の視線を誘導する目的でも使うことができる。人間、霧の濃いところと薄い所があれば、まだしも先が見える場所へ進みたくなるものである。また、あえて霧の濃い場所に術者が潜んでいると予想する者もいるだろう。霧の結界の内部は、術者と侵入者の心理的な駆け引きの場でもある。
 
 部品: 霧の動きを把握する
 自身の魔力を含ませた霧を動かし、その濃淡まで操ることができるということは、すなわち霧の動きを理解しているということである。
 霧の粒一つ一つの位置が分かるわけではないが、水中で水の動きからその流れを感じるように、霧の流れから結界内の動きを感じることができる。
 これを応用して、霧の結界に踏み込んだものや魔法を把握し、そこへより多くの霧を送ることができる。
 
 部品: 魔法を妨害する
 魔力を含んだ霧で空間を満たすことで他の魔法を使いづらくすることができる。
 濃密な霧の中でマッチに火を点けることが難しいように、大量の「他者の魔力」に包まれた状態では、技量の低い者は上手く魔法を使うことができなくなるだろう。
 ただし、これは術者の側も同じである。結界を張っている術者本人は他の魔法を使うことはできないし、その霧の中で魔法を使うという条件は同じであるため、仲間の術者にとっても魔法の妨害効果は発生する。
 この課題を乗り越えるために、霧の結界術を使う者と共に戦う者は、普段から結界内での魔法行使の練習や、視界の悪い中での戦闘訓練を行う必要がある。
 
 部品: 結界の防御相性
 攻撃魔法、特に火炎の魔法のような炎系魔法に強い。魔力の矢を直接飛ばすような魔法に対しても、十分な減衰効果が期待できる。
 反面、ストーンバレットを投げつけるような物理的効果のある魔法には効果が薄い。あくまでも霧の結界なのである。
 
 
 部品: 複数人による結界の同時展開
 複数人で結界を作ることで効果を増大させることができる。より濃密な霧を発生させることも可能であるし、複数の術者自身が結界の基点となり、広い範囲に結界を展開することも可能である。
 もちろん、この連携は一朝一夕にできるものではなく、普段から詠唱や魔力の波長を合わせる訓練などを行う必要がある。
 
 部品: 結界基点の準備による強化
 結界の基点となる触媒を用意することでより強力な結界を作ることができる。触媒となる宝石を予め埋めておいたり、大きく育った樹木などと契約を交わして基点とすることもできる。
 また、個人で結界を張る場合にも、魔力を含んだ水を瓶から振り撒いて魔法で操り、地面に陣を描くことで簡易な基点とすることもできる。
 
 部品: 気象条件による効果
 じめっとした曇りの日などは発動も早いし効果も高い。砂漠などでは消費魔力が増え、発動も遅くなる。
 風の強い日はあまり広範囲に結界を広げることができない。代わりに風上から風下へと結界を普段より広く張ることができる。
 自然の霧が出ている場合は効果が明らかに強くなるなど、気象条件によって効果の増大・減衰・変化の激しい魔法でもある。
 このため、霧の結界術を使うものは天候を常に気にかけている。
 ある意味では、屋内や洞窟の中など、閉所の方が強い効果を得ることができると言える。
 
 
 部品: 霧の迷路の魔法との連携
 この魔法は、ゴロネコ藩国に伝わる霧の迷路の魔法と同時に使用することで、より効果の高い「霧の迷路の魔法」として発動することが出来る。
 本来、霧の結界術はほかの魔法の発動を阻害するが、同系統の魔法である霧の迷路の魔法との間では高い相乗効果を発揮する
 その迷路に入り込んだ者は、方向感覚を狂わされ、魔法の行使も阻害される状況に陥り、また、動きを把握されて誘導され、一度撤退するしかなくなるだろう。
 
 


インポート用定義データ


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                 "title": "虚実を交えた幻影術",
                 "description": "幻影使いの戦闘法において真っ先に学ぶことは、幻影を使わないことである。\n本末転倒しているように思えるが、幻影使いの繰り出す攻撃がすべて幻影であっては、簡単に対処されてしまうのだ。\n例えば、ナイフを一本、的へ向かって投げる。本物のナイフの十倍の幻影を同時に的へ向けて飛ばす。\n例えば、落とし穴を三つ掘る。一つはそのままに、一つは穴を幻影で隠し、一つは草や土で隠し、そして草や土で偽装された落とし穴の幻影を何もない地面に作る。\n何が本物で何が幻影なのか、相手を惑わす技術を学んでいく。",
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             "title": "幻影使いの特徴的な格好",
             "description": "幻影使いはそろってシルクハットを被っていることで知られる。正装としての意味合いよりも、どちらかと言えば手品師や奇術師をイメージして着ているようだ。\nこのため、マントや燕尾服のような小洒落た衣装を好む者も多い。\nまた、幻影使いは手に指輪をはめることが習わしとなっている。宝石の煌めきが眩い幻影に通じるからか、はたまた魔力の焦点具としてであるのか、それは幻影使い自身に聞かねば分からないことである。",
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                     "description": "種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。",
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                     "description": "森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。",
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                 "title": "革製の日常着",
                 "description": "天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。",
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                 "description": "森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 ",
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                 "title": "基本の職業適性",
                 "description": "人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。",
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                 "title": "森国人の習慣",
                 "description": "自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。",
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                 "description": "森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。",
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             "description": "かくれんぼ上手とはかくれんぼの技術が高いものことをいう。幼少期からかくれんぼを遊ぶ中で、遊びながらも技術の向上を胸におき、試行錯誤を繰り返した結果かくれんぼ上手となる。\nかくれんぼ上手になるために必要なのは素早く正確かつ冷静な判断と行動である。\n判断が遅ければ行動も遅れ刻一刻と変化する状況についていけず取り残されるであろうし、間違った判断を下せば行動は思いもよらぬ結果を生むだろう。また、冷静さを失えば判断や行動そのものも危うくなる。\n何度も何千度もこれらの判断と行動を繰り返し、素早く正確かつ冷静な判断と行動を行えるようになったものがかくれんぼを制する。\n大人になってからも大人げなく子どもに混じったり大人同士で本気のかくれんぼ遊びを繰り返した結果、身につくこともある。",
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             "title": "そもそもかくれんぼってなに?",
             "description": "「かくれんぼ」とは、主に子供向けの遊戯の一種である。\n鬼になる人を決め、その者が一定時間視界を塞ぎ数を数える間に、鬼以外のものは鬼に見つからぬよう隠れる。\n一定時間後、鬼は探索を開始し、鬼以外のものを探し出すといったルールが一般的である。\n子どもの遊びのためその場の空気やメンバーで細かなルールは変わるが、一方が隠れ一方がそれを見つけるといったルールはおおむね共通する。\n",
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             "title": "物陰にひそむ",
             "description": "隠れる側の基本は隠密である。\n鬼の視界から外れる場所や見つけにくい場所の検討をつけ、潜む。\n建物内はもちろん、遮蔽がある場所や視界が悪い場所なども有効である。\nそして隠れる側になったとき、ただ単に逃げる、隠れるだけではなく「自分が鬼ならどう考え動くか?」といった思考も重要だ。\nもし自分が相手の立場だったら、と考えることでより柔軟な思考が可能となり、思わぬ危険に気付くことがある。",
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             "title": "音と気配のコントロール",
             "description": "人がいる音というのは存外目立つものである。\nこの音と気配を極力殺すために細心の注意を払う。\n「抜き足・差し足・忍び足」で素早くかつ足音をなるべく立てずに移動する。\n足をそっとつま先立ちをするように抜き上げ、差し入れるように静かに下ろし、人に気付かれないよう忍んで歩く。\n膝とつま先と踵を意識するとやりやすい。\nまた、呼吸音や自分の体温による熱気など、自身と周囲の物や状況を観察、確認し、なるべく気配を殺し、音を立てぬように行動する。",
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             "title": "誘導",
             "description": "より能動的な隠密として、誘導がある。\n自分と離れた場所に目立つものを置いておく、どこから投げたかわからぬよう小石を投げる、わざと物音を立てるなどの行動により相手の注意をひいたり、逸らしたりする。\n失敗すれば発見の確率は上がるが、うまくいけば相手の行動をコントロールできるだろう。",
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             "title": "走って逃げる。走って捕まえる。",
             "description": "万が一見つかってしまった場合や、見つかりそうになったときにはその場所を捨て逃げることも有効である。\n相手が複数である危険性や、動くことにより発見の確率が上がることなどは十分意識し、隠密か、逃走かその場に合わせた行動を行う。\n自分が鬼の場合は逃走する相手のルートを想定し、追いかけ、捕まえる。",
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             "title": " 運",
             "description": "運も実力のうちである。\nたまたま鬼がいない方向に進めた、たまたま鬼が明後日の方向を向いているときに移動できた、たまたま何気なく探した場に隠れている相手がいた。\n実力が明らかに上の相手にもひょんなことから勝利する。いわゆる時の運であり、そんなこともある。",
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             "description": "魔力を多く含んだ霧を発生させ、これを操り魔法的な脅威から自身と周囲を護る結界魔法である。\n濃密な霧は視界を制限する効果もあり、結界内への侵入を躊躇わせることも効果のひとつと言える。",
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                 "description": "水を操る低位魔法の総称。\n水を自在に動かすことから始まり、熟練すれば空中から水を呼び出したりすることも出来る。\nある程度までならほぼすべての国民が使うことができるが、消防活動や戦闘行動に用いることができるようになるには相応の訓練と才能が必要である。\n紅茶を淹れることは誰にでもできるが、素晴らしく美味しい紅茶を淹れることができる人間は限られる。水の魔法も同じことだ。\n",
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                 "description": "水の魔法のもっとも基本となる術。水の魔法の練習は誰でもここから始めるし、そして奥義へと通じるのもまたこの技術である。\nコップの中の水を魔力だけで回すことから始まり、水の形を変えて水で動植物を象ったりする。\nタライに水と洗剤をいれて、この魔法で洗濯できるようになれば、立派な家事魔法使いだ。冬場の水仕事でも手荒れ知らずで、ご近所さんの尊敬を集めることができるだろう。",
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                 "description": "水を浮かせたりして任意の場所へぶつける術。\n水の魔法の攻撃的な応用と言えば言えるが、しょせんは水であるため、通常はバケツで水をぶっかけられた、くらいの衝撃がせいぜいである。\nまた、夏場には子供達がこの魔法を使って水のかけ合いをして遊んでいる姿が見られることもある。\n低物理国家の消火活動ではしばしばこの魔法が使われる。狙った位置へ水をかけて消火を行うだけでなく、延焼しそうな建物や樹木があるならば、先回りしてこの魔法で水をかけて回るという。",
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                 "description": "何もない所から水を呼び出す。雨だって何もない空から降ってくるのだから、水だって何もない空中から出せるのは道理である。 \nしかし、湿気の多い日は消費魔力が少なく、乾いた空気の日は消費魔力が多い。また川や湖の傍、森の中では水を呼び出しやすく、砂漠では呼び出しにくいといった経験則から、どうも水の属性が強い地域や環境というものがあるらしいということが分かっている。",
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                 "title": "水を抜き取る",
                 "description": "水を含んだものから水を抜き取る。熟練した魔法使いであれば、切り花をドライフラワーにすることも容易い。\nただし、動物や地面に根付いている植物は魔力抵抗が高いため水を抜きとれない。これは水を抜き取る対象が生物であるかどうかというよりも、それに魔法抵抗力が備わっているかどうかで、水を抜き取れるか否かが決まる。強い効力の魔法ではないため、魔法に対して抵抗されるようなものには使えない、と考えてよい。\n横着な魔法使いが洗濯物をこの魔法で乾かしていたが、太陽の光にあてて乾かしたものと違いだんだん臭くなっていくという噂がある。",
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                 "title": "前提となる技術と術式の伝授について",
                 "description": "霧の結界術を使うには水の魔法に対する熟練を必要とする。また、その上で霧の結界を張るための術式や心得の教えを受ける必要がある。\nこの魔法を伝授できる師範は藩国内でも限られており、彼らに実力と人格を共に認められなければそもそもの伝授が行われない。\nまた、霧の結界術を習得したとしても、師範として伝授を行えるようになるには、さらに霧の結界術自体の扱いに習熟した上で、藩王に任命を受ける必要がある。",
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                 "title": "霧を発生させる",
                 "description": "魔力を含んだ霧の結界を発生させる。 \n基本的には自身を中心として周囲に発生させるが、複数の術者で共同して広い範囲に結界を張ったり、基点となる触媒で囲んだ範囲に発生させる場合もある。 \n個人で霧の結界を張る場合、その範囲の広さは個人の技量と魔力量による。 \nただし、風通しの良い場所では霧が吹き散らかされるだろうし、逆に風通しの悪い場所では実力以上に広い範囲に霧を充満させることもできるだろう。魔法と頭は使いようである。",
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                 "description": "霧の結界が十分に張り巡らされた場所では、濃密な霧によって視線が遮られ、霧の向こうに居る術者の姿を見ることは基本的にできない。\nこのため、弓矢などの射撃武器の単純な命中率は著しく低下することになる。\nもちろん、術者の側から結界の外を見ることも出来なくなるため、注意が必要である。",
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                 "description": "霧は一様な濃度で散布するのでなく、意図的に濃淡をつけることができる。この技術に習熟することで、重点的に防御したいところに霧を集中させることができる。\nまた、霧の中に踏み込んできた者の視線を誘導する目的でも使うことができる。人間、霧の濃いところと薄い所があれば、まだしも先が見える場所へ進みたくなるものである。また、あえて霧の濃い場所に術者が潜んでいると予想する者もいるだろう。霧の結界の内部は、術者と侵入者の心理的な駆け引きの場でもある。",
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                 "title": "霧の動きを把握する",
                 "description": "自身の魔力を含ませた霧を動かし、その濃淡まで操ることができるということは、すなわち霧の動きを理解しているということである。\n霧の粒一つ一つの位置が分かるわけではないが、水中で水の動きからその流れを感じるように、霧の流れから結界内の動きを感じることができる。\nこれを応用して、霧の結界に踏み込んだものや魔法を把握し、そこへより多くの霧を送ることができる。",
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                 "title": "魔法を妨害する",
                 "description": "魔力を含んだ霧で空間を満たすことで他の魔法を使いづらくすることができる。\n濃密な霧の中でマッチに火を点けることが難しいように、大量の「他者の魔力」に包まれた状態では、技量の低い者は上手く魔法を使うことができなくなるだろう。\nただし、これは術者の側も同じである。結界を張っている術者本人は他の魔法を使うことはできないし、その霧の中で魔法を使うという条件は同じであるため、仲間の術者にとっても魔法の妨害効果は発生する。\nこの課題を乗り越えるために、霧の結界術を使う者と共に戦う者は、普段から結界内での魔法行使の練習や、視界の悪い中での戦闘訓練を行う必要がある。",
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                 "title": "結界の防御相性",
                 "description": "攻撃魔法、特に火炎の魔法のような炎系魔法に強い。魔力の矢を直接飛ばすような魔法に対しても、十分な減衰効果が期待できる。\n反面、ストーンバレットを投げつけるような物理的効果のある魔法には効果が薄い。あくまでも霧の結界なのである。\n",
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                 "title": "複数人による結界の同時展開",
                 "description": "複数人で結界を作ることで効果を増大させることができる。より濃密な霧を発生させることも可能であるし、複数の術者自身が結界の基点となり、広い範囲に結界を展開することも可能である。\nもちろん、この連携は一朝一夕にできるものではなく、普段から詠唱や魔力の波長を合わせる訓練などを行う必要がある。",
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                 "title": "結界基点の準備による強化",
                 "description": "結界の基点となる触媒を用意することでより強力な結界を作ることができる。触媒となる宝石を予め埋めておいたり、大きく育った樹木などと契約を交わして基点とすることもできる。\nまた、個人で結界を張る場合にも、魔力を含んだ水を瓶から振り撒いて魔法で操り、地面に陣を描くことで簡易な基点とすることもできる。",
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                 "title": "気象条件による効果",
                 "description": "じめっとした曇りの日などは発動も早いし効果も高い。砂漠などでは消費魔力が増え、発動も遅くなる。\n風の強い日はあまり広範囲に結界を広げることができない。代わりに風上から風下へと結界を普段より広く張ることができる。\n自然の霧が出ている場合は効果が明らかに強くなるなど、気象条件によって効果の増大・減衰・変化の激しい魔法でもある。\nこのため、霧の結界術を使うものは天候を常に気にかけている。\nある意味では、屋内や洞窟の中など、閉所の方が強い効果を得ることができると言える。\n",
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                 "title": "霧の迷路の魔法との連携",
                 "description": "この魔法は、ゴロネコ藩国に伝わる霧の迷路の魔法と同時に使用することで、より効果の高い「霧の迷路の魔法」として発動することが出来る。\n本来、霧の結界術はほかの魔法の発動を阻害するが、同系統の魔法である霧の迷路の魔法との間では高い相乗効果を発揮する\nその迷路に入り込んだ者は、方向感覚を狂わされ、魔法の行使も阻害される状況に陥り、また、動きを把握されて誘導され、一度撤退するしかなくなるだろう。",
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最終更新:2017年10月10日 23:13