シノビガミ初心者向けガイド キャラメイクのガイド

 キャラメイクをするとき、これを見ながら一つ一つ進めていくとやりやすいと思います。

 

1.階級
 初期作成時の階級は中忍になります。
 以下は、中忍を作成する場合の手順です。

 

2.流派を決めよう(p.26~)
 六大流派のうち、どれを使用するかを決めましょう。
 各流派には、流儀仇敵得意な特技分野、そして、専用の流派忍法および秘伝忍法が設定されています。
 流儀と仇敵は、アフターでの功績点の取得に関わります(p.71、表内「流儀の達成」)。

 
また、レギュレーションによっては下位流派を使用することができます(p.41~p.43)。
 
下位流派を選択するためには、それぞれに設定された条件を満たす必要があります。
 
下位流派には、独自の流儀と仇敵が設定されており、特技や忍法の取得範囲も変わってきます(後述の3、4を参照)

 

3.信念を決めよう(p.33)
 キャラクターがどのような信念に基づいて行動するかを定めます。アフターの功績点の取得に関わります(p.71、表内「ロールプレイ」)。

 

4.特技を決めよう(p.33~)
 まず、流派によって設定された得意分野の両隣にあるギャップを埋めます(p.36)。

 
そして、特技リストの中から、特技を6つ修得します。
 
流派の得意分野から3つ自由に3つを修得します(同じ分野から6つ取得するというアホなことも可能)。
 
なお、下位流派ならば、得意分野から2つ、自由に4つの特技を修得します。

 
特技は行為判定の際に使用します(p.53~)。

 

5.忍法を修得しよう(p.36~37、参考p.76~)
 
忍法を4つ選んで修得します。キャラクターシートには既に「接近戦攻撃」が記入されているので、合計5つの忍法を修得できます。 忍法とは、他のTRPGでいうスキルのようなものです。
 
修得できる忍法は、汎用忍法(p.78~)、自分の流派の流派忍法自分の流派の秘伝忍法、の3種類です。ただし、必ず一つは自分の流派の流派忍法か秘伝忍法を修得しなければなりません。また、忍法によっては、中忍では修得できない忍法もあります。
 
なお、下位流派ならば、その下位流派専用の流派忍法を修得することができます。ただし、秘伝忍法を修得することはできません。

 
忍法名の右側に「退」と書かれた忍法は、退魔編専用の忍法です。要するに、妖魔が敵として出てくるレギュレーション用の忍法です。対立型のシナリオでは使用できないことが多いので、よく確認しましょう。

 
接近戦攻撃の指定特技を選ぶのを忘れないようにしましょう(p.37)。

 

6.奥義を修得しよう(p.38、参考p.69)
 
奥義は、そのキャラクター固有の必殺技です。効果指定特技奥義名と演出、の3つを決めます。
 
奥義の内容は秘匿情報です。

 
奥義の効果を、p.38にある7種類の中から1つ選びます。
 
奥義の指定特技を、修得している6つの特技の中から1つ選びます。
 
奥義にイカした名前とフレーバーを決めましょう。大抵どんなことをしても許されます。

 

7.忍具を決めよう(p.40)
 
p.40に書かれている3種類の忍具の中から、2つを取得します。同じものを2つ取得しても構いません。
 
どの忍具を取得したかは秘匿情報です。

 

8.設定を考えよう
 
キャラクターシートに残った欄を埋めていきます。
 
キャラクターの名前、年齢、性別、表の職業、外見、性格その他もろもろです。

 

以上で、キャラクターは完成です。

 

 

以下は追加ルールです。レギュレーションを確認した上で導入しましょう。

9.下位流派
 
下位流派は、レギュレーションによって許可されない場合がありますので、よく確認しましょう。
 
特技習得の自由度が広がり、専用の流派忍法もビビッドの効いたものが多いので、初期作成の条件では強くしやすいような気がしますが、別にそんなこともないという説もあります。

 また、シナリオによっては微妙な顔をされる下位流派もありますので、特に、条件の難しい「No.9」、人型をしていない「ブレーメン」にしたい場合はGMに相談するといいでしょう。

 

10.背景(p.121~)
 
背景として、「長所」と「弱点」を1つずつ修得することができます。「長所」を取らずに「弱点」だけを修得するといったこともできます。


  弱点」は、不利な効果を受けことになる代わりに、功績点を獲得できます。これは、初期作成で功績点を得るほぼ唯一の方法です。
 なお、シナリオによって、「侵食」や「人質」などは嫌われる場合がありますので、GMに相談するとよいでしょう。

 
長所」は、功績点を支払うことで修得でき、有利な効果を得ることができます。
 
背景の中には、特定流派を使用している場合に、得られる功績点が増えたり、必要な功績点が減少したりするものがあります。

 

11.仕掛け(奥義開発ルール、p.158~)
 
奥義に、「強み」と「弱み」を1つずつ設定することができます。奥義の種類によって、追加できる「強み」や「弱み」の種類が違います。背景と違い、「強み」と「弱み」は必ずセットで追加します。
 
また、功績点を2点支払うごとに、「強み」と「弱み」を1つずつ追加することができます。
 
ただし、「弱み」にはかなりキツイものが揃っているので、下手に取るよりはプレーンな奥義の方が強いかもしれません。

 

12.その他の功績点の使い道
 
功績点を2点支払うことで、追加の忍具を1つ獲得することができます(p.40)。忍具は6個まで持つことができます
 
また、特殊な忍具等を獲得することもできます(p.139)。

 

 

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最終更新:2014年05月16日 00:16